ビハーラ本願寺 ・ カナムグラの実 ・ ケナシヒメムカシヨモギ

11月16日(水) 

城陽市にある特別養護老人ホームビハーラ本願寺 ビハーラ奈良担当の訪問日。

どうしても予定が取れ無い僧侶や会員が重なってしまったので、法友からの依頼で、

応援??(応援にはならないであろう)という形で参加させていただきました。

                    特別養護老人ホームビハーラ本願寺。

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           2008年3月末に事業の開始にあたって、内覧会以来の訪問です。

         玄関を入ると直ぐの安穏ホールに阿弥陀如来立像がご安置されています。

      故人間国宝截金(きりかね)師、工芸作家 江里佐代子さん の阿弥陀如来立像です。

      仏像は夫である仏師 江 里  康 慧 さんの作品です。
 

            「ビハーラ本願寺」 安穏ホールにご寄贈くださったそうです。

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                 13:30からの 正信偈 勤行  応援の奈良教区のH若院さまの調声。

               利用者さんの力強い勤行・・・・声を思いっきり出すことって好いですよね。 

           
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                      勤行の後、応援の奈良教区K若院様のご法話         

    ご法話からの覚え書き。

    親鸞聖人の 「鸞」という字は七高僧のお一人曇鸞大師(どんらんだいし)の「鸞」の一字を
    いただかれました。
    鸞は鸞鳥・・鳳凰の一種とも言われています。
    親鳥は金色の羽を持っていますが子どもの羽は黒い色だそうです。
    親鳥は子鳥を慈しみ育てているのですが、子鳥は自分と全く違った羽の色の
    親鳥をどうしても分かりませんでした。
    (仏様が私を呼び続けてくださっているのに、気づくことが出来ないのです)
 親鳥はどのようにしたのでしょう・・・・・金色の羽を泥の中に潜って黒く染め子鳥に寄り添ったそうです。
(そのようにまでして親(仏さま)の存在を私に気づかせようと、ご苦労くださったおすがたなのでしょう。)

ご法話の後、会員が熱演です 宇陀市から1時間20分車で応援に来てくださった。

芥川龍之介作 蜘蛛の糸 の紙芝居

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11月17日(木) 

              友人が野菜を沢山いただいたのでお裾分けをするから・・・と電話をくださった。

              ホウレンソウとタベタイ菜(チンゲンサイに似ています)をいただいて帰る。

              苔むした庭にハラハラと山茶花が散った・・・多くの花弁の仲間のもとに。


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         初夏にはサミダレハギとも呼び、秋には水辺に垂れ下がって揺れていたケハギ

                  随分黄葉が進み、水の流れに散り始めました。
          

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               辛かった秋の花粉症が少し楽に感じています。

         アレルゲンの カナムグラ アサ科 カラハナソウ属 がこんなに実をつけています。

         この実が弾けて、来秋には空き地一面に花が咲き乱れ、花粉を飛ばす逞しい生命力。


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         カナムグラが生い茂る隙間に ミドリハコベ ナデシコ科 ハコベ属

        ヨメナ ・ ホトケノザ・ カタバミ ・ イヌタデ等々の小さな花と共生しています。

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          ヒメツルソバ タデ科 イヌダテ属の群生 いつの間にか空き地一面の敷き物に。


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            綿毛を蓄えた  ケナシヒメムカシヨモギ   キク科   ムカシヨモギ属

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     今年も玄関脇に夏休みをしていた エリカ・ホワイトディライト ツツジ科 エリカ属

目を覚まして白い蕾を沢山蓄えてくれています。


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               夏は木陰で過ごしたオキザリス・ウェルシコール こちらも目覚めです。

               同じ花を今年も同じ様に見られることは有り難いことです。 
                     

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         お訪ね有難うございました。


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