

友人が担当してくださった佐賀紅葉づくしの旅へ。
大阪南港発 18日 16:50 お出かけはまたまた雨のご縁。
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九年庵内玄関へ・・・小さな旅の始まりです。
大阪南港を出航したCITY LINE 名門太洋フェリー、夜の瀬戸内海の航海はまた趣があります。
17:00には、夕食のバイキング海側の座席獲得のためレストランへ。
すでに行列が出来ていました。
夕食をゆっくりいただいていると、明石海峡大橋通過の案内を聞いて外に。
小雨のなか、段々近付く赤石海峡大橋・・・・・通過するまで目で追っていました。
11月19日(土)


北九州 新門司港着 05:30
新門司港に入港した時は ジャジャ降りの雨。


どうなることかと嘆いていたのですが、バスで九年庵に到着する頃には小降りになりました。
九年庵の苔むした庭、苔の種類は約40種類とか。
茎が10cmにも達したウマスギゴケのグリーンが雨に一層輝いていました。
毎年訪ねておられるお方のお話・・・・・今年の紅葉は今一だとか!
150本近くのモミジ類が植えられているそうです。
庭一面に広がる苔はまるで絨毯を敷き詰めてかのような美しさです。
苔の帽子を被った利休灯篭。 お茶の木の白い花・紅葉・苔の色のハーモニー。
佐賀の大実業家・伊丹弥太郎が明治25年に造った別荘。
明治33年から9年の歳月をかけて築いた6,800㎡の庭園。
九年庵と名付けられた意味が分かりました。
当時の九州で茶室や築庭について並ぶものなしといわれた名人、
久留米市寺町誓行寺住職、阿(ほとり)和尚が彼の築庭の理論であるところの
「自然をあるがままの姿で活かし、水の有るところ、水を使う」茶道の奥義をその心として、
庭木、庭石の一つ一つを吟味し、納得いくまで組替えを命じ完成させました。
一般公開 11月15日~23日 9日間のみ一般公開されています。
九年庵の出口から仁比山神社へと地続きに。
仁比山神社は行基が京都松尾明神の分霊を安置したことに始まるといわれています。
地元では「山王さん」と呼ばれ庶民に親しまれている神社です。
樹齢800年以上といわれている大きなクスノキがあります。
神埼町の天然記念物 「仁比山神社のクスノキ」といわれる木で樹高約 34.5m 根回り 7.2m 。
仁比山 神社の鳥居 と 拝殿 樹齢800年以上と言われるのクスノキ。
社殿奥に御神水・・・気温が高かったので、冷たい水を美味しくいただきました。
拝殿前の雨に濡れた紅葉
仁比山神社から坂を下ったところに茅葺屋根が見えてきます。
長崎でシーボルトに学んだ幕末の医者・蘭学者伊東玄朴の旧宅と案内されています。
玄朴は種痘を導入するなど、近代医学の父として知られています。
この旧宅は玄朴が20歳のときに建てられたものです。 (県史跡指定) 雨は小止みに。
ゆったり時間をいただいたので、思い通りの見学をさせていただけました。
九年庵への細道、時間の経過と共に添乗員の旗の数が増え見学者の行列が出来ています。
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バスは川上峡 十可苑へ。
十可苑は旧鍋島藩主の別荘で、かつては「十可亭山房」と呼ばれ、幕末~維新の激動の
佐賀の舵取りをした鍋島直正はこの地を愛し、ここで幕政を思案したと言われてます。
49,586平米の敷地を持つ日本情緒あふれる庭園で、山の斜面の高低差を活かした園内は
深山幽谷に遊ぶ趣があり、秋には色鮮やかな紅葉に彩られます。
園内の一角には、地元出身の日本画家立石春美の記念美術館があります.
十可苑の紅葉は少し遅れそうです。

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予定通り昼食場所、武雄温泉御船山観光ホテルへ移動。
松花堂風弁当に豚ロースの豆乳鍋 美味しかったです!
昼食後ホテル間近の御船山楽園へ紅葉散策。
池のほとりを囲むオレンジ葉・緑葉・黄葉・燃えるように色付いた紅葉。
山茶花の白・ピンク 真っ赤な南天・晩秋の素晴らしい風景でした。
樹齢170年の大藤・・・・・白と紫の2色の花が4月下旬から咲き誇り、
香りは意かばかりでしょう・・・・想像しながら藤棚を見上げて通り抜けました。
御船山(標高21m)は300万年前、有明海から隆起して出来た雄々しい山と案内されています。
中国の山水画のよな雄大な絶景です。
ふもとに広がるツツジ・・・咲く頃を想像しながら ・・・・・・
御船山 と つつじ谷
大小2つの池を囲むモミジ並木 ・・・ 雨上がりの木々は色鮮やで輝いて見えました。
急な階段を上り下りしながら五百羅漢へ。
約1300年前行基が御船山に入山し、釈尊像三体、羅漢像五百体を彫り、
洞窟に安置したと伝えられています・・苔むした岩屋は私たちの枯葉を踏む音のみ。
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バスは旅の最終見学地 ・・・・ 有田の大公孫樹 (ありたのおおいちょう)
「公孫樹」は中国語から・・植樹した後、孫の代になって実が食べられるという意味。
泉山弁財天神社境内にあるおそらく日本一であろうと思われるのイチョウの巨木。
樹齢約1000年、高さ40m、根回り18m、枝張り東西31m。
1926年(大正15年)、国の天然記念物に指定されています。
イチョウの乳と呼ばれる木根が出来て、上部に大きな木根が何本も垂れてきています。
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九州の諸大名は、朝鮮半島から多くの陶工を日本に連れ帰った。
鍋島直茂が連れ帰った多くの陶工のうち李参平と宗伝が有名である。
李参平は陶土を求めて肥前を転々とするうちに、有田の泉山に良質の白磁鉱を発見し、
磁器の生産に取り組むようになる。これが後に、古伊万里、柿右衛門、鍋島の三流を産み、
有田は日本における磁器発祥地といわれるようになるのである。
泉山磁石場近くの石場神社の境内に李参平像が。
トンバイを使って作られた陶工之碑。
有田焼の原料となる陶石が400年間堀続けられている泉山磁石場跡。
道を尋ねたご縁で地元の方が案内してくださった・・・・・僅か6人での散策。
削り取られ剝き出しになった白っぽい山肌・・・・・その場所への道も白い砕石道・・・
鼻の穴のようにも見える穴の長さはⅠkmにも及ぶそうです。
集合時間までの間、地元の方の案内で泉山石場相撲場跡へ細道を上る。
濡れた落ち葉から顔を見せたスミレ・ガンクビソウ・
泉山石場相撲場跡は雑木に覆われて既に当時を様子を知ることは出来ませんでした。
黒のズボン膝下が、ぼかし模様が入りました・・・・・引っ付き虫に取り付かれたのです。
友人のズボンを見て笑ったのがいけなかったのか私の模様の方が大きいようです。

最後の観光を終えて帰阪の途に ・・・・・
最終休憩九州自動車道古賀SAで、食料を買い込み、新門司港へ。
新門司港発 19:50 CITY LINE 名門太洋フェリー レディスルーム。
11月20日(日)

大阪南港着 08:20 楽しかった旅の終り。
1日違いの晴天 ・・・・ 旅の中身は変っていたでししょうか??
長いお付き合いの友との旅、雨であろうと嵐であろうと・・・変らなく楽しいに違いありません。
あああああ!!!! 全て取ったはずの引っ付き虫・・・何匹か?とうとう大阪まで連れ帰りました。
長々とお付き合い有難うございました。

この記事へのコメント
いっしい
聞き覚えのある地名に?? あら佐賀県へお出かけだったのですね
隣県なのでよく知ってる所ばかりです
でも九年庵は、まだ中には入ったことがありませんでした
駐車場までは行きましたが、あまりの人出の多さに何度か断念しました
こちらで見せて頂いて、とても素敵な所だと改めて良く分かりました
来年は根気強く待って見ることにしようかぁ・・・・出来るかなぁ・・・(笑)
雨と仲良しのようですね、でも雨に濡れた苔むした庭園もとても素敵ですね
雨も味方にして、とても良い絵が撮れましたね~さすがです
火龍果
旅行お疲れ様でした、と言うより
も、とっても楽しかったようですね。
晩秋の趣きのある映像を拝見して
いい時期に旅行出来る事、とても羨ましく
思いました。
今回アップして頂いた場所、全て初めてでした
九州人ですが、佐賀で思いつくところと言えば、
唐津のおくんち、有田焼、嬉野温泉、祐徳稲荷、
小城羊羹ぐらいしかしりませんでしたので、
へぇ~こんな所があるんだぁ~
という驚きの連続でした。
素晴らしい映像で楽しまさせて頂き、
有難うございました。
woosan
夜の瀬戸内クルーズ満喫されたようですね、そして九年庵のしっとりとした光景素敵でした、却ってカンカン照りよりも趣があって素晴らしかったのではないでしょうか。
かつて私も高知から晴海埠頭まで20時間の船旅をした事がありますが、サンフラワーでしたが太平洋側でしたので夜になると何も見えません、同室の友と騒いでいただけの記憶があります。
sakko
名門大洋フェリー、私も乗りました。明石海峡大橋の写真も
晩ご飯はバイキングだった・・・・
同じだ~と2009年の春でしたが・・・
でも着いてからの行き先が全然違います
私のは単なる観光、壱岐や湯布院、夢の大吊り橋などでした。
帰りは福岡空港から伊丹に・・・でした。
やろいさんは珍しいところを回られましたね
これもツアーでしたか。
高尚なツアーもあるのですね。
九州は何回か行っていますが、初めてのところばかりです
一日、充実した観光でしたね。
雨もまた良しと思いましょう。
今日も雨の予報です。冷え込みは昨日よりましですね。
smile
あら・・・お近くまでいらしていたのですね。
やろいさんが食料を買われた「九州自動車道古賀SA」まで
車で15分くらいのところに私の家がありますので
なおさらです。
佐賀の「九年庵」一度行ってみたいと思っていますが
なかなか重いお尻が・・・笑
いつも写真で見ていますが、やろいさんのお写真を拝見して
雨の九年庵 しっとりとしてまた素敵だと思いました。
ミクミティ
そして、盛り沢山の旅。羨ましいです。
それぞれが、魅力的で非常に参考になります。
特に興味深かったのは、泉山磁石場跡。ここで掘られた土をから世界的に有名な有田焼(伊万里)焼きが作られたのですね~。
その穴の長さに、歴史を感じます。
空
往路復路とも船中泊ですか。
ずいぶんあちこち見学されて、強行軍なのに驚きました。
雨降りだったようですが、苔は雨の時が最高!
足もとさえ悪くなければ、雨の風情もいいのですが…
船の旅もいいですね。
一度荒れた海で酔ったことがあるので、フェリーは敬遠していますが、
やろいさんのレポートを拝見して再考したくなりました。
いっしい さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
>隣県なのでよく知ってる所ばかり・・そうだったんですね!
案外近いところ行く機会を失いますよね、奈良の私も遠くから訪ねて来られて、ええ。。。そんなに有名だったんですか!何て答えることも(笑)
>あまりの人出の多さに・・新門司に5:30ですから・・一番のりのようなものです。
そんな訳でゆっくり静かに雨でしたが、見学できました。
集合時間の頃には・・何と道には行列が出来ていました。
春の拝観もあるようです・・夕方がどうも空いているようです。
雨の縁が多いので・・もしかして私が・・・そんなはずはと(笑)
苔が雨でとても綺麗でした。
火龍果さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
何しろ強行軍でしょう・・
でも船旅好きなんです・・・飛行機よりゆったりしますでしょう。
船室がとても好かったので仲間4人で楽しんで来ました。
佐賀県案外小さな県ですが、近くに吉野ヶ里遺跡もあるのですね。
雨のご縁でしたが・苔むした庭は雨のお陰?で
素晴らしい眺めをさせていただきました。
写真はイマイチですが、ご縁がありましたら、
訪ねて見てはいかがでしょうか。
woosan へ
コメント有難うございます。(^。^)
強行軍の旅のようですが、船の旅はゆったりします。
瀬戸内海は、波が穏やかですので、大型フェリーでの旅は苦になりません。
小さなホテルの移動のような感じで、展望のお風呂も利用しました。
足を伸ばしてゆったり夜を過ごせます。
20時間の旅は長いですね(笑)
太平洋・・真っ暗です・・四国の旅思い出しました。
雨の九年庵・・苔の色ががとても印象に残っています。
I子
九年庵、素晴らしいですね。初めて知りました。
雨にぬれた紅葉や苔の色が鮮やかですね。
晴れの日とはまた違ったしっとりとした風情があっていいものだなあと思いました。
赤や黄が織りなすグラデーションが綺麗ですね。
目に鮮やかな赤いもみじには心が洗われる思いがしました。
十可苑・御船山楽園などそれぞれ楽しませていただきました。
それにしても、大阪までやろいさんにくっついてくるとは、何と逞しい引っ付き虫ですこと!
sakkoさんへ
コメント有難うございます。(^。^)
>明石海峡大橋の写真も 晩ご飯はバイキング・・同じでしたか。
>これもツアー・・これもツアーなんですが名門大洋フェリー主催なんです。
ので往復名門大洋フェリーを利用します。
ベットの差額料金も割安です。
小さなホテル移動の感じで快適でした。
身体を伸ばして休めるのが何よりです。
次回もこの船で行きたいなあ...なんて思っています。
雨が付いてまわってお出かけはお天気が好いですね。
雨の庭苔は素晴らしかったです。
smile さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
九州自動車道古賀SA・・・そんなにお近くにお住まいだったんですね。
佐賀の「九年庵」・・機会があれば雨の苔・・・好いですよ。
smile さんのお花つくりとは少し趣が異なりますが、それもまた好しです。
近くでもなかなか重いお尻が上がらないのは同じ様ですよ。(笑)
どこかに何時かまた・・・なんて思いがあるのです私は。
遠いと、計画してくださったので行くことが出来たのでしょう。
好いご縁でした。
ミクミティ さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
瀬戸内海の航海・・・フェリー会社主催の旅だったので。
大型のフェリーの瀬戸内海の旅は静かで心地良い船旅です。
泉山磁石場跡・・偶然の見学だったんです。
大銀杏の見学を早く終えて、地元の方に白い砕石道のことを尋ねたのです。
そんなことから李参平さんの神社のことなど教わり、泉山磁石場跡へ
案内してくださったのです。
壮大に感じました・・・・泉山磁石場跡。
磁器の歴史を目の当たりにして、少し感動でした。
とても得した感で嬉しかったです。
空 さんへ
コメント有難うございます。
>往路復路とも船中泊ですか・・そうなんですよ。
このフェリー会社の企画旅行なんです。
友人が船旅が好きなので2月に1度ぐらい参加しているのです。
ゆったり部屋ベット差額も優遇されているので快適です。
瀬戸内なので時に揺れは無く快適でした。
私はこのフェリー会社の旅は2度目ですが、身体を伸ばして休めるので、
小さなホテルの感覚でした。
お風呂も快適でしたよ・・・
九年庵の雨の苔・・・好いですね!!
I子 さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
九年庵・・友人が昨年から今年こそ・・・と計画してくれました。
フェリー会社の企画ツアーがあったので便乗しました。
なかなか快適な船旅でした。
強行軍に思いますが・・・移動する小さなホテル・そんな感覚なので、
少しも疲れた感はなしに快適でした。
ただ雨・・・でも九年庵は雨が似合っていたかも知れません。
引っ付き虫随分難儀してバス移動で駆除したのですが・・
南港に着いて・・・大笑いしました。
じゅん
はるわか
九年庵、素晴らしいですね。
同じ趣味のお友達が居られるのは良い事ですね。
雨に洗われた木々が又綺麗です。
御船山とつつじ谷一緒にツツジが咲いた様子を思い浮かべ
ながら拝見しました。
九州のひっつきむしさん、船旅ご苦労様でした。
じゅん さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
船の旅、なかなか好いものですよ。
友人が特に好きなので今回の担当をしてくれました。
大型のフェリーは小さなホテルの移動のようで、
お風呂だってシャワー室だってあるんです。
ゆっくり急がない旅にも・・また夜の移動なので時間を有効に使えます。
山の細道を歩いたのでまあすっかり気に入られてしまいました。
バスの移動でしっかり退治したと思っていたのですが・・
南港まで・・・南港の土に置いて返りましあ。
来年もしかしたら・・南港で芽が出て花が咲いて・・・・(笑)
はるわか さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
先年から行こう・・と友人が申し込んでくれました。
雨の九年庵・・苔むした庭はとても美しい眺めでした。
40年来の友人4人とどこかへ出かけます・・・普段はウォーキング・
お茶べり・・・それぞれに違った所でのボランティア・・
御船山とつつじ谷一緒にツツジ・・私も想像しながら散策できました。
泉山石場相撲場跡への山の細道で引っ付かれました。
バスで難儀して取ったのですが・・何と南港までお供してくれた
いくらかの引っ付き虫の子孫を増やそうとする強さを感じました。
fujisan
nobara
私も出かけたところもありました。
九年庵は1週間だけのOPなのでツアーの人で混みますね~
でも一度は行って、見たいとは思っていますが・・・
限定のOPは麻生さんの別荘など出かけたことがあります。
船の旅もまったりと楽しそうです。
あはは。やっぱり雨さんも同行でしたのね~
でもお写真が瑞々しくてすばらしいですね。
fujisan さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
お久しぶりです・・お嬢様のことおめでとうございます。
往復船旅・・案外楽しかったです。
長い時間ですが、ゆっくり身体を伸ばして休めますので助かります。
傘をさしての紅葉や苔を愛でる・お出かけは雨のご縁が続いています。
庭の苔はとても美しかったです。
>女性達の友人パワーは羨ましいものが有ります・・・でしょう!
やはり友人との旅は一番です。
連れ合いには申し訳ないのですが・・家庭の延長になりますから(笑)
fujisan さんの一人旅もまた好いでしょう!
nobara さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
強行軍のような船旅でしたが、とてもゆったり気分です。
小さな移動ホテル感覚ですので、船旅は好いです。
麻生さんの別荘・・あの麻生さんですか??
そうなんです・・やっぱり雨さんも同行したのです(笑)
春の公開もあると聞きました。
ご縁がありましたらお出かけくださいね。
雨だったら苔がきれいです・(笑)
yamaちゃん
蒲原有明 の「有田皿山にて」の詩 がいいですね。
真昼時。日は照り盛る
南国の磁器の町なか。
一人行く旅の物憂く
・・・・・・
奈良茶碗堆(うづたか)く、
鉢、小壺、犇(ひし)めけるそが中に
花瓶(はながめ)は驕(おご)り艶(つや)めき、
酒坏(さかづき)はつつましく笑み、
・・・・・物をやおもふ、
丹(に)の色の歓楽の夢、
哀愁の呉須(ごす)の唐草。
静(しづ)もれるその生命(いのち)をば
愛(め)でつつも、われや感(かま)けし、
いつしかに、胸にも迫る
寂しさの払ひがたなき。
日盛りの南国の町・・・・・・
人気なき衢(ちまた)をば往(ゆ)きつ還(もど)りつ、
玄鳥(つばくらめ)しきりに飛びぬ。
yamaちゃん さんへ
気持ち玉・コメント有難うございます。(^。^)
yamaちゃんさんの植木鉢や盆栽鉢を拝見していて
そんな感じを受けていました。
有田の泉山は地元のお方のご好意で案内してくださいました。
とてもラッキーだったと喜んでいます。
焼き物を見るのは好きです・陶器は備前がお気に入りです。
染付けは鍋島が何となくお気に入りです。
一度訪ねてみてください・先人の有田の陶工のご苦労が偲ばれます。
>白玉(はくぎょく)の磁器の膚(はだへ)に
染み匂ひ、物をやおもふ、――
丹(に)の色の歓楽の夢、
哀愁の呉須(ごす)の唐草。
静(しづ)もれるその生命(いのち)をば
愛(め)でつつも、われや感(かま)けし、
いつしかに、胸にも迫る
寂しさの払ひがたなき。。・・・ジンときます。
有難うございました・・・知らなかった詩を教わりました。
たそがれ
たそがれさんへ
コメント有難うございます。(^。^)コメントをいただいて驚いています。
お身体大丈夫でししょうか。
フェリーの旅は案外気楽で好きなんです。
時間を有効に使えますし、案外お得なんです(笑)
今日は時に寒かったです・・・寒暖の差が激しく少々困惑しています。
お役御免の日を願いながら待っています。
十分お大切に。