門前ご縁まちマルシェ 被災支援のコーナー8日間開設

1月9日(月)     備忘録

朝、近鉄で寒さ対策グッズを身に付けて京都へ。

年末から依頼されていた、西本願寺 門前ご縁まち マルシェでの応援。


 
  親鸞聖人750回大遠忌法要の記念行事として「ご縁まちフェスタ」を開催しています。
  古くから本願寺と共に歩む門前町。
   この門前町を大遠忌法要を機縁に新たに「ご縁まち」と名づけ、法要期間中を中心に
   「ご縁まちフェスタ」と称し、さまざまな催しを開催しています。


               9日は午後からの法要のため、御影堂境内は静寂です。

                 葉をすっかり落とした大銀杏のお出迎えを受ける。


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     阿弥陀堂の前は賑わっています  ・・・・ 阿弥陀堂が成人式会場になっているようです。

                    振袖やスーツに身を包んだ新成人の方の姿が。

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 堀川通りには親鸞聖人750回大遠忌法要御正当をお迎えする佛旗。

                                            「ご縁まち」へと続く総門


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                ご縁まち(本願寺門前町)のシンボルでもある伝道院。


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          門前ご縁まち マルシェ  元植柳小学校グラウンド 巨大な特設テント。

     門前町の仏具・念珠等のお店をはじめ、京都ならではのお店がおよそ50店ほど出店します。
 

                          東側入り口正面JIPPO 

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               JIPPO・・・特定非営利活動(NPO)法人JIPPO

    
  親鸞聖人750回大遠忌の宗門長期振興計画の推進にあたり、災害復興支援などに
  取り組むために「世のなか安穏なれ」の願いのもと宗派が設立母体となって平成20年11月に設立。

     台風12号がもたらした記録的な豪雨により、被災された奈良の方への支援のために、

         この場所で奈良の名産品を販売するのが、私の今日1日のお役目です。

            販売初日なので、品物のセッティングの工夫に時間がかかりました。

           僅かな種類でも買っていただきやすいように、接客しやすいようにと。

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               叱られそうだけど・・・何だかダサイユニホーム・・尊い意味がありました。

             東日本大震災後、現地へ救助に行ってくださった方からの借り物だそうです。

      お隣さん艶やかなピンク色、好いなあ!!と、 「交換しましょうか?」 聞こえたようです

                友の背中を写して見ました disaster relief(災害救助 )


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       販売品は 吉野本葛・葛きり・吉野檜のお箸・吉野杉のお箸・そして奈良ふきん・

       割り箸の種類の多さにへえええと。

      らんちゅう(卵中)箸 ・・割り箸の中では最高級品です。

       お箸の中で1番人気でした・・50膳  なんと 200円 

      杉らんちゅう箸・一本利休箸とも呼ばれ中太両細の面取りの落ち着いた静かな
      形状を持つ「中広平箸」です。 
      千利休は、客を招く日には朝、必ず吉野地方より取り寄せた杉の赤身部分の箸材を、
      お客の人数分だけ小刀で両端を細く加工して、軽くて持ちやすく、
      食べやすい箸を削り作ったといわれています。
      この削り立ての杉の赤身部の箸には、主人の温かい心を豊かな香りとして伝えています。



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                  売り上げ金は全て義捐金として贈られます。

                    勿論、交通費・食事代全て自費です。

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     マルシェ内の特設ステージでは様々なアーティストが登場されているようですが、
     全く覚えていません ・・・ 自分の持ち場で精一杯でした。

     「笑い」もお届けされています・・・・  桂 鯛蔵さんの 「数珠つなぎ」

                       お向かいさんのお店、 そしてステージでの落語会。


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      ささやかな募金と福島のお土産。
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    品物の残りと売れた数の照合 ・・・ 皆さまより一足お先に失礼しました。

        すっかり日が落ちかけ、薄暗くなって人通りもまばらなご縁まち。

                    明りが点り始めた頃、京都駅へと急ぎました。

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                           明日は他のメンバーと交代します。

       災害は、 いつどこで起こるかわかりません。

      大地震や豪雨などの自然現象は、 人間の力ではどうにもできませんが、

      災害による被害は、 私たちの日頃の努力によって減らすことが可能かもしれません。

      自分の身は自分で守る「自助」、地域の方や身近にいる方どうしで助け合う「共助」が、

      どれほど大切なことかを人を介して今回再確認したことでした。


                   足跡を残していただければ嬉しいです。


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