イヌビワ クワ科 イチジク属
ビワに似ているが、ビワより劣っている・・という意味らしい。
イチジクに似ているから コイチジク ・・ とも。
姿・形からイメージすると、コイチジクが私にはぴたりとくる。
雌株の花嚢 ・・・ 「食べごろだよ!!」 と、催促するかのように、蜜 が花嚢から滴っています。
イヌビワもイチジク「無花果」と書くように、実ができているのですが、花は見えません。
見えているものは「花嚢(かのう)」と呼ばれるもので、果実内に花が咲きます。
イヌビワは、雌雄異株で雄花を咲かせる株と、雌花を咲かせる株が違います。
たわわに実の付いている この木は雌株です。
雄株は以前に神社のイヌビワとコバチに。
花嚢を半分に切ってみました・・・・・ぎっしりと花嚢の中で花が咲いています。
ジャムにする頃合いの雌株の花嚢 ・・・ 「好きなだけ摘んでね!」 と。
摘み取った実を早速ジャムに。
* 綺麗に洗った実を鍋に入れ、蜜が垂れていたので、砂糖は控えめで60%に。
* 砂糖は2度に分けて入れました。
* 灰汁を取りながら煮上がる前にレモンを絞ります。
* 粒を残して、仕上がりました・色はい薄赤みかかった紫色です。
* お味は思ったよりあっさりと美味しいです・・・・粒粒の口当たりが不思議。
仕上がったジャムをイヌビワをいただいた法友とYさんにお味見として持参。
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ゆかり ふりかけ
今年も法友のYさんから手作りの紅生姜をいただいた。
昨年のいただいた紅生姜の紫蘇が残っていた。
* 少し塩分を落として、天日干しでパリパリに乾燥させた。
手で揉んで粉にして、好きなオカかを煎って粉にして、金胡麻と科学調味料を少し、
お気に入りの味ゆかりふりかけの完成です。
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青紫蘇 佃煮
妹が野菜と一緒に 「青紫蘇が終りに近付いたので佃煮にしては」・・・と。
大株を持参してくれた。
付け合せとしての青紫蘇が、お役目御免になったようです。
* 葉を毟り取り、洗って茹でこぼし、小さく切った。
* 鍋に味醂・醤油・酢・砂糖・市販の出汁の素を煮立てて、青紫蘇を煮る。
* 汁気が無くなって胡麻を混ぜた。
紫蘇の香りが残るなかなかの一品になりました。
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こころもち、朝と夜が過ごしやすく感じるようになりました。
夜明けが随分晩くなり、夕暮れが早くなりました。
南窓に入る日の位置が変わってきました。
着実にどこかに秋が近付いているのを感じます。
明日21日は、奈良でエンマコオロギの初鳴きの平年日とニュースで知りました。