古事記編纂1300年・2013年に約60年ぶりに行われる出雲大社大遷宮を機に、
出雲の古社と関わりの深い古寺の宝物、出雲の重要遺跡から出土した品々を紹介されています。
「古事記」に記された神話の中で、出雲は重要な位置を占めています。
京都国立博物館正面 「大出雲展」 入り口。
全ての場所でカメラ撮影は禁じられています・・が、
このコーナーのみがフラッシュ無しの撮影が許されています。
古代出雲大社復元模型 (1/10)
この本殿が存在した平安時代には「雲太・和二・京三」と、
建物の大きさベスト3が記録されています・・高さかなあ!
「雲太」 1番 出雲大社 ・ 「和二」 2番奈良の大仏殿 ・ 「京三」 3番平安京大極殿。
巨大神殿の高さ48m ・ 階段の長さは109m・・階段の上部に小さな白い人影。
その人影から階段の長さと神殿の高さを感じることができます。
重要文化財 宇豆柱 (うづばしら) 鎌倉時代に出雲大社境内遺跡出土。
宇豆柱は、出雲大社本殿の棟を支えていた柱で、3本の杉の大木を束ねて1つの柱に。
1本の長径が1.3メートル、高さ約1.3メートル、推定重量1.5トン。
3本を束ねた直径は約3メートルになります。
柱ののまわりには大きな石がぎっしりとつめられていたと・・・・
「勝尾木」と呼ばれるもので、棟上に置き、神社の尊厳を示す象徴。
巨大な勝尾木
このコーナーの出口に藍布に染め抜いた歌が印象的でした。
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに
八重垣作る その八重垣を
古事記に、素盞鳴尊(すさのお)が詠んだと記され、日本最古の和歌といわれています。
国宝銅剣 ・銅鐸 ・銅鉾 ・荒神谷遺跡から見つかった銅剣、
迫力ある 「素盞鳴尊八岐大蛇退治(すさのおのみことやまたのおろちたいじ)画稿」等々。
京都 大出雲展 の 詳細を参考にご覧ください。
10月10日より 東京国立博物館 で開催されます。
催促のないものは、常に終了日間近に迫って慌てている自身に呆れています。
行けなくなった連れ合いのチケット、このままでは勿体なので、
チケット売り場へ行こうとされている年配の女性に差し上げました。
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1人で気楽な京都散策・・・・行ってみたかった京都府立植物園の植物生態園へ、
三十三間堂から京都駅まで戻り地下鉄で北山駅下車。
京都府開庁100年記念として造成した日本の森・
植物生態園は日本各地の山野に自生する植物や
古来より栽培されてきた園芸植物を生態的に
できるだけ自然に近い状で植栽しています。
総面積15,000平方メートル、四季それぞれに移り行く
草木の可憐な姿に、なつかしいふるさとの山川を
思い浮かべ、豊かな心の糧となれば幸いです。
植栽植物約1,000種類
nobaraさんが、大分県タデ原湿原の鮮やかな紫色のサワギキョウを。
サワギキョウ キキョウ科 ミゾカクシ属 ショウロウクサギ シソ科 クサギ属
ナンバンギセル ハマウツボ科 ナンバンギセル属 ノダケ セリ科 シシウド属
シラヤマギク キク科 シオン属
下手な写真ですが、心覚えとして残しています ・・ マウスオンで花の名前が。
バイカアマチャ ユキノシタ科 バイカアマチャ属 シロボタンボウフウ セリ科 カワラボウフウ属
カリガネソウ クマツヅラ科 カリガネソウ属 スズムシバナ キツネノマゴ科 イセハナビ属
白色も多く咲いていました。
メハジキ と キセワタ シソ科 メハジキ属
同じ科・属よく似ています葉で区別。 ハマボウ アオイ科 フヨウ属の実
静かな植物生態園は樹木に覆われ零れ日が花や葉に・・・・
そよぐ風が小さな花を揺らし、汗の頬を冷ましてくれます。
「絶滅危惧種指定の花には花のネームプレートは付けられていません」とボランティアさん。
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冷房室で ・・・・・ 私の足元を睨んでいる不思議な花と目が合いました

地面に沿って花茎が伸びます。
2つの目のように見えるところは、地面を歩く昆虫を誘導する食虫植物だそうです。
私もこの目に誘導されました。

花は1週間ほど咲き続けます・・・と ボランティアさんより。
アリストロキア・サルバドレンシス ウマノスズクサ科
観覧温室の癒しになった サガリバナ サガリバナ科 サガリバナ属
夜に咲いて朝には落花する ・・・・ 受け皿に昨夜開花して落花した可愛い花。
絹糸で作った造花のようでした。
2ヶ月かぶりの京都 ・・・ 観光客の多いこと ・・・ 私もそのひとり。
静かな奈良、田舎町の我が家が一番好い

お疲れさま。
この記事へのコメント
nobara
心、ワクワク見させて頂きました。
京都植物園、館長さんの手作りの案内が面白いですね。
そこだけは何度でも訪れたいところです。
お花たちがきれいにまとめられて見やすいですね~♪
さすが!やろいさんだと感服しています((((^Q^)/
アリストロキア・サルバドレンシスはなるほど、ウマノスズクサと納得しました。初見の花ですが、なにかインベーダーみたいで滑稽です。
サガリバナも繊細なお花、上手に見せて下さってますね~
拙い、サワギキョウにTBして下さりありがとうございます<(_ _)>
fujisan
nobara さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。
最後に訪ねたのが地下鉄が開通する前ですから(笑)
京都植物園、館長さんの手作りの案内・・売店で販売されていたので、
手に取ったのですが・・何しろ老眼・・小さい字はメガネにルーペが
要りそうなんで離しました(笑)
nobara さんがお気に入りそうな場所だと思いましたよ。
なかなかnobara さんのようにはまいりません。
少しでも学んで近付きたいと何時も思っています。
アリストロキア・サルバドレンシス・・これは本当に目が合ったのです(笑)
とても覚えられない花ですが、開花の時期にご縁があって嬉しいです。
サガリバナ・・ソウなんでう素敵な工夫がされていました。
fujisan さんへ
「勝尾木」・・と案内されていたのですが、
詳しくと思ってもこの文字では見つかりませんでした。
同じ発音の「鰹木」で検索するとこちらが本命のようです。
初めて「勝尾木」とも書くと記されていましたので
意味がつながりました。
fujisan さん、お詳しいんのですね。
矢車草
やろいさんの精力的な京都散策には感動します 綺麗な花
珍しい花 楽しませて頂きました
minoc
中学の修学旅行は、出雲でした。冠位束帯の神官から一同にお払いの禊を受けましたよ。・・・思い出をありがとうございました。
空
眼のような模様はふつう敵を撃退する効果があると思っていましたが、こちらは誘導するのですね。
サガリバナもカラスウリの花に似ていて、神秘的です。
暑さに負けずに咲く花に勇気づけられます。
古代出雲大社の復元模型は、出雲大社の門前で観ましたが、建物と階段のバランスがくずれるほどの高層建築を造ろうとした意図はどのようなものだったのでしょうか…
矢車草さんへ
コメント有り難うございます。(*^_^*)
矢車草さんも京都へ行かれたのですね。
折角の一人散策です・・自由が何よりです。
1人で外食が苦手なのでこんなときは困ります。
植物園には15年以上もご縁が無かったようです。
地下鉄は植物園の北門の直ぐ側なんです。
1人で自由でこれもまた違った楽しみでした。
minoc さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
古事記の編纂1300年のご縁で見ておきたかったのです。
どのような発想だったのか不思議です。
神のお住まいはは高くなくてはいけなかったのでしょうか・・
考えが単純ですね!(笑)
中学の修学旅行は、出雲でしたか!へえええ!
私は信州の小諸でした(笑)
おかげさまで中学校の修学旅行思い出させていただきました。
遠い遠い遥か昔になりました(笑)
空 さんへ
コメント有り難うございます。(*^_^*)
本当に目が合って驚きました!ええええ!
これが花って!
奥が深いですね植物の世界も!
地面に膝をついて写真を撮りました・・
そのお陰は通る方にこの植物を見ていただく機会になりましたよ。
サガリバナ・・とてもお気に入りで夜咲く想像をさせていただきました。
復元模型・・ご覧になられたのですね・・
バランスがくずれるほどの高層建築・・・長い階段が徐々に沈下で本殿が幾度も転倒したらしいとか・その都度再建・・それほどの思いは何だったんでしょう。
神は高いところではならないのかも・・・
sakko
私はなんとなく忙しく最近は歩くのが苦手になっています
というのは歩くと腰が痛くなるので散策等途中で腰がと思うと
躊躇してしまいます。
長い名前のアリストロキア・サルバドレンシス・はじめてみました
じっと目が合うと怖いですね
たくさん並んでこちらを見られるとうろたえますね。 食
虫植物ですか。
こんな大きな目で見られると虫は近寄らないと思うのですがね
下がり花の落果した花、綺麗ですね
昨日ブルースターの種が弾けて飛び出しました 種を取っておこうと
トレーに乗せました 似ているような・わが家のサワギキョウはまだです。
もう少しというところで一鉢、あの白絹病にやられました
ナンバンキセルは開花ちかしです。
気候が不順だったので心配でしたが 沢山咲きそうです
京都に・・・・行って見たいな~のsakkoです
sakkoさんへ
近頃1人での気楽さが良くわかってきました。
自分のペースで自由に進退を決められるのが何よりです。
以前は旅に1人で・・と聞いたときはええええと驚いていましたが、
一人旅の好さを知ってしまうと、これが楽しくなるのが不思議です。
でも食事が困ります・・1人でレストランなど利用したことが
ほとんどありません・・
お弁当を持っていくか・・途中で買って景色の好い所で
いただきます・・・これが困ります。
アリストロキア・サルバドレンシス・・本当にビックリしました。
色んな花があるのですね・・奥が深いです。
anadera
京都は、若いころ、よく一人旅で行きましたが、今では、ブラブラ旅で、近場です。一人旅は、楽しいですよね。
出雲大社の巨大神殿、ぜひ再建復活してもらいたいですね。あー、もう、私が生きている間には、無理ですね。残念です。
じいぼう
woosan
おひとりで京都散策を十二分に堪能されたようですね、一人ってのは気ままで良いです。
大出雲展…見たいですが東京でも無理のような気がします、古人のロマンに少しは触れたいのに・・・読ませて頂いてその積りになっています、有難うございました。
京都府立植物園はやろいさんにとって癒しの場所でしたでしょうね、自然に近い形で植栽されているって素敵です。
アリストロギア・サルバドレンシス…ユニークですね、一時流行ったインベーダーゲームを思い出しました、サガリバナは清楚ですね、散った後も素敵です、受け皿が濃い水色の水盤だったらもっと風情を感じるのでは無いでしょうか。
anadera さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
若いころ、京都へ一人旅で来られたのですね。
近場で知らない再発見が沢山あります。
近場を楽しみましょう。
出雲大社の巨大神殿・・・地震大国・
さていかなることに相成りましょうや(笑)
夢を見ましょう・・・・
じいぼうさまへ
コメント有り難うございます。(*^_^*)
サガリバナ・・夜咲いているカラスウリのようですね。
このお花開いたまま落花するそうです。
カラスウリ・・・開花した状態の面影をなくして朝を向かえますよね。
少々残念です・・・
このお花とても丈夫そうで造花のようでした。
woosan さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
近頃1人行動が多くなりました。
下手な写真ですが、カメラを持っているとどうしても
行動が遅れがちになるのが申し訳ないので・・
出雲展は古事記に関連が深いのと太安万侶の
関係した多一族の地域なので興味を持っていました。
インベーダーゲーム・・そういえば(笑)
サガリバナは清楚・・とても素直に好いなあ!と眺めていました。
I子
出雲大社、十分の一の復元模型とはいえ、すごい存在感ですね。
出雲の国は神話の世界ではなくて、現実であったと実感できます。
「大出雲展」への案内、ありがとうございます。
アリストロキア・サルバドレンシスには、驚きました。
これも花かしら?と・・・
たしかに睨みを効かせていますね。
初めて見た不思議な花です。
植物生態園、興味深く楽しませていただきました。
自然に近い状態で色とりどりに咲いている花を眺めるだけで心がす~とします。癒しの花園ですね。
若山
古事記編纂1300年に合わせた出雲展、興味津々なるも、暑さで自宅篭もりを続ける身、嬉しくもご案内頂き感謝です。
京都植物園も、久しくご無沙汰していました。もうそろそろ活動を始めなければと思うだけで外に足を向けるのは何時の事やら・・・・・
猛暑に負けての暑さ惚け?歳か?気合いが入らない毎日が続いています。やろいさんのバイタリティーを見習わなければと思う日々ですが・・・・・
yaar
お知らせ下さり、有難うございます。
そして、ブログのコメント欄ではなくメールにてお知らせ下さった事、私に恥を掻かせぬ様にとして下さったやろい様の優しい心遣いに感謝しています。
お気付き頂いた浄土真宗西本願寺派という名称は確かになく、普通は「お西さん・お東さん」と言いますが、僧内では西本願寺派・東本願寺派と言っていますので記載させて頂きました。
今の世は訳の分からぬ宗教団体が多く、本当の仏教の教えが忘れ去られていると思います。大勢の方でなくとも、一人でも忘れ去られた心を取り戻して頂けたらと思いブログを拓きました。
手直しをして新たなブログ紹介文に書き換えたく思います。
お知らせ下さり、本当に有難うございます。
これからもやろいさんのブログ拝見させて頂きますね。
I子 さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
復元模型ですが存在感ありますよね。
1000年以上も前にこのような建物が実在したとは
驚きですね。
今年は古事記編纂1300記念なので特別な色んな行事が
開催されています。
出雲は特に重要な位置を占めていますから。
アリストロキア・サルバドレンシス・・遠くからでも
目が合いましたよ(笑)
直ぐに駆けつけて見せていただきました。
不思議な植物・・お花は奥が深いですね!
小さな自然のお花・・いいですね。
I子さんのように写真素晴らしかったらもっと好いのですが(笑)
ご辛抱を…
若山 さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
古事記編纂1300年に合わせた出雲展・・
是非に行って見たかったんです。
最終日に近付かないと行けない自分に腹立たしく感じています。
京都植物園子どもの小さい時から行っていませんでした。
植物生態園へは是非行って見たいと常に機会を待っていました。
1人なので行動を起こしました(笑)
バイタリティと言うより・・生き急いでる感じです。
体力にももう直ぐ限界があります・・そんなこんなで・・
若山 さん・・暑くても出れば何とかなりました。
そのうち寒い寒いですよ!
yaar さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
気持ち玉をいただいてお訪ねさせていただきました。
プロフィールなど拝見して・・・少し気になったので。
失礼かと思ったのですがメッセさせていただきました。
仏縁には遇い難く・ああ弘誓の強縁、多生にも値ひがたく、真実の浄信、億劫にも獲がたし・・親鸞聖人のおことばからうかがえます。
佛縁のテーマーでも日々の法座の様子を綴っています。
有り難うございました。
がこ
京都は、花まで違う感じですね
見たことのない花がたくさんで
烏瓜に似てる花もあるんですね・・・・・
なんだか京都は独特イメージの地みたいですね
がこ さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
久し振りの京都でした。
京都植物園の植物生態園へ行ってみたかったのです。
ようやく機会に恵まれ嬉し思っています。
癒しになる自然の花・そしてビックリするようなお花。
植物も奥が深いですね…
烏瓜にいています… 違うところは花が開いたまま散るのですね。
綺麗です・・夜の姿見てみたいと欲が出ます。(笑)
ミクミティ
まさに神話の世界を雰囲気を堪能できたのではないでしょうか。
東京にも来るのですね。行きたくなりました。
そして、京都の植物生態園の花々は面白いですね~。
特に、アリストロキア・サルバドレンシスは凄いインパクト。 見つめられて怖いくらいです。
マウスオンで花名がでるテクニックも、凄いな~。
ミクミティ さんへ
気持ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
京都国立博物館「大出雲展」見応えがありました。
人の多いこと・・平日なのでゆったりと期待したのですが(笑)
植物生態園・・以前から行きたかったので、
1人散策の機会に自然の草木にほっとします。
アリストロキア・サルバドレンシス・世界には不思議な植物があるのですね。
目が合ってビックリしました。
奥が深いなあ!と散策させていただきました。