白絹病 ・ 静かに忍び寄り全滅した庭の片隅

             裏玄関の小さな庭の片隅に秋を彩る花の1つ、 

                    シュメイギク キンポウゲ科 アネモネ属

                   蕾が膨らんで風に揺れる花姿が好きなんです。

                            3日前のシュメイギク の蕾


画像


            シュメイギクの周辺に咲く クジャクアスター キク科 シオン属 クロウリハムシさんも

                       秋の花の仲間入りし、白い花を咲かせ始めました。
               

画像画像


   生きの長い ルリヤナギ ナス科 ナス属.           ピンクスター ガガイモ科 オクシペタルム属


画像画像




        突然でした…… と思っているのは私だけ!のようです。 

             静かに静かに忍び寄っていた 白絹病…… 全く無知で、無防備した。


            次の日、シュメイギクのこの無残な花姿に唖然と!あのように蕾を蓄えていたのに!

               何故?何故? …… 全く原因が分かりませんでした。

                      sakkoさんの写真で気付いたのです。

                 そういえば気になっていた、正体不明の白い粟粒 


画像画像



         紅白のシュウメイギクだけに止まらず、11月に咲き誇るはずだった何種類かの キクや、

        春に一面に咲いていた3種類のアルストロメリア ・ ブルースター ・ ハンゲショウ 

         頑丈に蔓延る フジバカマ ・ ヒメヒオウギズイセン  さえも枯らしてしまいました。

                    キクの残骸、発病から枯れるまでの早かったこと。

                           無知で気付くのが遅かったのです。    
 

画像画像




                ○で囲んでいる部分、黄褐色のけし粒状の菌核。

    菌核は越年し、翌年の主要な伝染源となり、菌核は土壌中で5~6年間生存する と。

                          大変です!

画像



画像
   遅きに失した感があることを承知で、

    近くの農○屋さんへ相談に。

    オーソサイド水和剤80を薦めてくださった。

    600倍に薄めて早速散布。

    後は野となれ山となれ!!

     何故だろう!子どもの頃祖母から良く聞いた言葉!

     今頃なんで使ったんだろう……。






              良く見ると石柱を挟んで内側にも飛び火 … トサミズキノ表部の根にも付いていた。

               枯れないで!! そして僅かに残ったシューメイギクに頑張れ!


               枯れた残骸は全て取り除き、表土をこそげ、「枯れないで!」 

                   再び叫ぶような思いで薬剤を散布して石灰も撒いた。


画像画像




                   小さい庭にもこもごも、寂しくなった場所に ……  

        あなたはどこから来たの? いつの間にか白絹病地面近くに蔓を伸ばしている。

                  白い小さな マメアサガオ  ヒルガオ科 サツマイモ属

              2cm位の白い漏斗型の花冠 に、雄蕊の紅色がとても可愛いい。 

  
画像画像



                  あなたも何処から誰に連れて 此処に!

                  怖い白絹病が襲うかもよ! 強いのね!

                マルバアメリアサガオ ヒルガオ科 サツマイモ属

              戦後の救援物資とともに帰化が急速に広がったと言われ、

                    だからいつの間にかこの庭にも来たの!

             小さな苗の時、得体が知れないから引っこ抜こうと思ったけど、

                       引っこ抜かなくてよかった!


画像画像


                                 蕾 と 萼

画像



                何処からやって来たかも知れない小さなアサガオにほっとするひと時。

                                 
  
       仏華に育てていた菊花、残念です!  2・3株が残るだけで全滅、今年はとても足りません 

                 現時点で出来ることは一応処置しましたが、土を深く掘ることは

                       木の根っこがあるので不可能なんです。


           白絹病の被害に遭われて、解決できた方法をご指導いただければ嬉しいです。
          

この記事へのコメント

  • 清兵衛

    花も野菜のように病菌に襲われるんですね!
    害虫に比べ病菌は始末が悪いです。
    伝染するので、同じく病菌にかかった野菜は焼却します。
    綺麗な花を咲かせるには苦労もありますね
    2012年09月22日 14:24
  • 白絹病、次々に伝染してゆくのですね。
    見たことがあるような気がしますが、土の上の菌核を発見されたやろいさんの観察眼に感心させられました。
    シュウメイギクは繁殖力も旺盛なのできっと回復することでしょう。
    2012年09月22日 19:09
  • イチロー

    去年、うちの庭にも白絹病がでて
    ジャーマンアイリスと都忘れが全滅しました

    都忘れは
    強いのでまた増えてきたけど

    ちょっと離れた場所に1株残ったジャーマンアイリスは
    大切に育てています

    そろそろ咲きだす紅白の秋明菊
    ショックですよね
    2012年09月22日 20:09
  • 清兵衛 さんへ

    清兵衛 さん、今晩は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    全く無知だったので、何故何故!と驚いていたのです。
    小さな庭ですが、仏華を育てるには事欠かなかったのです。
    こんなに全滅にされるとは思ってもいませんでした。
    >病菌にかかった野菜は焼却…やはりそうなのですね。
    有り難うございました。
    2012年09月22日 20:30
  • 空 さんへ

    空 さん、今晩は。
    コメント有り難うございます。(*^_^*)
    土の上の菌核…参考に調べていたら同じような色と形、
    少々驚きました。
    シュウメイギクは繁殖力も旺盛・そうなんですね、元気な時は
    引っこ抜いて間引いていましたから。
    期待しています。
    2012年09月22日 20:34
  • イチローさんへ

    イチローさん、今晩は。
    お訪ね有り難うございます(*^_^*)
    イチローさんの庭にも白絹病でましたか!
    全く知らなかったのです・・この白絹病のこと。
    ジャーマンアイリスと都忘れ残念でしたね。
    ミヤコワスレとても好きなのですが、
    私の庭では何故だか育ちません。
    1株残ったジャーマンアイリス・・好かったです!
    白のシュメイギク少なかったので残念です。
    残りはピンクのみになりました。
    2012年09月22日 20:40
  • 火龍果

    今晩は~
    猿も木から落ちるやら弘法も筆の誤りという諺
    があるように花好きのやろい様が・・・
    驚きでした。
    我が家のシュウメイキクも明日チェックをして
    みなければ
    白絹病への対策情報が早く収集出来ると
    良いですね・・・
    庭に新しい花が一杯咲くように努力して見て下さい。
    頑張ってねぇ~
    2012年09月22日 20:47
  • いっしい

    シュウメイギク、枯れないで来年も花を咲かせてほしいですね
    大きな虫と違って、菌類、白絹病と言うのですか
    色んなものを枯らしてしまうタチの悪い菌なんですね
    どうか、他に広がらないで薬が効いてくれますように
    大切に育ててきたお花達を、これ以上枯らさないでくださいとお願いしたいですね
    2012年09月22日 21:11
  • 矢車草

    シュウメイギク 初めて見た時なんて素敵な
    お花でしょうと思いました
    私も白とピンクを植えていましたが
    何年か前になりますが 蕾がまだ硬いのに
    枯れてしまいました
    原因は水不足と思っていましたが
    やろいさん

    又元気なお花を咲かせて下さい
    2012年09月23日 10:58
  • ミクミティ

    白絹病というのがあるのですね。沢山の花を枯らしてしまうとは、恐ろしい病気ですね。どこから菌がくるのでしょうか。
    本当にお気の毒でした。
    この経験を今後の栽培に活かせるといいですね。
    2012年09月23日 15:39
  • 火龍果さんへ

    火龍果さん今晩は。
    気つ持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    連れ合いからは狭いところに植え過ぎと言われました。
    冬には葉が無くなるのでそんなに感じなかったのです。
    もう少し様子を見ながら再度薬剤散布を試みようと思います。
    もう少し早くこのことに気付けなかった罰の様です。
    同じ失敗はしないよう心がけます。
    2012年09月23日 20:47
  • いっしい さんへ

    いっしい さん今晩は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    全く知識がなかったので、驚きました。
    野菜も被害に合うそうです。
    ご苦労されていることを知りました。
    枯れるのに本当に短い日で全滅したので驚きました。
    心して菌を始末して、仏華になる花を育てたいと思います。
    除菌を丁寧にしたいと思います。
    2012年09月23日 20:54
  • 矢車草さんへ

    矢車草さん今晩は。
    コメント有り難うございます。
    >シュウメイギク 初めて見た時なんて素敵な
    お花・・・同じ思いで見ましたよ。
    白いシュウメイギクが風に揺られていたことはよく覚えています。
    吉野のお寺でした。
    そのお寺にピンクのシュウメイギクの株を持っていきました。
    翌年紅白のシュウメイギクをお寺で同時に見ることが出来ました。
    2012年09月23日 21:08
  • ミクミティ さんへ

    ミクミティ さん今晩は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    全く無知でした。
    白い粟粒が??と気付いた時にはすでに遅しダッタのですね。
    地中の虫の仕業だと思い込んでいました。
    早く気付けば伝染を防げたかも知れません。
    痛い授業料を支払ったと思い、今後のために注意します。
    2012年09月23日 21:12
  • woosan

    こんばんは。
    白絹病…全く知りませんでした、お庭が壊滅状態ですね、悔しいですね、でも 直ぐに対策をとられたたようで、希望が持てますでしょう が「後は野となれ山となれ」の心境ですか、久し振りで聞く言葉です、今の若い人は知らないかもしれませんね。
    それにしましても外来植物は強いですね、固有種を駆逐しない範囲でしたら、観賞するのに素敵だと思えるものもありますね。
    2012年09月23日 22:15
  • woosan さんへ

    woosan さん、今日は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    私も今回のことで知ることになりました。
    厄介な菌のようです。
    野菜で経験されている方が多いようです。
    もう少し速く気がつけば良かったのですが、
    虫のことばかり頭にあり、いい勉強になりました。
    >後は野となれ山となれ・・祖母がよく使ってましたので
    ふっとそんな言葉を思い出しました。
    若い方からは聞こえませんよね。
    外来種の小さなアサガオ…可愛いので暫くそっとしています。
    2012年09月24日 17:33
  • I子

    こんばんは。
    白絹病というのですか・・・恐ろしい病気があるのですね。初めて知りました。
    やろいさんのお庭はいつも美しい花で彩られているとばかり思っていましたので驚いています。
    気落ちせずにまた元気なお花を育ててくださいね。
    白とピンクの我が家のシュウメイギク、蕾が膨らんできました。
    2012年09月24日 22:19
  • sakko

    白絹病の被害、大きかったですね。
    数年前、福寿草の株に白い粟粒を見つけ??の間に
    枯れてしまいました。
    いつものお姉さんに話したのですが??の様子で
    何の対策もとりませんでした。
    今年は発泡スチロールの落花生でブログに載せたら
    白絹病だとねねまぁにゃさんが教えてくれました
    鉢植えのサワギキョウが急に枯れて、良く見ると白い粟粒がありました。
    私のは箱と鉢の植物だったので処分しやすいですが
    やろいさんのはお庭の広範囲ですので、後の始末が大変ですね
    オーソサイドですね。殺菌剤ですね。
    小さな花壇のシュウメイギクが姿を消しています
    もしかして白絹病だったかも?
    マメアサガオの一人ばえが、今年はその種から発芽したのが
    どんどん増えています。花がかわいいので見ていますが
    種が落ちないうちに引かなくてはと思っています
    あとは野となれ山となれ・・・・吉とでますように
    2012年09月25日 05:11
  • 若山

    お花の庭に異変!白絹病ですか・・・・薬剤散布で防疫出来れば宜しいですが心配ですね・・・・・・人間ならば病状を訴えてくれるのですが、お花には無理!全滅する前に気が付いたのはせめてもの幸い早い快復を願っています。
     すべて、地球温暖化の性とは云いたくないですが、周囲を見渡せば今までに見たこともない植物が芽生えたり、あるべきものが消滅したり、。昆虫や植物も生態系の異変に戸惑っていることでしょう・・・・・
    2012年09月25日 09:49
  • じいぼう

    今年ナンバンキセルはどうなっていますか? 咲いている時期ですね?
    先日曽爾高原であちこちで咲いていました。
    2012年09月26日 07:21
  • nobara

    あ”~~~やろいさんをもってしても、こんなことがぁ~~((+_+))
    どうしたらいいんでしょうね~
    これからの花で蕾も見てらしたから発見も早かったのでは?
    お花の時期でないと見過ごしたかもしれませんね~
    きっと、大丈夫だと思います。お薬が効いてくれるといいですね。
    私など鉢の土をリサイクルして使っていますから~~
    もっともっと気を付けないといけませんね~
    警告をしていただいて~ありがたいです。
    マメアサガオ、アメリカアサガオ、マルバアメリカアサガオ、
    大阪の横堤の散歩道を思い出しました。
    2012年09月26日 11:45
  • I子さんへ。

    I子さん、今日は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    全く無知でした。
    何故枯れたのか、不思議だったのです。
    本当に小さな粟粒のような菌でした。
    同じ失敗を繰り返さないように、失って教わりました。
    シュウメイギク生命力が強いので生残ってくれると思います。
    ほとんどが仏華なので特別なお花はないのです。
    紅白シュウメイギクが揺れる姿はいいですね。
    2012年09月26日 13:32
  • sakkoさんへ

    sakkoさん今日は。
    コメント有り難うございます。(*^_^*)
    何故だかわかりませんでしたので、原因を教えていただいて余好かったです。
    虫かなあ!何んて考えて殺虫剤を散布しました。
    全く方法が違っていたのです。
    小さい庭のところに沢山植えると連れ合いが注意していたのです。
    冬には何もなくなるので…ついいろんなものを植えたのがいけなかったのでしょう。
    小さなアサガオも繁殖するとまた困ります。
    途中で切り取りました。(笑)
    花活けになりませんから…
    あとは野となれ山となれ…なりっぱなしでは困りますから。
    様子を毎日眺めています。
    2012年09月26日 13:43
  • 若山 さんへ

    若山 さん今日は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    白絹病…全く無知でした。
    虫だと思って駆除したのです・・・名前と知るまでは。
    枯れるまでの時間の経過の早かったこと!
    白い粟粒のようなものがくっ付いていたのです。
    じめじめしたところに発生するようです。
    高温多湿の夏場…植物にとっても大変だったんでしょうね!
    繰り替えさないように気をつけます。
    2012年09月26日 13:49
  • じいぼうさまへ

    じいぼうさま今日は。
    コメント有り難うございます。(*^_^*)
    今年は一輪も咲きません。
    何がなのかわからないのです。
    同じ様に種をふりかけたのですが。
    タカノハススキの発育が悪かったのかも知れません。
    鉢なので植え替えをしなくてはいけなかったのかも。
    地植えのタカノハススキにも花は付いていないのです。
    まっていたのですが!
    曽爾で見てきた…と友人からも聞きました。
    お出かけされたのですね!
    2012年09月26日 13:56
  • nobara さんへ

    nobara さん今日は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    無知だったので、害虫ばかり頭にありました。
    殺虫剤の散布で対応していたのには笑えます!
    いい勉強になりました。
    色んな原因があるということを知ったのですから(笑)
    小さな一角なので鉢植えと変りません。
    同じ繰り返しのないように、
    十分注意しながら見守って行きたいと思います。
    マメアサガオ・・勢い過ぎたので先を止めて小さくしました。
    2012年09月26日 14:07
  • eisui

    白絹病、私も知りませんでした。
    マメアサガオだけでも咲いて、癒されますね。
    御薬が効くと良いですね
    2012年09月26日 21:51
  • eisui さんへ

    eisui さん今日は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    知らなくて虫の仕業だとばかり思い込んでいました。
    いろんなこと教わりました。
    枯れるまでの時間が短かったので特に驚きました。
    マメアサガオ・・・逞しさをいただきました。
    様子を伺いながら、対処したいと思います。
    2012年09月27日 14:03
  • minochan

    こんにちは。
    青いヒルガオが素適です。そう大きくない花のようですが、それだけに可憐な清清しさを覚えます。
    白絹病とは恐ろしい病気ですね。驚きました。
    2012年09月30日 16:09
  • minochan さんへ

    minochan さん、今晩は。
    気持ち玉コメント有り難うございます。(*^_^*)
    白絹病…静かに潜入していましたので、全く気付きませんでした。
    そんなことで被害を大ききしてしまいました。
    青い小さな小さなアサガオ・・外来種だそうです。
    とてもたくましい花です。
    でも白絹病もなんのその!沢山花を咲かせてくれます。
    2012年09月30日 19:28
  • saburo

    白絹病ほど始末の悪い菌はありません。いろいろな植物にくっつき、あっという間に木を倒します。完全に駆除するには「クロールピクリン」で土壌消毒するしかありませんが一般の方は本剤が劇物であり、その取扱いも難しいので、白絹病に特化した「リゾレックス水和剤」の1000倍液を株元にしっかりやって様子を見て下さい。また、発生株はその場に放置せず焼却するなどして完全に処分して下さい。なお、菌の生育条件はPH5.9、気温が30度くらいの高温といわれていますので参考にして下さい。私自身も格闘の毎日です。
    2013年09月09日 07:17
  • saburoさんへ

    saburoさん、お早うございます。
    お訪ね有難うございます。
    今年も別の場所で発生…格闘しています。
    発生株は直ぐに処分しています。
    花が終わって一度試した見ます。
    ご指導有難うございます。
    2013年09月09日 08:06

この記事へのトラックバック