
周囲を豊かな田園に囲まれた小さな町のあちらこちらで、
秋まつりの話題が聞こえてきます。
車で大和川堤防沿いを通ると、「御神燈提灯」が目に付き、
村屋神社の「秋まつり」と案内されていました。
村屋神社祭神は弥冨都比売と大物主命。
通称を村屋社、又は森屋社といい、社伝によれば天武天皇がこの社に行幸し
森の中の屋に籠られた故事にちなむものという。
事実、日本書紀には「壬申の乱」において村屋神が大海人皇子に
神託を与えたことが記されている。
中ツ道沿いにある村屋神社が「壬申の乱」の際には重要な戦略拠点であったと考えられる。
町のHPより
町の木・イチイガシが群生する照葉樹林の樹そうに囲まれた拝殿。
太鼓の響きが聞こえました。
サカキ・マダケ・ヤブツハキ・シロダモ
イチイガシ・アラカシ・クロカネモチなどの樹林
村屋坐弥冨都比売神社(村屋神社〕には
奈良盆地の沖積地に極盛相として発達する
イチイガシ林が残存している。(守屋の杜)
高木層はイチイガシが優占して、アラカシ、
クロカネモチなどを交えている。
草本層はべニシダ、テイカカズラ、フユイチゴ、
ヤブラン、ジャノヒゲ、イチイガシの稚苗などが生育し、
この地域では稀に見る良好な林相を示している。
村屋神社社そうは奈良盆地にある照葉樹林の極盛相として、植物生態学上重要であり、
環境保全上からも貴重な存在である。 奈良県教育委員会
極彩色を施す、三間社流造(本殿二社と合間からなる)本殿。
村屋神社太々神楽の準備と打ち合わせ中のようでした。
村屋神社太々神楽
普段滅多にご縁の無い村屋神社の秋祭りの様子を初めて知りました。
杜そうと並ぶ石灯篭 村屋神社地域の「まつり提灯」
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10月11日(木)


午後から浄照寺境内で頑張って咲いてくれた夏の花の片付けと、
冬の花に備えて、30のプランターの土つくりを仲間で整えました。
毎年花苗を贈ってくださる方が、今年も準備くださるそうです…




350年以上淨照寺の歴史を静かに見守ってきた「銀杏の木」…
毎年多くの実を付けます …… これがまた勿体無いのですが実が小さくて

法務員さんがゴミ袋に実を集めて捨てる準備を … 匂いますね !

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10月3日(水)の覚え書き
緩和病棟ホールで開かれている「ほっとサロン飛鳥」の取材に奈良テレビのスタッフが来られた。
放送は10月10日 「奈良県がんと向き合う日」の「せんとくん通信」で放映。
「がん検診普及啓発知事表彰」を団体受賞されたことによる取材だそうです。
がんは、ひとりで向き合うにはあまりにも重すぎることがあります。
患者さん自身や家族が体験しなければ分からない「全人的苦痛」と呼ばれる辛さを
語り合える場として、緩和ケア病棟「飛鳥」に3年前、「ほっとサロン飛鳥」として誕生しました。
回を重ねるごとに、要望と熱意が拡がり、治療を受けられる病院で次々にサロンが誕生しました。
現在、奈良県に8箇所の病院で「がんサロン」が開かれています。
感心のある方は何方でも参加できます。

今日、お寺で作業中、「やろいさんテレビ見たけど!何で!」 …
「大きなマスクをして、うろうろしていたのに分かった!そりゃ2人に1人はがんでしょう!」 …
「元がん患者夫妻よ!」 と …… 歳月の経過は、けろっとして言えるようにしてくれました。
