折り紙でサンタクロースを折る

10月30日 

      折り紙でサンタクロースを折って、緩和のリビングに置く準備に入りました。

         「あわてんぼうの サンタクロース クリスマス前に やってきた」 
 
                 幼児教室のクリスマス行事で歌った歌詞を思い出しながら……


      私個人は仏教徒なので、行事に付いての意味合いはありません。

      小さなサンタさんが並んでいると、手にとって笑みを誘うこともあるので、

      そんな想いで作っています。


         1枚の折り紙で、簡単に可愛いサンタさんを1つ折ることが出来ます。


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                  色んな大きさの紙を用意してみました。

                  1枚の赤い折り紙を4等に切ります。 


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                     上部から折ります。

       三角に折り目を入れて上の部分は少し、 下の部分は中心より下で折り曲げます。

          左右の端を(顔になる部分)画像のように折り曲げます。

                                         お髭になる部分を折り返します。

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                            糊で固定させます。           
                                                とんがり帽子を折り曲げます。        表を向けて帽子の形に折ります。                                
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                  上部が折りあがりましたので下部を折ります。

    上下を折り返します。   左右から中心に折り曲げます。

                       上部を襟のように折り、   折った部分を下に折り曲げてきます。       

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               上部と下部を糊でくっつけて目と口を書きました。


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            この折りかたは随分前に今は亡き患者さんから教わったサンタクロースです。



                          ∴*∴,☆     ☆,∴*∴                                       


              善正寺様より寺報 「善正寺だより」 第372号よりが届きました。
 
                                   11月1日号より抜粋させていただきました。


             たった一言が居場所となり

                       たった一言が居場所を奪う   (11月のカレンダーの言葉)

                          ( 1 )

         もうずいぶん前、高岡市内のお寺に、こんな言葉が掲示されていました。

                 「 一つの言葉で けんかして

                   一つの言葉で 仲なおり

                   一つの言葉で おじぎして

                   一つの言葉で 泣かされた

                   一つの言葉は それぞれに

                   一つの心を もっている 」 

          そうですね。 言葉は人間の心のはたらきそのものと申せましょうが、
         そんな大切な言葉を、私たちは案外ぞんざいに扱っているのではありませんか。
          … … たった一言がいのちを救うて下さることもあれば、反対に、
               たった一言がいのちを奪うこともあるのです  …… 

                         ( 2 )

  昭和42年に出版された島秋人さんの歌集 「遺愛集」は法話の中でも何度も紹介させて
  いただいた私の座右の書の1冊ですが、僅か2千円を奪ったために農家の主婦を殺めた
  「死刑囚の彼が、生涯にたゞ一度「君の絵は下手くそだが構図はすばらしい」と褒めてくださった
  図画の先生を思い出して獄中から出した手紙に、先生ご夫妻からお返事が届き、
  やがてご夫人の勧めによって始められた短歌によって、秘められた才能が芽を吹き、
  花を咲かせて遂に毎日歌壇賞に輝く歌人となられたのです。

          ” この澄めるこころ在るとは識らず来て 

                            刑死の明日に迫る夜温し” 


      という時世をお遺しの彼を生んだのは、通知簿の評価がオール「1」という
      彼に対する図画の先生の、たった一言だったのです。


 
  


                                 合掌             

 

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