近くの百貨店での買い物が早く済んだので、
NHK奈良の紅葉情報に真っ赤な紅葉のマーク(見頃)

城跡近くで駐車出来るのは僅か数台。
14:30この時間から出かければ、もしかしたら駐車出来るかも!
そんな想いで明日香のお隣、高取町へ。
細いカーブの山道をひたすら上ります …… 途中の僅かな空地に車がズラリ!
そんな車を横目に最終地点の七つ井戸側の駐車地へ上って行きます。
運よく1台のスパースが

日本3大山城のひとつ高取城跡
奈良盆地と吉野地方との間に障壁のように連なる山塊中の高峰にあり、
近世の山城としては異例の高さと規模を有し、標高583.9m、
全国で最も比高(山頂と麓の高低差城の入口黒門から390m、
城下町の中心札の辻から446m)があり、中世の山城(カキアゲ城)が
築かれて以来幕末まで 600年余りの歴史を持つ。
その規模において日本一の山城である。
本丸跡から天守台の石垣
本丸跡から二の丸跡方向
杉の巨木の向うに天守台跡 …… この杉は城の歴史を見守ってきたのでしょう。
新櫓跡、太鼓櫓跡の紅葉
本丸跡からの城壁の眺め黄葉・紅葉
敷き詰められた落ち葉が、城跡の雰囲気を演出してくれます。
本丸虎口跡の石垣の連なり重要な防御拠点。
高取城の虎口からは、城内が見通せないように
天守台下の打込みハギと算木積 道を屈折させる構造になっています。
別名 越智城
元弘2年(1332)南北朝時代、大和高市の豪族・越智氏が、
高取山の頂に砦のような城「かきあげ城」を築いたのが始め。
別名 芙蓉城
郡山城の控えの城として、最後の一戦を決すべき拠点とし、
天正13年(1585)大和郡山城主「豊臣秀長」の重臣「本多太郎佐衛門」が、
天守閣・石塁など本格的な築城が進められた。
寛永17年(1640)幕府大番頭「植村家政」が高取藩主となり、
以後14代228年、植村家が藩主となる
本丸跡からの見晴らしい眺望
本丸跡からの眺める紅葉の樹木
紅葉樹林の向うに大峰山系の眺望 十三間多聞と十五間多聞の跡
もう一度振り返って天守台と紅葉
明治中期まで白亜の城郭があり、雄大なその姿は
「巽高取 雪かと見れば 雪でござらぬ 土佐の城」 と うたわれた。
その日本一の山城とうたわれる天守閣に27の櫓、33の門 16世紀末の威容復元 映像。
日本最大級の山城「高取城」のかつての姿を3次元のコンピューター・グラフィックス(CG)で
再現する試みを奈良産業大学情報学部(三郷町)の学生らが始めた。
「たかとり観光ボランティアガイドの会」から話を持ちかけられた大学側が
「研究と学生の技術習得にうってつけ」と無料で引き受けた。
~~~~~~



城跡内 ・・・ 真っ赤なトウモロコシのようなマムシグサの実にいくつも出合う。
シシウド セリ科 シシウド属 マムシグサの実 サトイモ科 テンナンショウ属
イタドリ果実 タデ科 イタドリ属 オオイヌノフグリ オオバコ科 クワガタソウ属
フユイチゴ バラ科キ イチゴ属
城跡を下って、駐車地に戻ると車は私たちの車のみに。
壷阪口門付近側の駐車地にはまだ数台が駐車していました。
少し山を下った壷阪寺の紅葉が西日で鮮やかだったので、車を止めてもらった。
壷阪寺境内の紅葉 慈眼堂 天竺渡来 大釈迦如来石像の後からのお姿
高取城跡は何度も訪ねる場所ですが、紅葉のあざやかな色が古代へのロマンをかきたてます。
司馬遼太郎 「街道を行く 大和・ 壺坂道 城跡の森」 に次のよう紹介されています。
「高取城は、石垣しか残っていないのが、かえって蒼古していていい。
その石垣も、数が多く、種類も多いのである。
登るに従って、横あいから石塁があらわれ、さらに登れば正面に大石塁があらわれると
いったぐわいで、まことに重畳としている。
それが、自然林に化した森の中に苔むしつつ遺っているさまは、最初にここにきたとき、
大げさにいえば、最初にアンコール・ワットに入った人の気持ちがすこしわかるような
一種のそらおそろしさを感じた」と…
「最初にアンコール・ワットに入った人の気持ちが……」
確かに大げさなその部分を読んでハットしました … ミニ・ミニ・ミニアンコール・ワットの雰囲気!
外務省海外危険情報が 「危険度1」になった年でしたでから …
あれからもう10年以上にもなるでしょうか。
2012/ 11/ 22
この記事へのコメント
じいぼう
nobara
高取城址って規模が大きかったのですね~
石垣が残っていて、その分紅葉が主役に???
壺阪という名前にも心当たりがあります。なぜか懐かしい・・
イタドリの実がきれいですね~鑑賞足りえますねーーー☆
ご主人様が車を手配して下さってよかったですね~♪
矢車草
高取城 立派だったのですね 四十何年も前に亡くなった祖父の話の中に
高取城の話は良く出て来ました 特に親戚縁者が集まる席では高取城の石垣
の話が終わらない事にはお開きになりませんでした
今日は石垣と紅葉の素敵な写真 有り難う御座いました
久し振りに壺阪寺嬉しいです
じいぼうさまへ
何度か城跡へは行っているのですが、
紅葉のシーズンは久し振りでした。
写真いただいて見頃かなあ!なんて思いました。
何時も一番最上の空地駐車なので7つ井戸から入ります。
・・ので、国見櫓へは行きませんでした。
4時を過ぎてきましたのでそのまま引き返しました。
国見櫓からの眺め格別ですね。
nobara さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
城跡の紅葉見頃のようでした。
人の少ない時間帯を図って出かけました。
日暮れが早いので、これも少々問題ですが!
普段は草が生い茂っています。
「兵どもが夢の跡」です!
シーズンのみ刈り込まれて石垣が綺麗に見えます(笑)
壷阪寺…観音さまで有名です。
連れ合いは城跡が好きなので、案外すんなりです(笑)
矢車草さんへ
コメント有り難うございます。(*^_^*)
お母さまのご実家からは案外近くになりますね。
高取城跡…やはり素晴らしいです。
紅葉のシーズンが一番いいかなあ!
夏場は草が生い茂って何だか気味悪いです(蛇)
再現の映像を拝見して凄さを知りました。
歩くさえ困難な山にあの城壁ですから!
空
東京は雨で、また一層紅葉がすすみそうです。
石垣に多彩な紅葉が映えていますね。
明日奈良に参ります。
やろいさんの数々のページを思い浮かべることになるでしょう。
迷犬さくらのママ
黄昏龍
おっしゃっていたように3連休は
初日はともかく紅葉が見事でしたね!
石垣と紅葉のバランスがなんとも良いですね。
見下ろした状態のアングルの映像が
なかなかに素敵でした・・・
anadera
高取城には、行ったことがありません。行ってみたいですね。
お城と紅葉が、マッチしてますね。
minochan
高取城は古城らしく風情があって、いいですね。あのあたりは、橿原など歴史のある名所旧跡がたくさんあって魅せられます。
小学生の時、奈良へ遠足に行った懐かしい思い出があります。懐いた子鹿が街中まで私たちに付いてきて、追い返すのに大変でした。
空さんへ
コメント有り難うございます。
多分、今頃は奈良のホテルでくつろいでおられることでしょう。
寒い一日になりました。
紅葉多分間に合いそうですね。
明日はどちらか…帰ってのお楽しみにしております。
今日は 玄奘三蔵院伽藍から薬師寺をながめていました。
迷犬さくらのママさんへ
お訪ねくださって有り難うございます。(*^_^*)
寂しいお別れがあったのですね。
思い出は何時までもこころに残るものです。
高取城跡に二人で上ったことを想いだしていただけて
嬉しく思います。
私も何度か歩いて上ったことが有ります。
険しいですね。
紅葉の城跡が一番美しいのではないでしょうか。
あなたのそばで、見守ってくださっていると思いますよ。
黄昏龍さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
今年の3連休は一番紅葉の見頃だったでしょうね。
高取城跡…高い山城と感じます。
先人はどのように山に石を運んだのかと思います。
3次元のコンピューター・グラフィックスを見て、
凄い城だったんだなあ!と感じ入っています。
anadera さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
明日香の近くに築かれた戦国のお城跡です。
随分高い城なんです。
城壁が素晴らしい紅葉と一体になって、見応えがありました。
夏場は少々要注意ですね・・・背丈位の草が繁っていたこともあります。
minochan さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
高取城跡からの眺めは抜群です!
大和三山・大峰山系や眺めのいい日は
六甲山まで見えると聞いています。
橿原も明日香に近いのでロマンをかき立てる地域が多く存在します。
>小学生の時、奈良へ遠足に行った…そうだったんですか!
奈良の遠足・・大仏様かなあ!
鹿さん人になれていますから…そりゃ嬉しくも有り、困りますよね。
sakko
紅葉の一番いい時期ですね。
いつも私のブログに出てくるMさんのご主人がよく
私たちのアッシー君になってくれてあちこち行きました
高取城址は春だったな~
Mさんと「惜しい人を亡くしたな」と言い合っています
夏の終わりごろから腰が痛くなり(生活には困らないのですが)
遠く歩くのが心配なのです
やろいさんのブログで紅葉狩りを堪能させてもらいました
いつも私のブログに優しいコメントを有難うございます
fujisan
はるわか
強固さで残っていますね。
きれいな石のカーブに魅せられます。
人工のものとはいえ 自然の中に溶け込んだ
石垣と自然美の紅葉 息を飲む美しさですね。
足を運んだ甲斐があると言うものですね。
sakkoさんへ
コメント有り難うございます。(*^_^*)
一番いい時期でした・・私はこの時期が初めてなので感動でした。
夏に訪れた時は夏草で覆われて、何が出てくるかと!(笑)
管理も大変だと思います。
再現の3次元のコンピューター・グラフィックスを見せていただいて
凄いお城だったんだなあ!と改めて思いました。
>腰が痛くなり・・無理はしないでください。
私も膝の軟骨が減って医師から、ヒアルロンサンの注入を薦められました。
今のところそのまま過ごそうかと!
老いは避けられませんから(笑)
fujisan さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
少しお休みだったようですね。
旅のお疲れかなあ!と心配していました。
古城跡はその時代のロマンを追いかける気持ちになります。
そして想像をふくらませます。
城跡の紅葉が一番栄えて似合う感じです。
本丸跡からの眺めは多分あれが六甲かなあ!なんて想像していました。
はるわか さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
日本3大山城…一番山城って感じました。
紅葉と城跡とても趣があります。
在りし日のお城を想像して3次元のコンピューター・グラフィックス
を拝見しました。
備中松山城も人の手が入っていなくて、細い山道を
草をかき分け上ったことでした。
今は立派に再現され櫓もあると聞きました。
岩村城も石段が特に印象に残っています。
woosan
素晴らしい城塞だったのですね、石垣が見事です そして 紅葉が素敵です、此方では山城といえば出城みたいなものが多いです。
強いて云えば小諸城址(懐古園)が思い浮かびますが、本格的な山城と云えるかどうか…ただ石垣は見事です。
このような処をユックリ散策してみたいです。
山ちゃん
古い石垣のお城良いですね。
紅葉とコラボ最高です。
高い所で登って行くのも大変ですね。
CGみましたが、残っていればすごい
遺産なのに、本当にバカな廃城令など
出した明治政府・・・・
woosan さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
高取城跡は、紅葉が良く似合っています。
古木があり、苔むしている石垣が古を感じます。
3大う山城の中では一番見応えがあるかなあ!なんて思います。
再現の3次元のコンピューター・グラフィックスを見て、
城に対する先人の思いが伝わって来ました。
小諸城址(懐古園)・中学校の修学旅行だったので良く覚えています。
その後一度訪れています。
千曲川を眺めました。
山ちゃん さんへ
コメント有り難うございます。(*^_^*)
城跡はロマンがあって好いですね。
いろんなことを想像しながら、本丸からの眺めも
楽しませていただきました。
最終地点まで車を利用できることを知っているのは、
地元だからだと思います。
随分険しい上りだと思います。歩いて上ったこともありますので!
明治政府・・勿体無いことをしましたよね。
I子
高取城跡の壮大な石垣と紅葉のコントラストが素晴らしいです。
真っ赤な葉や鮮やかな黄色の葉、それぞれの木が色とりどりに輝いていますね。
いかにも「荒城の紅葉」という感じです。
I子 さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
山城の壮大な雰囲気はやはり素晴らしい雰囲気があります。
紅葉の季節は特に城壁画が栄え、人々が訪れることによって、
感動も倍になります。
「荒城の紅葉」・・・ピッタリな素的な言葉です。
3大山城を訪ねましたが、俗化されてなくそのままのお城も
余計に風情を感じます。
ミクミティ
奈良には、古代や奈良時代のものばかりではなく、戦国時代の城跡にも魅力的なところがあるのですね。
確かにかつての砦や石垣を残した素朴な城跡が、紅葉する木々をまとって豪華であでやかなお城に生まれ変わるような感覚なのでしょうか。
こちらもいつか行ってみたいですね~。
清兵衛
それも山城、見事な紅葉に
戦国の「つわもの達」の感嘆の声が聞こえてきそうです。
コンピュータグラフィックスでの再現を見て
スケールの大きさにビックリしました。
素晴らしい!
秋眠から目が覚めました。
ミクミティ さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
三大山城の1つが高取城跡なんです。
最近になって注目がされるようになりました。
三大山城跡を訪ねていますが、ここが一番険しく感じます。
高松城も時と共に整備されて、夏草をかき分け上ったことは
今は昔になっています。
石垣は今も当時を想像の世界に導いてくれます。
特に紅葉はとても画になります。
本丸からの眺めは抜群でした。
此方へおいでの時は、訪ねてみていただく価値はあると思います。
清兵衛 さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
城跡って本当に歴史のロマンや哀しみをかきたてられます。
当時の様子を自分なりの想像して、石垣を見たり、
樹木の様子に年代を感じて建物の様子を想像しています。
城跡は特に紅葉が画になります。
夏場に訪れますと、生い茂った夏草で、
まさにつわものたちの夢の跡です。
コンピュータグラフィックスでの再現…もし今あれば…
何て!…素晴らしい山城だったんですね。
ろこ
紅葉も見事で美しい城跡ですね。
私は竹田城跡を観てきたんですが
同じ山城跡でも木々があるのとないのとでは
ここまで違うんですね。
一度訪ねたくなりました。
ろこ さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
日本三大山城跡だけのなんともいえない風格・言葉がおかしいですが
感じます。
城跡にはやはり時を共にして来た樹木も入るかの知れません。
紅葉はやはり画になります。
そのまま手を加えていないところが、また一層ロマンがあるようです。
若山
高取城址の秋、積み石・紅葉景色も、やろいさんの写真もすばらしい~。再現写真の紹介も有り難うです。最近マイカーでの遠出は控えていますが、でもこの様な素晴らしい秋景色を知った以上は是非行ってみたい・・・・・一年先はどうなることか判りませんが一つ目標を見付ける事が出来ました・・・・・・
若山 さんへ
気落ち玉・コメント有り難うございます。(*^_^*)
高取城址の秋は好いですよ!
是非お訪ねください。
夏は草が生い茂っていましたので・・・
城跡の紅葉と落ち葉は趣があります。
石積みと樹齢を重ねた樹木からロマンも想像することが出来ます。
「高取城」のかつての姿を3次元のコンピューター・グラフィックスでの
お城を見て立派だったんだなあ!と驚きました。
一年の経過が早いです…お待ちしています。