
芝生に重装備の防寒着姿で寝転がって、空を見ている人たちの映像、
12月13日夜から14日真夜中から明け方にかけて多くの流星が夜空を賑わったことでしょう。
1時間に数十個と多くの流星が見られるふたご座流星群としては、
肉眼で私たちが楽しめる天体ショーとしては、今年最後になるかもしれません … と
昨夕のニュースで知りました。



「ニュース速報?」 そんな件名で福栄寺住職さまからの メールに驚きながら拝見。
厳しい寒さの中 明日香へ双子座流星群を撮りに行かれたんだ!
昨夜厳寒底冷えの中明日香村大根田へ双子座流星群を撮りに行ってきました。
始め外で撮っていたがだんだん 冷えてきて車の中からレリーズでパチパチ、
何処に流れるか判らん流れ星を撮るのは根気よくパチハチ゜だけ。
21:44~01:17 約300 枚 10~20秒シャッター速度でひたすらぱちぱち。
あっち向けたりこっち向けたり、成果はごらんの通りです、4枚入ってくれました。
流星の 数はかなり多くをみました、3時間で50ヶぐらい。
5枚目は正体不明の写真。 流星ではありません。 福栄寺
明日香村大根田の星空
明日香村大根田からの双子座流星群
明日香村大根田へ双子座流星群
明日香村大根田へ双子座流星群 正体不明の写真・・・流星ではありません。
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12月15日(金)


昼食を済ませて、連れ合いが別荘生活を終わるので迎えに。
ドクターと看護師さんにお礼を述べて、連れ合いは先に車で帰宅。 ……
年の暮れには結果が判明 … はてさて 「鬼が出るか蛇が出るか!」
何事も無く過ごした昨年の今日を …… ふっと振り返る。
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12月15日 コラム 編集手帳より
棟は違うが、同じ集合住宅にクリスマスの電飾が美しいお宅がある。
12月1日を点灯式の日と家族で決めているのか、毎年その日、ツリーや長靴や
星に灯がともる。
煙突を小さなサンタが登っているように見える仕掛けもあって、なかなか凝っている。
◆ 帰宅してその棟の前を通るとき、2階の窓を見上げては光りの滴を浴び、
カレンダーの最後の1枚がめくられるたのを知るのが季節の習いになっているーー
のだか、今年はどうしたのだろう。
◆ 12月も半ばだというのに、ツリーもサンタの姿が見えない。
ベランダの様子では転居されていないようだし、昨冬のまばゆい照明からして節電
でもなさそうである
◆ 1年前の今日と同じように過ごしたいと思うときがある。
1年前に出かけた同じ場所で同じ人に会い、同じ物を食べたいと思うときがある。
震災後、十年一日の如き変りばえのしない時間のありがたさが身にしみる。
◆ <窓に/うす明りのつく/人の世の淋しき>
西脇順三郎に3行の詩があった。
名前も存じ上げないお宅の窓が気にかかる。
窓に、1年前と同じ明りがつかない。
人の世の、それもまた淋しき。
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1年前とほぼ変らず庭のハナミズキは、無数の蕾をつけてくれている。
葉をすっかり落として蕾が無数に。
お隣の花友さんのマユミも1年前と変らず
赤い実が弾けている。
人の世の、それもまた淋しき …… 諸行無常を教わる。
いろはにほへと ちりぬるを (色は匂へど 散りぬるを)
香りよく色美しく咲き誇っている花も、やがては散ってしまう。