手作りの念珠 ・ 天然木種子の念珠

     長年訪問させていただいている 「特養 か〇〇し苑」

           訪問活動に先立ち、早めに集まってお勤めに使うお念珠を、

           メンバーで手作りして補充することになりました。


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                    念珠は、小袋にセットになっています。

         108個になる倍数と言われますが、個数は手に合わせて作ると使いやすいです。

         主玉  親玉(Tホール) ・ ボサ ・ 天玉(2個) 珠を通す紐 ・ 細い針金

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                転がりやすく紛失を避けるために、小さな入れ物に移します。


          紐の先にボンドを付け、乾いたら鋏で珠が通しやすいように、斜めに切る。

           主玉 6 ・ 点玉 1 ・ 主玉19 ・ 点玉 1 ・ 主玉6 を順に通します。

              親玉(Tホール) に通すのが少々難題です。

              紐に細い真鋳の針金の一方を念入りに巻き付けます(ボンドの部分は切り捨てる)

              針金のもう一方の先は釣り針のように曲げ、T字型の方にひっぱいだします。

              紐のもう一方も同じように丁寧に巻き付けます。


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              丁寧に巻き付けた針金を残った 「T」 字の片方に差し込んで

              引っ張り出します … 思うようにすんなり通ってくれません。

              親玉(T字)に紐が通ると最後に「ぼさ」を通したら…やれやれ!!

              通した紐(房)の長さは 1:3 の長さにします。

           結び方は色々ありますが、分かりやすい説明書で 一先ず結びました。

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              手作り念珠の珠の種類は多種多様のようです。

              蓮の種子 や 栴檀の実の軽くて持ちやすい

                手作り念珠をいただいたのですが、失くしてしまいました。

              いただいた梅の種子手作り念珠もとても味があります。

              
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          梅の種の尖った先を切断して、穴を開けて主玉に作ってあります。

           親玉 ・ 点弾 ・ ぼさ ・ は、市販のものを使われています。

           ニスを塗って艶をだしています。

                1つひとつの種の皴が違ってとても趣のある念珠です。


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      浄照寺の法座にお参りさせていただいて、
      住職さまの手に掛けられていたお念珠。            法務員さんのお念珠
      手作りのククイの木の種子と教えてくださった。     大学時代に友人から手作り木の種念珠。
                                            五眼龍菩提樹の実

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                     僧侶がおしゃれをされる、数少ない小物です。      

           手軽に手に入る木の実などを使った、念珠の手作り体験も楽しいものですよ。


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1月23日(水)  


          本願寺奈良教堂の 報恩講法要 に参拝。


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            10:00 「大師影供作法」 

                         法話  講師     清岡 隆文 師

         御讃題   冠頭讃といわれる二首。

           「 弥陀の名号となへつつ 信心まことにうるひとは
                      憶念の心つねにして 仏恩報ずるおもひあり」


           「誓願不思議をうたがひて 御名を称する往生は
                     宮殿のうちに五百歳 むなしくすぐとぞときたまふ」

              親鸞聖人のご和讚の内容全体の大意は、最初におかれている、
              二種の和讚で示されていると言われます。

 
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            12:00  お斎のかやくご飯を美味しくいただきました。

                 午後の法要までの時間、大池まで法友たちと散策。

                薬師寺東塔の覆いで風景が一変しています。

              「6年後の修復された東塔の景色は見られるかなあ!!」 と。

                                               一羽の オオバン
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                 13:00 「宗祖讃仰作法 音楽法要」

                                法話   講師     清岡 隆文 師

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 1月26日(土) 

 
              浄照寺で元旦会に次いで初法座。

                     講師  久掘 勝敏 師

         御讃題   歎異抄  より

              弥陀の誓願不思議にたすけられまいらせて、往生をばとぐるなりと
               信じて念仏もうさんとおもいたつこころのおこるとき、
               すなわち摂取不捨の利益にあずけしめたまうなり。


                続けての法座、しばし法水に浸からせていただきましたが、

                 笊のように漏れますので困ったものです。







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