

久し振りの神戸別院へ、1泊2日の3連区(近畿6教区)門推研修に参加。
近鉄奈良駅か阪神三宮行きの快速急行・阪神なんば線・・・開通から初めての乗車です。
三宮で下車、さんちかタウンを少しブラブラ ・・・ 阪急で花隈駅へ。
港を中心に交易の拠点として栄えてきた神戸の街は、多くの異人館が点在し、南京町が広がる
エキゾチックな町並みの中に、ひときわ異彩をはなっているのが本願寺神戸別院です。
インド仏教様式の斬新なデザインは、昭和5年に建てられた旧寺院より受け継がれたものです。
神戸の人々に モダン寺 の呼称で親しまれています。
阪神淡路大震災時に工事中だった 本願寺神戸別院
震災後初の新築寺院となり、神戸復興の先駆けとして
市の要請によりライトアップされ、 神戸の夜空に特異な姿を浮かびあがらせています。
お内陣は、昭和5年、旧本堂造営にあたり本願寺第22代大谷光瑞ご門主のご指導により設計。
お宮殿・お厨子はすべて総金箔。
緑色の前卓は藤の花で・脚は藤の根元を模って彫刻されています
成道のブッタガヤの大塔を模したお宮殿の屋根、
初転法輪 の地・鹿野苑の大塔の模様を配した須弥壇。
サンチー大塔内の柱を組み合わせたお宮殿柱の彫刻。
大谷光瑞師はお釈迦様の一生を一式のお仏具に象徴して下さったようです。
小豆色のお戸帳は、アショーカ王が、釈迦の生誕地であるといわれる
ルンビニ村を参拝した記念として馬の石柱に刻まれている碑文をデザインされています。
「ブラーフミー文字」と呼ばれる古代文字で、紀元前3世紀頃の石に刻まれたもの。
獅子脚に蓮の形の礼盤 ・ 蓮の蕾をデザインした向卓 ・ 脇卓など
天井明り窓から吊るされている装飾照明器具。
飛天芸術としての欄間 … シルクロードを渡って来た仏教芸術の終着点ののようとも言われる。
新素材 「六条みかげ」 ・・・ 立体表現の両脇壇 ・ 余間のレリーフ。
本堂、お荘厳具の様式に合わせた 像のかたちにつくられたの椅子。
獅子脚の 礼盤椅子
奥は 新素材 「六条みかげ」 余間のレリーフ
この本堂の真ん中2列目で、昨年御正当のお手伝いを共にした滋賀の法友と、今回もご一緒できました。
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そっとつながる ホッが伝わる ~ 結ぶ絆から、広がるご縁へ ~
生老病死という人間のかかえる究極の的な苦悩への問いかけを契機として、
人と人との「つながり」の尊さへの気づきを深める。
「テーマ」 「 門徒推進員として 『いのち』 のあり方を問う 」
~ 現 生 正 定 聚 ~
講師 小笠原 正仁 師
近畿6教区 参加者 200余名 神戸別院本堂は満堂でした。
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2日目の朝の モダン寺 正面
開会式 ・ 基調講演 (問題提起) ・ 事例報告 ・ 分散会 ・ お夕事 。
17:10 1日目の全ての日程が終了 ・・・ バスで宿泊のホテルへ移動。
夜景を見るのが目的だった 神戸メリケンパーク オリエンタルホテル へ つづく