
4月末の京都・浄照寺報恩講法要の舞楽(雅楽)などの映像を誤って削除してしまいました。
カメラで何故削除したのか未だに??? … もしかして始まったかなあ!!
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福栄寺住職さまからいただいた奈良県吉野郡天川村 行者還り峠付近
弥山(1895m)の新緑風景を楽しませていただきます。
奈良県吉野郡天川村 行者還り峠付近より 山菜採りの帰りにかなり遠回りして、
国道309号線行者還りを通り上北山・川上村経由で帰りました、写真は峠付近の新緑です。
標高1500mぐらいから上の弥山(標高1895m)は冠雪がありこの季節珍しくとても良い景色に
恵まれました。秋の紅葉は何度か行っていますが春はあまり行っていないので
とても新鮮で良いドライブでした。
カメラはミラーレスニコン1V2。でもきれいに撮れていました 福栄寺
上北山側若葉
弥山冠雪
弥山眺望
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浄照寺 報恩講法要勤修
8:00 参詣者にお接待するお斎の準備。
10:30 準備修了(煮炊き物など)
13:00 ご伝抄上巻拝読
14:00 法要 お勤めは 「念仏正信渇」
法話 ご講師 大阪 葛野 洋明 師
ご讃題
たとい我、仏を得んに、十方衆生、心を至し信楽して我が国に生まれんと欲うて、乃至十念せん。
もし生まれずは、正覚を取らじ。唯五逆と正法を誹謗せんをば除く。
雑行を捨てて本願に帰す
餐受の心 (さんじゅのこころ) … おもてなし 教えを受け入れる心
破闇満願 … 闇を破り、願いを満たす。
闇とは、無明の闇のこと、無明とは、明かりが無く暗いということ。
暗いとは、分からない、ハッキリしないということ。
無明の闇は、後生が分からない心…が破られる。
19:00 法要 初夜礼讃偈 … 善導大師さま撰述になる六時礼讃
快いリズムと音声は魅了されます。
法話 ご講師 大阪 葛野 洋明 師
衆生 … 一切の生きとし生けるもののすべて。
有情 … あらゆるいのちあるもの。
信一業成 … 今!
5月3日(金)

7:30 お斎の準備に。
10:00 お斎 120食分準備完了。
煮物 ・ 酢の物 ・ 煮豆 ・ 天ぷら ・ デザート。
11:00 舞楽(雅楽)講演会
「還城楽」
耳のある蛇が登場します。
蛇を好んで食べる西夷の人が蛇を捕らえて喜び舞う姿を模倣してこの舞が作られたとか
舞人は、頬と顎の動く赤色の恐ろしい顔の面をつけ、還城楽用の別装束(赤色裲襠装束)で、
右手に桴(ばち)を持って舞う。
舞の途中で、蛇持(管方の末席の者)が木製のとぐろを巻いてかま首を持ち上げた
蛇を扇に乗せて登台し、舞台の中央に置いていく。
舞人はこれを見つけて、飛び上がって喜ぶ振りがある。
舞の後半はこの蛇を左手で捕らえて舞い続ける
12:00 お斎 (昼食)
本堂に続く御殿、庭園のつつじの花を愛でながらお斎をいただきました。
13:00 ご伝抄下巻拝読
14:00 ご満座法要
法話 ご講師 大阪 葛野 洋明 師
安心門 他力の救い
起行門 実践すること何をするか!
礼拝 ・ 讃嘆 ・ 作願 ・ 観察 ・ 回向 … 五念門
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弥山 眺望
弥山 若葉
報恩講法要が終り … 5日 立夏 ・ 6日 蛙始
時は容赦なく経過 … カレンダーの枚数が残り半分になるのはもう直ぐ!
「自分に無常の風が吹いてくるとは全く思わない、いのちの行方なんて論外!
これで良いんだろうか?」 …と。
寺報5月号 「福栄寺だより」 の最後に記されたことばに … 肩をたたかれた。