特別展 平山郁夫 憂愁のシルクロード ・ 本願寺念仏奉仕団・国宝を身近に

5月23・24日 

            例年の行事 ・ 1泊2日の日程で浄照寺第22回の本願寺念仏奉仕団へ参加。

              西本願寺 は「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

                  国宝・重文を身近に感じながら過ごせる貴重な機会です。


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              13:00 安穏殿で開会式の後、阿弥陀堂から御影堂へ移動。


                    御影堂正面、宗租親鸞聖人像がご安置されている。 


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             御影堂は宗祖親鸞聖人の木像「御真影」さまを安置する内陣が282畳、

                     参拝者らが入る外陣が441畳の計723畳。

               全国各地からの参加者289名で外陣の畳441畳を清掃 … 

                       単純に計算すると1人1.5畳の割り当て


         分刻みで修了… 縁側と廊下へ移動 …  雰囲気想像でお分かりですよね。 

           清掃仕上げは南北に列になり、廊下に向かって拭いて、約30分の清掃が終了。

                  百華園(通常非公開)に移動 … 記念撮影 ・ 御門主ご面接。


       ・・・ 阿弥陀如来は一切衆生を裁くことなく必ず救うと、誓わねばならぬという

          仏心に遇ってはじめて、私が救われねばならない者であることに向き合い、

          「私という悪人が救われる」 ということにきづく・・・ 



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16:00 龍谷ミュージアム へ289名ご招待を受けました。 所見説明の後移動。


特別展 平山郁夫 憂愁のシルクロード


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左   受胎霊夢 平山郁夫 筆

 左下 仏陀坐像壁画  バーミヤーン



 右下 絲網の路パミール高原を行く

 右上 菩薩半跏思惟像  ガンダーラ






        


1日目終了後、宿舎にチェックインを済ませて、夕食場所五条烏丸交差点近く、

京町家をそのままに残した フランス料理店 「ア・プ・プレ」 へ 移動。 

大変美味しゅうございました。


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2日目も真夏日予報の快晴の京都、6:00からの朝のお勤め晨朝に参拝。

阿弥陀堂 勤行  「讃佛偈」  御影堂に移動 勤行 「正信偈」 御堂法話 「御文章」 拝読 

朝食後、阿弥陀堂に移動 … 外陣の285畳の畳を289名で清掃 … 

単純に1人1畳の受け持ち…

廊下・縁側へと清掃 その後滴翠園(原則非公開)へ移動。


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宗務員さんより飛雲閣の丁寧な説明。

落ち葉を拾い・草取り ・・・ 草を探しながらの清掃。 

滴翠園 … ベンガラの壁は 茶室 澆花亭 


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黄鶴台の浴室 (重要文化財)             違った位置から眺める 国宝 飛雲閣


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黄鶴台の浴室 (重要文化財)

飛雲閣から西にのびる渡り廊下で結ばれている柿茸寄棟造りの床の高い建物。


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     金閣、銀閣とともに京都三名閣の一つ。秀吉が建てた聚楽第の一部で、
     三層からなる楼閣建築ですが、第一層が入母屋と唐破風を配しているように
     左右非対照になっており、不規則ながら巧みに調和されています。


国宝 飛雲閣

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  二層は「歌仙の間」 三十六歌仙図は極彩色で復元。

  三層は「摘星楼」星を摘む楼閣 … 窓は軍配型の火頭窓。


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 清掃奉仕とは恥ずかしい … なんとも申し訳ない待遇に甘えて感謝。

 滴翠園から、国宝書院(原則非公開)へ移動。

       書院通用玄関             重文 虎の間 から 国宝 書院縁側   


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   右重文 南の能舞台                      中央 国宝 唐門


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国宝 対面所(鴻の間)で、抹茶接待を受け、国宝書院を拝観 … 


特別名勝 虎渓の庭

中国廬山のふもと虎渓を模して造られた江戸初期の枯山水庭園。

御影堂の屋根を廬山に見せた借景の技法を取り入れられています。


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書院を後に御影堂南側の甍 …中央に巴文・周りに小さな珠文、宗務員さんから

「三つ巴文は雲を小さな珠文は水滴を表している」と教わりました。


書院通用玄関を出て南側から御影堂 … 軒巴瓦


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  盛り沢山の内容と、本願寺宗務員さんの歓待で居心地好い2日間を満喫させていただき、

  閉会式を終え、法友2名が20回参加と10回参加の表彰をいただかれて、拍手。

  お昼はリーガロイヤルホテルで済ませて解散となりました。

  おおらかな時は瞬く間に過ぎ去ってしまいました。



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