
近頃食卓に度々マエソの塩焼きが並ぶ… 今日もまた買ってしまった。
鮮魚コーナーに、マエソの切り身が並ぶと必ずといっていいほど買ってしまう。
私も連れ合いもこのマエソがお気に入りで、薄塩焼きにしてたっぷりのおろし生姜、
付け合わせは大根おろしに味ポンでいただく。
友人いわく、滅多に食べない…「小骨はあるし面倒くさい!」 嫌われたものです。
以前はこの地域の秋祭りのメイン魚は「マエソ」」だったんです。
蒲鉾の材料になる魚…そちらの方がよく御存じかも知れません。



庭に ゴテチャ (イロマツヨイ) アカバナ科 クラーキア属 の花が咲き始めました。
5月22日(木)の読売新聞『編集手帳』を苦笑しながら頷いている。
◆ 夕食の膳に載った鰈(かれい)の塩焼きを前に、父が娘に語る。
「故郷(くに)ではね」。客のもてなしに出す魚で、子供の口には
入らなかった。客も心得ていて裏返してまでは食べない。
暗黙の了解で、その家の子供のために片側は残したものだ、と
◆ 佐藤愛子さんの長編「血脈」(文芸春秋)の一場面で、父は
作家の佐藤紅録(こうろく)である。客が裏返して食べようものなら、
その家の子供達が「おっ母(か)ァ、ひっくり返したよう」と嘆き
悲しむ騒動もときにはあったらしい。
◆ よそさまと分け合うのに汚い食べ方はできない。昔は骨付きの魚
を上手に食べる人が多かったのもうなずける。
◆ 小中学校の給食に骨付き魚を積極的に取り入れるよう、水産庁が
不朽に乗り出すという。魚食文化から魚の食べ方までを指導する
講師の派遣などを検討している。無駄なく美しく食べる作法も、
無形文化遺産である「和食」の大切な伝承に違いない。
◆ 川崎洋さんに、骨の標本をこしらえるように魚を巧みに食べる
青年を詠んだ「カレイ」という詩がある。青年曰く、
<ネコが月謝払って/魚の食べ方ば習いにきよります>。
猫に負けるな、子供たち。
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この記事を読んで子どもの頃のことを懐かしく思い出しています。
まだ食料事情が良くない時、祖母の観音講 ・ 父が庚申講の講員でした。
講に加入している講員が、頭屋をもちまわりして講を務めていました。
講の御呼ばれの日は父が食べ残した御馳走を頭屋の方が自宅までお届けくださるのです。
その御馳走を待って夕食をいただきました。
鰈ではなかったかも知れませんが、父は多分、似たような気持ちで家族のために残したのです。
飽食時代に育った息子たちにこのことの意味を理解するのは困難かもしれません。
もしかして私より若い多くのお方も?

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庭は順次初夏の花模様に変化しています。
カシワバアジサイ ユキノシタ科 アジサイ属
黄緑色の蕾が日増しに白く変化します。
スミダノハナビ ユキノシタ科 アナベル蕾 ユキノシタ科 ガクアジサイ ユキノシタ科
キョウカノコ バラ科 シモツケソウ属
キョウカノコ(京鹿子)は、花の姿を京都の絞り染め「鹿の子絞り」に例えたものだそうです。
ふわふわと綿の塊のようにみえますが、よく見ると小さな5弁のお花が個々に主張しています。
庭の一角に ハンゲショウ ドクダミ科 ハンゲショウ属 の勢いが増してきました。
今年は特にお化粧始めが早く感じるのですが…
ヒベリカム ゴールドフォーム オトギリソウ科 ヒペリカム属
蕊が大きく花弁からはみ出しそうです。
葉の色に特徴があり、日に当たると黄金色になります。
植物の背丈は10㎝未満で横に広がって増えます。
葉の重なっている部分は、黄緑色で色彩の微妙な変化を楽しめます。
新芽の先に必ず花芽がつきます。
カンパニュラ・アルペンブルー キキョウ科 ムラサキツユクサ ツユクサ科
記念すべき今年第1号の花火が打ち上がりました。
タリヌム・カリキヌム (クサハナビ) スベリヒユ科 タリヌム属.
マツバ状の多肉質の葉の間から細い茎をのばし濃紅の花を多数咲かせます。
花は午後から開く1日花。
晩夏まで毎日絶えることなく濃紅紫の花を咲き続けてくれます。
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整形外科診察予約日 … ギブス装着6週間経過、X腺診断でH医師、
「ギブスを外そう…だだし、後1カ月夜間のみ、装着すること」と。
6週間で昼間のギブスはお役放免になりました。
軽くなった左腕をいたわりながらリハビリ程度に、掌を上に向けたり、
下に向けたり痛みも徐々に無くなることでしょう。

あたたかい見守りに感謝、有難うございました。


一難去ってまた一難 … 病院から帰り、くしゃみに鼻水が止まらない!
イネ科のカモガヤの最盛期のようです … 田植えが終わるころまでの辛抱かなあ!!