
西の京下車、本願寺奈良教堂への予定が、反対方向、北に向って唐招提寺へ大回りのみちくさ
戒壇前蓮池に咲く「奈良蓮」を見たくて時間に余裕をもたせてのことでした。
唐招提寺南門より 国宝 金堂
会津八一歌碑
おほてら の まろき はしら の つきかげ を
世界文化遺産記念碑
つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ
開創以来、蓮を大切に栽培され、奈良蓮は鑑真和上が蓮根を将来されたそうです。
戒壇前のはす池に咲く「奈良蓮(赤・半八重)」の花姿
凛とした奈良蓮の蕾
蓮池に咲く奈良蓮の花茎丈は背丈より高く、歩いている方の姿が隠れます。
50cm以上もある葉もみかけます …
奈良蓮 ・ 唐蓮 (からばす・とうれん)
鑑真和上が来日の際に持参された内の1種で、当山では1250年の間、大切に育ててきました。
別名を「唐蓮」といい、和上の故郷と終焉の地の名前を合わせ持った蓮といえます。
本坊へと続く道 … 奈良蓮が楽しめます。
蓮池の咲き終わったカキツバタの葉に蝉の抜け殻が。
御廟への通路、左に本坊山門 山門から本坊蓮鉢
「唐招提寺蓮」
鑑真和上が来日の際に持参された内の1種で、当山では1250年の間、大切に育ててきました。
「唐招提寺蓮(赤・八重)」 蕾
赤膚焼きの蓮鉢が並んでいます。
唐招提寺蓮赤蕾 唐招提寺青蓮(白・一重) 今回は出あえまえんでした。
唐招提寺蓮赤蕾、開花はこれからのようです。
鑑真和上ゆかりの蓮は 奈良蓮 ・唐招提寺赤蓮・ 唐招提寺青蓮 の3種類と教わりました。
景 福 宮 蓮
江戸時代から伝わる蓮で、蕾・外花弁の碧と白ぼかしに魅せられました。
碧 台 蓮
こちらは戒壇(後方土塀)近くの薬草園に置かれた蓮鉢です。
姫 蓮 (ひめばす)
姫と名前が付く少し小さめなものが多いですが、姫蓮もやはり小さめのお花です。
大 名 蓮 (一天四海)
花弁を落とした花托 蓮の実が黒くなりかけています…念珠ができます。
鑑真和上の「お身代わり像」が開山堂で拝観できます。(撮影禁止)
開山御廟へ続く風情ある土塀 山門より御廟へ続く参道
参道両側の苔むした情景 … 杉の木立から漏れる木漏れ日。
鐘楼から国宝鼓楼が小さく、右に国宝講堂 左国宝金堂 ・国宝鼓楼 ・ 国宝講堂
御朱印所横のベンチで極楽の余りお風を受けながら休んでいると、
男性が吐水盤(手水鉢)の落水や水面にカメラを向けてから随分時間が経過しています。
何を撮っておられるのか? 立ち去られた後で覗き込んでみました。
水紋に金堂の屋根の不思議な映り込みが見られました。
吐水盤(手水鉢)の向う左・国宝金堂 ・ 国宝講堂 ・国宝鼓楼 ・重文礼堂
奈良 ・ 西の京 ロータス ロード
~ 古都を巡る夏の夏 ~
奈良・西の京、三ヶ寺の境内に咲く蓮の花が仏さまの世界へあなたを誘います
こんな催しが行われています。
唐招提寺の大回りのみちくさを終えて、薬師寺玄奘三蔵院伽藍へといつものみちくさ。
薬師寺北門「興楽門」から … 大講堂前に置かれた蓮鉢
急ぎ足で汗だくになりながら奈良教堂へ急ぎました。
3回目の注射が効いてきたのか案外足は軽やかです。