霧の御在所岳・赤とんぼ・名古屋ボストン美術館ミレー展

8月19日(月) 


  冬は白銀の樹氷(霧氷)を堪能させていただき、今回は涼しい御在所岳の山上を、 群れをなして

 飛ぶ赤とんぼを追っかけてみたくて ・・・親しい仲間4婆とエコ旅へ。




             御在所ロープウェイ・標高1,004mの地点に建つ「6号鉄塔」は高さ61m。

             この鉄塔が開業から50年を超える今でも日本最大だとか。


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                               今夜のお宿

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                 一斉に 「あの岩見て!!」 人が立って飲み物を飲んでおられます。 

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            瞬時に深くなる霧 … 見ているだけで、太腿あたりが変に震えるような…怖!!


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                            標高1,145m 山上駅の鉄塔

                               山上駅 気温22度 霧


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              富士見岩展望台付近の木陰でお弁当タイム … アキアカネが。

          友人の麻のチュニックにとどまるアキアカネ … 彼女の洋服?がお気に入り?


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                    山上駅のタンク(水)にも描かれている赤とんぼ。

                  霧の中を見え隠れして飛ぶアキアカネを目で追ってみる。 

                     
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                     アキアカネ 雌

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   6月頃に麓の田んぼなどで羽化したアカトンボは自ら体温調節が出来ず暑いところには居られなくなり、

   平地より10℃も涼しいこの場所に飛んでくるそうです。


          アカトンボ 「ふる里探し大作戦」に参加されておられるお孫さんとご夫妻。

        お孫さんが網で採取した赤とんぼの♂・♀の区別をお爺さまが記録して、羽に赤のマジックで

        御在所の「G」をマーキングして放されます。

        御在所岳から75Kも離れた福井県敦賀市で確認されたそうです。


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        朝夕の気温が下がり始めるとアカトンボも山を下り始め、9月には山麓に移動し、

       秋晴れの田んぼや野原に飛び交います。

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                  冬の厳しい気象条件のもとで生きる樹木の美しいくも力強い幹


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                   瞬時にあたりの景色を覆う霧 … ミストの心地よい体感。


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                 散策路のドウダンツツジ … 紅葉が始まっている個所も。


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       霧に覆われて何も望めない伊勢湾方面・伊吹山  ・  御在所岳山上 1,212m 案内板


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       望湖台 … 名前の由来にもなっている琵琶湖も見える展望のはずなのですが! 

                               13:28


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      1,000m級の 鈴鹿山脈の連山をはじめ360度のパノラマ展望が出来る…はず!

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                               御嶽大権現方向

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                    霧が少し晴れ少し視界が良くになった 御嶽大権現方向


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             リョウブ (ハタツモリ旗積り、畑積り)  リョウブ科 リョウブ属  

             昔、飢饉に備え、若葉を食料にするため、令にて植えさせたための名だそうです。


        

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       7~9月に枝先に総状花序を円錐状に出し、白い小さな花を沢山つけ蜜蜂の蜜源になる。

       別名の由来の1つは、花の咲く景観を、百千万の旗が翻っているように見立てたことから。


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           散策を終え下りのロープウェイ … 奈落に落ちて行くような錯覚に 

           4婆、一斉に「怖い!」と本音です。
  

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                 白い鉄塔が近づいて来ました … 対向の車両に手を振る余裕も。


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                       麓に近付くにつれて霧が薄れてきます。


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                    15:00前、ロープウェイ乗り場に戻って来ました。

                      
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         ホテルまで徒歩で … 樹木の生茂った坂道を下り、石垣の小さな花に目を留めます。

 イワタバコ                カラスビシャク                ヒヨドリバナ
 イワタバコ科・属            サトイモ科カラスビシャク属        キク科ヒヨドリバナ属.
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  マツカゼソウ               ヒメギボウシ                フジウツギ
  ミカン科 マツカゼソウ属        リュウゼツラン科ギボウシ属      フジウツギ科フジウツギ属
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                  ホテルの前を流れる美しい三滝川の渓流・巨岩、奇岩。


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8月19日(火)  


              朝、ホテルの部屋の窓から御在所岳ロープウェイの駅 ・ 白い6号鉄塔


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        9:30 タクシーで湯の山温泉駅へ … 10:00発 四日市行。

        近鉄四日市発・近鉄名古屋下車、JR東海道線乗り換え・金山駅下車 … 南出口すぐ 

                   「名古屋ボストン美術館 ミレー展」

       ミレーを象徴する作品の1つ「種をまく人」堂々と胸を張って、農民を大きく描いた絵。

       何の種を撒いているのでしょう? … 「小麦」説と「ソバ」説。


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        金山南ビル

        名古屋ボストン美術館(3~5F)
        Nagoya / Boston Museum of Fine Arts 5F オープンギャラリー
        4F ボストンギャラリー
        3F インフォメーション / ミュージアムショップ



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  2014年はジャン=フランソワ・ミレー(1814~1875)は「ミレー生誕200年」に当たる。

              ミレー展 バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から

 第1章  巨匠ミレー序論
       自画像・ミレー夫人・ミレーの生家・ソバの収穫 … と続く。

 第2章  フォンテーヌブローの森  
       1849年にミレーが移住したバルビゾン村に隣接するフォンテーヌブローの森

 第3章  バルビゾン村
       近代化と共に失われてゆく伝統的な農作業、厳しい労働の尊さと美しさ、バルビゾン派の
       画家が見いだした農村の魅力をご紹介。

 第4章  家庭の情景 
       戸外で働く農民に加えて、室内で家事にいそしむ女性の姿も数多く描いています。

 第5章  ミレーの遺産
       晩年になっても新たな表現に挑戦したミレーの姿とともに、ミレーの作品が次世代の画家に
       どのように影響を及ぼしたのかを紹介しています。


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                  2時間30分昼食も忘れて、堪能できました。

          「お昼には味噌カツを食べましょう」 … とのことだったのですが、

          お店も見つけ辛かったので、近鉄名古屋駅で味噌カツの駅弁で我慢。

          駅の待合室での侘しい?遅い昼食となりました。

          予定通り18:30帰宅、 4婆のエコ旅は大満足に終わりました。
       


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