
10:30 整形外科7回目の注射 … 夜の痛みが軽減したものの、年齢から考えると、
完治は不可能のよう … 担当医師、「手術は何時でもできるから・・・」
遅まきながら緩和病棟の夏祭りの準備に緩和ボランティア室へ。
フラダンスは裸足で踊られるので、お仲間とガーデンテラスの整備から…
この日のために近隣の多くのボランティアさんが花を添えてくださいます。
天平の舞を担当してくださるグループも病棟の隅で練習が始まっています。
フラダンスのボランティアさんグループの練習も始まりました。

トロロアオイ(ハナオクラ) アオイ科ト ロロアオイ属
珍しかったのか何人もの方から問いかけがありました。
「食用なのでご試食されますか?」 「お花を食べるのですか?」

「蔕と蕊を外して、さっと湯通しして味ポン酢でいかがでしょうか」 「へえええ!」

咲いているお花を捥いで患者さんのご家族に手渡しました。

栄養科が用意くださったメインデザート … 西瓜のフルーツポンチ・
医大の学生さん担当のかき氷と合わせてボランティアもいただきました。
遅ればせながらの夏祭りが終わると、一気に秋を感じます。
9月5日(金)


第1金曜日はお琴の演奏日 … 緩和病棟リビングに琴の音色に合わせて口ずさまれる懐かしい歌が
15:00過ぎまで聞こえました。
温かいコーヒーはコロンビアを用意いたしました。
~~~~~

今日から捨てていたコーヒ糟は庭のお花の肥料に利用しようと交代で持ち帰ることになりました。
水とコーヒーのカスを混ぜて、花にまくと、花の栄養にもなるし虫もつかないとの事。
油カスのような効果が期待できるかもと聞きました。


友人が育てたお野菜を届けてくださった「京都万願寺とうがらし2号 ・ゴーヤ・茄子」 …
太陽をいっぱい浴びた露地物です。
病院のお仲間にお裾分けした後の映像です。
万願寺とうがらしはピーマンの約2 倍量のビタミンAを含んでいるそうです。
果肉は大きくて分厚く、柔らかく甘味があり、種が少なく食べやすいことが特徴。
その大きさから「とうがらしの王様」とも呼ばれているそうです。
蔕を取ってオーブントースターに並べて素焼きし、生醤油でいただくのがお気に入りです。
香りよく甘みが濃く、抜群の美味しさでした。
生醤油は本来の万願寺とうがらしの味を引き立ててくれましたよ。
青唐辛子は、とうがらし味噌にしました。
青唐辛子は加熱すると辛さが和らぎます。
ご飯にとうがらし味噌…スティック胡瓜にとうがらし味噌美味しかったです。
9月6日(土)



午前中はひまわり定例会 看護副部長 ・ 緩和看護師長 ・ 事務局 ・ボランティア12名出席
ひまわりの亡き会員が残してくださった寄付金で、ひまわり結成10周年記念樹が
「ハナミズキ」に決定、グリーンボランティアさんによって晩秋に植樹してくださることになりました。
~~~~~

午後から浄照寺を会場にビハーラセミナー お寺で開催するのは初めて。
テーマ 緩和ケアの神髄 ~ 診断時からの緩和ケア ~
講師 奈良県立医科大学付属病院緩和ケアセンター長
四宮 敏章さん

四宮先生からの資料を46Pもの小冊子にして
教務所事務局が用意くださった。
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面して
いる 患者とその家族に対して、痛みやその 他の身体的
問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発
見し、的確なアセスメントと対処することで、 クオリティ・オ
ブ・ライフを改善するためのアプローチである。
病例に沿って話してくださった …
目頭が熱くなる参加者。
今、自分ができることを、誠実に一生懸命すること
僕(四宮先生)の 「医師の原点」
シシリー・ソンダース
Not doinng g, but beinng
「何かをすることではなく、そばにいること」
青木 新門 「納棺夫日記」
末期患者には、 激励は酷で、善意は悲しい。
説教も言葉もいらない。
きれいな青空のような瞳をした、透き通った風のような人が、傍にいるだけでいい。
16:00終了 … 雷鳴が近くに聞こえるようなり、厚い雲が覆ってきました。
~~~~~



初秋の タリヌム・カリキヌム(クサハナビ) スベリヒユ科 タリヌム属
蕾もいよいよ無くなり最終の癒しの輝きを名残り惜しんでいます。
随分画面に登場させていただきました。
4か月間1日も休みなく、小さな小さな打ち上げ花火を楽しませてくれました。
花は秋を信じて咲き始めます … シュウメイギク :キンポウゲ科 イチリンソウ属
中国から古い時代に入ってきた帰化植物 … 別名 キブネギク(貴船菊)
白咲きは白絹病に侵され、とうとう復活はなりませんでした。
朝夕の気温、肌で感じる風、うろこ雲 … 秋を感じます …

どうしてこんなに季節が気忙しくやって来るのでしょう …
