吊るし柿 ・ コカリナ演奏 ・ はならぁと(奈良と、町家と、現代アート)

11月6日(木) 

福祉給食のお当番を終えて帰宅すると、玄関前に段ボールが置かれていました。

この時期毎年なので、友人が置いてくれた江戸柿だと直ぐに了解できました。

男性の握り拳よりも大きいかも知れません。

         たった1つ黒い斑点が混ざっている柿、タンニンが固まったもので甘柿、

         柿の木を植えた時点では甘柿のはずだったそうです… 


         いつの間にかタンニンの固まりのない渋柿に変わったんですって!!

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    半分を吊るし柿にして残り半分は、病院のひまわりのお仲間に今年もおすそ分けしました。


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   8:30  ひとり暮らしのお方に配食する食推メンバー福祉給食の当番日 … 本日は40食分。

                                          生鮭のから揚げ・野菜あんかけ。       

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      メニュー …  もち米入り錦秋ご飯 (枝豆・トウモロコシ・シメジ・紅葉人参)

                生鮭のから揚げ・キノコ・野菜あんかけ ・ キノコ・ゆで卵野菜グラタン ・ 

                里芋の柚子味噌和え ・ デザートは 栗入り蒸し羊羹


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11月7日(金)

             緩和病棟のティーサービスのお当番日。

             帰宅が決まった連れ合いの様子を少し早めにうかがいに… 嬉しそうです。


                                    

             病棟のイベントは、コカリナ演奏に年1回訪問してくださるボランティアさんです。

             コカリナは、元は「桜の木でできたオカリナ」と呼ばれ、東欧ハンガリーの露天で

             売られていた笛だったそうです… と教わっています。


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             支払いを済ませて私のお役が終るまで待っていてくれるように言ったのですが、

             待たずに看護師さんにお礼を言って早々に帰宅してしまいました。

             仲間のお言葉に甘えて私も後を追って帰宅しました。

             夕食は手作りのちらし寿司 … 連れ合いの好きな海老を何時もより多く。 



11月9日(日) 

   予報通り雨、サンデーウォーク主催の初瀬ダムウォークは中止。

   町内放送で 「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」 と聞きなれない案内にへえええええ!


      『はならぁと』 ・・・ 「町家」と「現代アート」との出会いによって、地域(町)にとっても、

     アーティストにとっても、あらたな「価値」(魅力)を発見・創造していく取り組みですって。

                ならばすぐそば … 雨の中ぶらぶらと。
                                                津島神社会場
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                    津島神社社務所  「はならぁと ぷらす」 会場。


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          奈良の伝統的な祭りを描く  川瀬 忠 さん ・ GENKEI   柴田 貴子 さん

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                               川瀬 忠 さん作 

   後宴能 春日若宮 おん祭り お旅所祭りの翌日舞われる能

                                          長谷寺のだだ押し

                                   長谷寺の修二会の結願法要の行事
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  正面 祭りの行列 (春日若宮おん祭り) 14年度たぶろう展 文部科学大臣奨励賞受賞   川瀬さん。

               定年退職後、描き始められたとお聞きして驚きました。


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                            屏風絵  柴田 貴子 さん  

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                   婆の歳になっても知らなかったことが多すぎることに驚きと実感。


                                  


                        津島神社近くの 「はならぁと ぷらす」 田村家会場。 

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                 田村家玄関  …  立派な梁と力天井に見入ってしまいました。

             力天井とは小梁をかけた上に厚い目の床板を貼って上を物置に使うそうです。


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                             漆塗り仕上げの雛人形

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                    「はならぁと」 期間のみ開設されたギャラリー
                     

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            田村 一博さん     「 漆による日本の空間表現」と題しています。

    島根県大根島は、その昔火山噴火により形成された火山島で、溶岩石が数多く引き上げられ、

    その原石を加工したものだそうです。

                    
                    大根島の溶岩石に漆と金箔で仕上げられた香炉


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               石や陶器に漆加工して箔を貼っています。

               銀は空気中の硫化ガス(硫黄ガス)と簡単に化学反応(硫化反応)し、

               表面に硫化銀の皮膜を作り変色するので加工は難しいそうです。

               陶器のお抹茶茶碗にも漆加工が施されています。

                  掌にのせて触らせていただいたのです。


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       多分、田村 一博さまのお連れ合いさまだと思うのですが、お付き合いくださり、

       珍しい技法などの説明をいただきました。

       近くに住まいさせていただきながら、今の今まで全く存じず「はならぁと」のご縁に感謝ですね。


       あああ!もしかして雨が降ったお蔭でいただいた、お出会いと多くの感動かもしれません。 





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