フユザクラ ・ ツリー飾りつけ

12月5日(金) 

         朝、ベランダに薄っすら積もった初雪。 

         病院への道すがら、遠目に淡い綿雲の霞がかかったような雰囲気。

         花霞 … そんな言葉がぴったりな雰囲気です。

         フユザクラの木のあるお宅 … もしかして開花しているのではと、近づいて驚きました。

         ほぼ満開に近い状態です。 

         今年は随分早く満開になりました … 半月早い感じです。



    フユザクラ(冬桜)は、江戸時代後期にヤマザクラとマメザクラとの交配でできた雑種だそうです。

    葉が小形なことから「小葉桜」(コバザクラ)とも呼ばれています。

    翌春にも春花を咲かせ、年に2度咲くけなげな桜です。


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       寒空に咲くフユザクラは、春のソメイヨシノのような華やかさにはなりませんが、

       咲きそろった状態になってから、約1カ月ほど見頃が続きます。


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   春の桜のように1週間程で散り終わらず、可憐な咲き具合を長期間楽しむことが出来ます。


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              紅葉がなければ、一瞬季節を勘違いしそうなほどの花姿です。

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           開花期の長いフユザクラのは、真っ白い蕾から、開花して薄ピンク色に、

           春の桜のようにハラハラと散ることはなく、茶褐色で花の一生を終えます。     

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                冬季の花の少ない時期、可憐に、そして辛抱強く咲き続く様子。

                厳しい条件で咲くフユザクラが愛おしいです。

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          ひまわり定例会後、例年通り緩和病棟リビングのクリスマスツリーのささやかな飾りつけ。

                    倉庫からパーツ類を探し出すのも一苦労です。
 

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               ツリーの高さは3mぐらいなので、椅子を使って飾りつけです。


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                         ツリーの後側から見ても飾りが少なくないかなど …

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                  手芸用の綿の雪も随分積もりました。

         電源を入れるとツリーの先端がカスミソウのような雰囲気をかもし出すファイバー。

         点滅をするファイバーの5色で一段と雰囲気が増しました。

                                      病棟玄関のスヌーピイーもお召替え出来ました。

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      福栄寺住職さまがご門徒さんと、紅葉狩りにお出かけされた時の映像を送付してくださいました。

                国重文 正歴寺客殿から大自然を見渡す借景庭園


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               南山荘広場より眺めた 談山神社 十三重塔(重要文化財)

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                         南山荘広場より眺めた談山神社紅葉

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                              鳥見山公園 西池から

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             今年の紅葉は例年より色鮮やかに感じたのは私だけかなあ!!

             落葉樹の全てが色美しく感じました。


       師走も3分の1が過ぎようとしています … 亡くなった先輩の法友から何度も聞いた言葉です。

    「歳を重ねるごとに歳月の経過を例えると、普通列車が急行になり、特急になり今は超特急やよ!」と。

                      今そのことば、しみじみ受け取っています。





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