
鶴林寺修正会、赤鬼(斧)・青鬼(槍)の鬼追い。
鬼は綱を体に締め、左手に斧・槍、右手に松明を持って本堂回廊を移動します。
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青春18きっぷの旅、大阪駅4番ホームでの合流 … 時刻は通勤ラッシュの真っただ中。
ホームからはみ出さんばかりの人・人・人 「何番柱に居るの!」 答える余裕なし

快速列車がホームに … こちらの4名発車時刻の確認漏れ … つい乗ってしまって「乗ったよ」
「56分発でしょう!」「ええええ!じゃ次の尼崎で下車して合流します!」
早速珍道中の始まり!始まり!

そんな具合で姫路駅のホームで合流。
姫路駅ホームから眺めた 大天守保存修理事業を終えた 世界遺産 姫路城。
姫新線に乗り換え … 9:27 JR本竜野駅着。
ホームで出迎えってくれた 三木 露風 作 赤とんぼの詩とモニュメント
徒歩で龍野市内へ移動 … 揖保川に架かる龍野橋から …
鷺山公園に囲まれた山の中腹

現役の姫路信用金庫の建物 … 辺りの建物にマッチした白壁
白壁がどこまでも続く播磨の小京都 … 駅からまだコンビ二は1店舗も見つかりません。
浦川と如来寺の白壁 浄土宗 如来寺山門
龍野脇坂藩の菩提所として藩主・家中の位牌を安置しており、三木露風の歌碑と筆塚があります。
うすくち龍野醤油資料館(国登録有形文化財)
揖保川沿いのヒガシマル醤油第1工場の見学もできます。
ヒガシマル醤油のそばを流れる揖保川の伏流水は鉄分が少ない軟水のため、
色を薄く仕上げるには最適で、播磨の名水と呼ばれています … 手近な赤穂の塩も。
ヒガシマル醤油の本社であった建物を資料館に。
ひっそりととても静かな城下町です。
龍野城埋門の坂を下りたところ…三木露風の生家 「露風とともに」
丸太組の屋根小屋組の柱が美しい。 懐かしい居間の障子。

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龍野城 (別名 霞城) 埋門 ・多門櫓
龍野城への白壁道 埋門
埋門 ・多門櫓 より 本丸御殿へ。
御殿中庭、鍜坂門(しころさかもん)からお城を出て、旧脇坂屋敷から 聚遠亭 への階段。
鶏籠山麓に広がる龍野公園内にあり紅葉の名所として名高いところです。
ミツマタの蕾が銀色に光って見えました。 重そうに実を付けたナンテンがそこかしこに。
松平定信が来遊したとき、ここからの眺望絶景をたたえて「聚遠の門」とよんで、
いつの頃か聚遠亭と名づけられた … 案内されています。
「御涼所(おすずみしょ)」と呼ばれる、藩主脇坂家の御涼所だった建物に、入らせていただいて
陽射しが入る縁側に座って、閑静なお庭を眺めてしばし休憩。
6名でこのお屋敷貸切状態です。
裏千家鵬雲斎千宗室家元のに「楽庵」と命名された茶室。
八畳、六畳の広間と四畳の鞘の間を持つ本格的な広間の茶室。
心字池上にある 「浮堂」 茶室 建物の端が池の中にせり出して建ててあるお茶室です。
池に浮かんでいるように見えました。
聚遠亭から文学の小径を下って行きます … 両側には桜並木が続きます。
春の桜の頃を想像しながら急ぎました。
三木露風の銅像 三木露風 赤とんぼ歌碑
白壁の静かな町では、旅で散策されているお方と時々出会うだけ。
とんぼが並んだ 側溝の蓋 … そしてマンホールの蓋 までとんぼさん。
お昼の近づいていたのですが、散策中昼食場所を見つけることが出来ませんでした。
前もって調べておいた駅の案内所に併設する「赤とんぼプラザ・ウメカフェ」で、細やかな心遣いの
おもてなし昼食をいただきました … ちょっと感激。
クマザサを練り込んだ珍しい「笹うどん」が好評だったようです。
予定通り本竜野駅発13:16発姫路行に乗車。
「播磨の小京都」とも呼ばれる 脇坂藩五万三千石の城下町、白壁がどこまでも続く龍野は、今回で
3度目ですが、静かな冬の旅はまた格別です。
播磨の法隆寺 鶴林寺へと つづく