本年度も政策医療振興財団より「ボランティア活動助成金」がいただけると病院からお話がありました。
以前から、ガーデンテラスに水連鉢があったら好いのになあ…そんな想いを一気に叶う雰囲気です。
大型の睡蓮鉢2鉢買っていただくことができれば、一鉢には地域のお花、万葉の花『あざさ(阿邪左)』を
グリーンボラんティアさんが用意くださるとのこと。
もう一鉢には「温帯睡蓮を咲かせてみたいなあ!」仲間の想いです。
今、橿原神宮参道「陶器市」が開催中、もしかして信楽焼の睡蓮鉢があるかも?
そんな期待を込めて下見?に出かけました。
橿原神宮 表参道 陶器市特設会場
睡蓮鉢と思えるような品物は信楽焼から出品のみ。
何と38,000円の価格にひええええ!溜息とあきらめ。
連れ合いのお茶碗一客のみ買って早々に引き揚げました。
近鉄南大阪線の線路を挟んで橿原神宮外苑の南西に久米寺が隣接しています。
神宮の森林沿いにクサイチゴの花が続きました。
真言宗 根本道場 別格本山 久米寺 北山門
新緑が眩しい … ピッタリなことばの眺めです。
本堂周りのヒラドツツジ 曙(あけぼの)大紫(おおむらさき)が咲き始めています。
400本のツツジが咲き競うそうです。
橿原神宮へ続いています。
本堂前、鮮やかな深紅のボタンの花
久米寺本堂(江戸時代の建立)
久米仙人が飛行中に、洗濯している娘のふくらはぎに目がくらみ、墜落してしまった場所に建てた
お寺と言われています。 (今昔物語・徒然草)
創建は聖徳太子の弟来目皇子くめのおうじとも久米仙人ともいわれているそうです。
久米寺山門
和洋40〜50種、3000~4000株の紫陽花の寺としても有名です。
紫陽花園が開園される頃は大変な人出になります。
今日は出会う人も少なく、木々の若葉とツツジが静かな本堂を包み込んでいました。
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昨年から先送りしていた温帯睡蓮の植え替え。
水が温んでようやく思い切って植え替えました。
体調が好ければ鉢の水も替えたかったのですが、思うようになりません。
長く伸びた根っ子を切って、新しい土に植え替えました(田んぼの土がないので、赤玉土を使いました)。
赤玉土に発酵油粕を元肥にして大きい株は一株、小さい株はまとめて植え、睡蓮鉢に2鉢沈めました。
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夕食の買い物に出た後、法友が珍しい山菜を持ってきてくださったのです。
コシアブラ
コゴミ
タラの芽
コシアブラ・コゴミ山菜ご飯 に急遽献立の変更です。
洗い米に薄揚げ、人参、あご出汁、昆布を小さな角切りにしてお酒、薄口しょうゆで炊き上げました。
コシアブラのはかまを、コゴミの硬い部分を取り除いて、さっと湯通し、少量の油で炒め、味醂と
薄口醤油で軽く味付け。
炊き上がったご飯にコシアブラ・コゴミを混ぜ合わせて出来上がり。
山菜の香りが口いっぱいに広がって大変美味しゅうございました。
タラの芽は翌日のお昼にてんぷらにしていただきました。
初夏をまるごとご馳走さまでした。