イグサ(トウシンソウ燈芯草)・果実 * シロミノコムラサキ(白実の小紫)

7月7日(木) 

ここ数日の34℃を超える暑さに、少々うんざり … 空を見上げたり国土交通省・リアルタイムレーダー

の情報を見ながら夕立ちを待ち望んでいる夕暮れです。


     クサハナビが咲き始めて2か月になります … 毎日随分多くの小さな花を打ち上げてくれます。

     性懲りもなく花の数を数えてみました … 花火の数 131輪 


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     水をやって気づきました …  いつの間に離れたカランコエの鉢に侵入したのでしょう。

                      一輪の花で存在感をアピールする タリヌム・カリキヌム(クサハナビ)

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            バラ咲きゼラニウム キャンディボール フウロソウ科  ペラルゴニウム属

             4月に咲き始め3か月経過していますが、花が絶えることなく咲き続けてくれます。


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          咲き始めより少しづつ色が淡くなる感じです … もしかしたら肥料の要求かも。
 

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     まだ咲き続けてくれるお花が有ります  ルりヤナギ(リュウキュウヤナギ)  ナス科 ソラナム属


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        すっかり暑さに焦げたようになってしまった ハンゲショウの花に ヤマトシジミチョウウ

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          不注意でシュウカイドウの葉っぱと蕾を日焼けをさせてしまいました。

          昨年は早めに簾を用意したのに … かわいそうなことをしました慌てて簾で囲いました。


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      近くの休耕田にイグサが青々と茂っていた頃、切って花活けにさせていただいたことがあります。

      そのイグサに何時からか花が咲いています。

      花は茎の途中から横に出ているように見えます。

      花序は短い柄をもった目立たない薄緑の花が無数につけています。


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          イグサ (トウシンソウ燈芯草)  畳表を作るのに使われることで知られています。

           茶色く変色して果実がついています。


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           イグサは別名(トウシンソウ燈芯草)と呼ばれるように燈芯として利用されます。

           燈芯は、イグサの表皮の中にある「ズイ」の部分を取り出したものです。

           多分今では死語に近い言葉で知る方は少なくなっていることでしょう。

      寺社の燈明用・採墨用 (墨のスス作り)・茶事用の長燈芯・和ろうそくの芯として使われています。

      奈良の安堵町で作られた燈芯は、東大寺や元興寺に献納され、お水取りや地蔵盆といった

      伝統行事を支えています。


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      道すがらの シロミノコムラサキ(白実の小紫)  シソ目クマツヅラフジ科 ムラサキシキブ属

      別名 コシロシキブ(小白式部) とも呼ばれる。


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      「コムラサキ」 の白色品種で … 6~7月に真白な花を咲かせ、秋に白い実を多数つけます。


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                ミソハギ(禊萩) ミソハギ科  ミソハギ属 が咲く季節になりました。
 
                実家ではお盆用のお花として育てていたのを覚えています。
             

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         ミソハギ(禊萩) … 汚れを払う為の水を注いで悪魔を払う禊に使ったとされ、

         祭事や盆飾りの供物を清める意味から禊萩(ミソギハギ)となったとの由来。


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7月5日(火) 

    覚え書き

    橿原文化会館で開催された第28回仏教大講演会に法友10名で参加。 

    12:25  講演 「信心の利益」  中央仏教学院前院長

                          安芸教区專教寺 住職 白川 晴顕 師

           御讃題  巻頭和讃  

  弥陀の本願信ずべし 本願信ずるひとはみな 摂取不捨の利益にて  無上覚をばさとるなり

                 「憶念の心つねにして 仏恩報ずるおもひあり」

                 「憶念の心」というのは、いつまでも憶えていて、忘れないという心です。

                 いつまでも憶えていて忘れない……、そういう心が常に続いていく。

                 そして、それがそのまま「仏恩報ずるおもひ」になっていくと。


   現生十種の益の3番目の転悪成善の益 … 悪(苦しみ悩み)がそのまま、善に転ずる



    13:40 仏教讃歌


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    14:00  講演  「医療現場に求められる仏教」 佐藤第二病院長

                龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授  田畑 正久 師

    20年以上前から近くの寺で月1回「歎異抄に聞く会」を開き、市民への法話を続けておられる。


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     生老病死の「四苦」に向き合うという面で仏教と医療は同じ立場。

     大分県宇佐市で病院長、龍谷大実践真宗学研究科の教授、

     大学時代に真宗の教えに出遇い、以来、医療と仏教の協力関係の構築を提言し続けておられる。

     お二人の先生とは今回が初めてのご縁に遇わせていただきました。

     とても短く時間が経過した感じでした … 1300席のホールほぼ満席でした。  合掌


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