

雨が降ったり止んだり …空模様を気にしながら昼前から「がんサロン」の準備に病院へ。
6月に植え替えた夏の花、何とか好い感じに育ってくれた緩和病棟テラスガーデンの様子です。
大きな睡蓮鉢のあざさは、花数が少なくなり、一休みのようです。
今まで気付かなかったのですが、一面のあざさの葉っぱの中に小さなバイカモの花を発見。
清流に育つ水草だと思っていたので驚きました。
一昨年訪れた 醒ケ井のバイカモの花には程遠いですが、バイカモなのです。
バイカモ (ウメバチモ) キンポウゲ科 キンポウゲ属 多年草の水草。
もしかしてバイカモも植えてくださったのかも。 あざさも何輪か開花しています。
ガーデンテラスの野菜たち … 伏見トウガラシも数多くぶら下っていますよ。
今日の収穫 … 事務局のお方に「夕食にどうぞ」 …と。
赤いサントリー「純甘トマト」 ・ 薄皮イエローミニトマト「キラーズ」
植え付けが遅かったので、少し実りが遅れています … もう直ぐですよ。
昨年末、根元から切り取った デュランタ・タカラヅカ(宝塚) クマツヅラ科 デュランタ属
逞しい生命力に驚きます … ヤマトシジミチョウが忙しく行き交います。
メランポディウム キク科 メランポジウム属
こちらもヤマトシジミチョウの楽園になっています。
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ガーデンテラスの一角にレモンに似たさわやかな香りと味のハーブ、レモングラスも植えています。
レモングラス イネ科 オガルカヤ属
今回サロンで、このレモングラスを使った「フレッシュ レモングラスティ」も準備しました。
3茎ほど刈り取って洗ったレモングラスを4.5cm位に切ってカフェウェーブに入れます。
熱湯を注いでしばらくすると、とても香りのよいフレッシュのレモングラスティの出来上がりです。
好評でしたので、少しですがお土産にもお持ち帰りいただきました。

がんサロンのメンバーのNさん毎回参加の度に手作りの小物を持参くださいます。
今回はこの時期に必要な扇子入れ。
私は花火の絵柄をいただいて早速使わせていただきました。
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7月15日(金)


今日もボランティア室にお花の定期便が届いていました。

真っ白なカサブランカ や スパイダーリリー も、
別名 (ヒメノカリス・スペキオーサ ・ イスメネ、スペシオサ、ササガニユリ(笹蟹百合)
細長い6本の花びらが特徴で、クモの巣に似ていることから、その名がついたそうです。
優しい香り、ハマユウに似ている何とも不思議な花姿です。
ルドベキア ・ ヒャクニチソウ ・ ケイトウ等など。
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友が「沢山蒔いた種が発芽して捨てるの可哀想だから、何処かへ植えてあげて…」と。
いただいてガーデンテラスに植えた綿の花が、50cmほどに成長しています。
その綿の茎にピンク色の何かがくっついているのに気づきました。
咲き終わった綿の花だったのです。
メンカ(綿花) アオイ科 ワタ属 蕾を蓄えています。
咲き始めは白か淡い黄色、しぼむころにはピンクになると記されていました。
午後にきづいたので、淡い黄色の花を見ることはできませんでした。
花は一日でしぼんでしまうようです。
花が終わると丸い子房が発達してモモの実に似た形の蒴果となり、
乾燥すると3裂して白い綿毛があらわれるようです。
青い実は桃の実のような形をしています。
桃の形の種が成熟して乾燥すると3裂して白い綿状の繊維とそれに包まった種が出てきます。
これを開絮と呼ぶそうです。
歳時記では 「桃吹く」 「棉吹く」 などと表現し、初秋の季語になっていることを知りました。
最近、 俳人の夏井いつきさんがテレビでユーモアたっぷりの辛口添削されている番組を
見ることがあります。
いろんな知らない季語が詠まれて~~~興味深くうなずいています。