人の波が去った中央舞台の様子を拝見させていただきました。
前方のスクリーンあたりに安置される阿弥陀浄土図特別公開を聚寶館へ拝観に。
撮影禁止なので食堂立柱・上棟式案内の栞からお借りした映像。
田淵俊夫画伯により描かれた食堂のご本尊「阿弥陀浄土図」です。
伝統的な構図の中に、水煙の笛吹童子や東塔の宝相華など、薬師寺固有のデザインと上部に
表された太陽や、風に揺れる天蓋など、現代的な表現が融合した、縦・横六メートルの大壁画です。
正面にご本尊が安置された様子をほんの少し想像しながら…境内へ移動。
西 塔 … 彫刻家で文化勲章受章者の中村晋也氏がご奉納された釈迦四相像
成道・転法輪・涅槃・分舎利を特別公開。
薬師寺金堂
金堂後方に大講堂
金堂正面の二階部分に注連縄でしょうか … 違うのかなあ!
奈良時代の寺院には、土地の鎮守の神々祀られていたのでその名残でしょうか?
大 講 堂
基本設計は西岡常一棟梁で金堂以来一貫した裳階付の薬師寺独自の様式。
大講堂は正面41m、奥行20m、高さは約17mあり伽藍最大の建造物。
国宝 東院堂 鎌倉時代後期の和様仏堂の好例です。
堂内には、白鳳仏を代表する国宝 聖観世音菩薩が安置され、
その四方は鎌倉時代の四天王像が守護しています
国宝東院堂前の回廊
東塔水煙特別公開 瓦 勧 進 所
何万枚もの寄進された瓦 ・ 瓦 ・ 瓦 寄進のため筆を執っておられます。
解体修復中の国宝東塔の水煙が安置され公開されています。
水煙を載せる東塔の上部にある相輪も同時に公開されています。
相輪の体部には寺の由来が刻印されています。
薬師寺東塔 水煙 (奈良時代・国宝)
四方に飛天が配されていてとても美しい。
上部に向かって、徐々に飛天が逆さまに天から降りてきたような造形になり、
飛天の衣が流水に揺れるよう。
天人は頭を下、脚を上にして手足に動きがあります。
中段の天人の腕は肘を曲げて片手で散華するための花びらを盛るための華籠を捧げています。
思っていたよりもずっと小さく感じました。
横笛を吹く笛吹童子は四面ともに錆がかなり進んでいますが、それぞれ微妙に表情が違ってとても美しい。
国宝東塔は解体修理のため覆屋に覆われてその姿を拝することは出来ません。
平成32年の6月頃に修理が完了する予定。
境内を拝見して出口の蓮鉢をゆっくり鑑賞させていただきました。
この場所の蓮鉢には花の名前が入っていません。
友がこの花を見て、蕾 ・ この花は15・6歳 なんて言いますのでこれは私!
花弁の落ちた花をイメージして言いました … でのこの蓮実がしっかり実が…
花弁が無数の蓮の種類
白蓮華は清楚で好いですね。
蓮の華のなかでも、とくに白い蓮の華は、インドではプンダリーカと呼ばれていました。
インドの言葉の発音を漢字で写し取って、「分陀利華」と。
蓮の華の観賞を最後に薬師寺の境内散策を終えて、ゆったりとした気分で帰宅の途に。

来年5月落慶の食堂に安置された本尊阿弥陀浄土図を是非、拝観させていただきましょう。
田淵俊夫画伯がご挨拶に師である平山郁夫画伯が玄奘三蔵求法の旅をたどる「大唐西域壁画」を
玄奘三蔵院伽藍に入魂されているのと多分、比べられることでしょうと笑いながらお話されたことが
とても印象に残ってしまいました。





























