8月20日(土) 

昨夜、早寝しようかと2階の寝室へ、、いきなりの雨音に驚きました。
網戸の窓から吹き込む雨 … 一瞬に床はびしょ濡れ。
「やった!!雨・雨」 濡れた床を拭きながら … 待ちに待った雨に想いが声になって。
長くは降ってくれませんでしたが、樹木には有り難い恵みの雨になりました。
午前中から気温は35℃を越す猛暑日。
表玄関庭の樹の下に、ハブランサス・ツビスパツス(別名 ハブランサス・アンダーソニー) ヒガンバナ科 ゼフィランサス属
が140~150輪一斉に開花しました。 

1ヶ月位前から2・3輪咲いたり、 時には7・8輪と毎日少しづつ開花していました。
2・3日前いきなり一斉にニョキニョキ頭をもたげた蕾の多さに少し驚きました。
昨日は背丈も20cm近く蕾も大きく膨らんできました。
ハブランサス・ツビスパツス(別名 ハブランサス・アンダーソニー) ヒガンバナ科 ゼフィランサス属 の蕾がニョキニョキ。
今朝、メダカの餌をやろうと庭に出ると一輪残らず、開花しています。
葉は細い毛のようなグリーンの葱のような形をしていますが確認が難しい様子です。
どの場所も同じように … ざっと数えて一度に140~150輪
専門知識の無いまま考えました。
もしかして同じ遺伝子を持った種だったから??
すでに咲き終わった花に、1cmぐらいの果実ができています。
中にぎっしり詰まった種子が黒くなり、割れて地面に落ちるのです。
ここに芽吹いたは、同じ遺伝子を持ったクローンなのでしょうか。
こんな 小さなお花から持ち上がった大きな疑問でした。
一日花なので、明日朝には今開花しているすべての花が、一斉に閉じるのでしょうね。
毎日毎日少しづつ長く咲いてくれる方が好いかも。
植物の知らなかった意外な生態に少し湧いた疑問でした。
明日にはこの光景は見ることはかないません。
辺りを見ても蕾らしき芽はたった1つとして見つかりません。
何日か経過後、違った遺伝子の種子が芽を出すことでしょう。
心当たりがあります … 昨年真っ黒になった種子を私がばら撒いたのです ・・・が、
昨年夏から何ヵ月も土の中で秋、冬を越して春を迎えて … そんな環境なのに、
同じ日に土から芽吹き、ほとんど同じ時間に開花するなんて…
そして同じ日に短い1日の花の命を終えるなんて…とても不思議な植物の生態を知りました。
8月21日(日) 

実家の法事にお参りして帰宅した頃には、昨日一斉に開花したお花は、花のいのちを終え、
このよう一斉に閉じてしまいました。
一度も体験のしたことのない植物の不思議に出遇ったのでした。
側で咲く キキョウ 長い期間咲いてくれます。
最盛期が少し過ぎた ダンゴギク に 戯れる イチモンジセセリ
同じ遺伝子のお花 … 私はやはり 金子みすずさんの詩のように
みんな違ってみんないい ! が好ましいですね。
ふと疑問に … 来年はどのような結果になるのでしょう … 覚えているといいのですが??