春日若宮おん祭 ・ お渡り式

12月17日(土) 

暖かさと晴れ上がった空に誘われるようにというより、たまたま12月17日だったことに気づき

40年来もご縁が無かった春日若宮おん祭 ・ お渡り式に行く準備をしています。

近場に居ながら例年寒い日の印象が強く、「止めよう!また来年」 そんなこんなで40数年。


   12:00過ぎの電車で奈良へ。

   予定では、12:00県庁前広場を出発し登大路を下るお渡り式、その最終の大名行列が、

   油阪へと通過して行きました。

               何重にも人、人、人垣、毛槍がわずかに見えるのみでした。

               お旅所近くで観覧させていただくの予定なので、十分時間はありました。

               人混みを避けて北円堂への抜け道を上って一の鳥居に向かいます。

                      
                       国宝 北円堂  回廊基壇復元工事中です。


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              重文 南円堂     南円堂 左 タチバナ ミカン科 ミカン属 の実がたわわに。


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                         南円堂西   国宝 三重の塔


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    猿沢池前から三条通を一の鳥居にあがろうとしたのですが、身動きが取れないほどの人、人、人。

    興福寺を通り抜けて行くことにしました。


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                      興福寺 左  国宝 東金堂   国宝 五重塔


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               国宝 五重塔 宝鐸              五重塔と白のサザンカ 


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                 興福寺 五重塔 相輪  …  私のデジカメこれが精一杯


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           一の鳥居へと急ぎます … 一の鳥居をくぐって直ぐ南側。

           こちらまできての見物の方は随分少なくなります。

           「松の下式」を行う「影向の松」の前に到着を待つ頭屋児(とうやのちご)と奉行。


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     「春日若宮おん祭」は、奈良の一年を締めくくる春日大社末社若宮神社の例祭で、

     国の重要無形民俗文化財に指定されています。

     平安末期の保延2年(1136)9月17日、関白藤原忠通が五穀豊穣を祈って始めて以来、

     途切れることなく、守り継がれている伝統行事です。



   お旅所 … 影向の松から東へお旅所までの参道には競馬のため、砂が敷き詰められています。

              
       正面の一段高い所に若宮神の行宮、その前に小高い芝舞台があります。

       その前には左・右に太鼓がそれをとり囲むように周囲に幄舎が設けられています。
                     

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                       お旅所前から一の鳥居を。

                     
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              13:00過ぎ  先導役がお旅所に近づいてきました。


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         真新しい砂が敷き詰めtられているので草履履きはとても歩き難くそうです。


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           続いて稚児行列や平安時代の菅笠姿衣装の女性の華やかな楽人が先導します。



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                   穂の付いた稲藁を前後にくくりつけています。 


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   お渡り式 … 第1番の「日使」(ひのつかい)を先導するのが、向かって左「梅白枝」(うめのずばえ)と

   向かって右御幣を掲げて歩く 「祝御幣」(いわいのごへい) の赤依のお二人。


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           千早と呼ぶ長い白布を肩に掛け地面に曳いて 「日使」を先導します。


             白布は随分長いですよ … 



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     「十列児」(とおつらのちご) …  騎馬した4名の稚児が、頭に桜の造花を挿しています。
 
           お旅所で雅楽「東遊」を舞うとのことです … とても可愛く凛々しい姿でした。


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          第2番 神子(みこ) 辰市神子(たついちのみこ)   八嶋神子(やしまのみこ)

           神子は、巫女  …  春日大社では巫女を“みかんこ”と呼ぶそうです。


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           馬長児(ばちょうのちご)


          山鳥の尾を立てた笠をかぶる「馬長児」(ばちょうのちご)。

           背中には牡丹の造花を背負っています。



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    馬長児に付き従う「従者」、五色の短冊をつけた笹竹を持ち、龍のような形の被り物を付けています。

          「逢ふこひ」「見るこひ」「忍ふこひ」なんて読めましたが…何か意味がありそうです。


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                しばらく行列が途切れています … 

               馬出橋からお旅所前の勝敗榊まで競馬の準備のようです。


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       馬が2騎ずつ、計3回、馬出橋から疾走し、御旅所前の勝敗榊までの勝敗を競います。



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           …  が、一瞬の間の通過 … シャッターの押す瞬間が合いません(笑)


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                        映像はボケボケ ・・・・・・


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                競馬を楽しむことなく、シャーッターを切っただけに終わりました。


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           最後の馬も去って、競馬の係りの方がスタート用具を持って引き上げて行かれます。                  
                 

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       猿楽座、能楽の古名です。

       古くは大和猿楽四座が務めていたのですが、現在は金春座が務めているそうです。



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              影向の松の前で 松の下式 演じている田楽座

       五色のご幣を立てて、綾藺笠をつけ、編木・笛・太鼓を持 つ田楽座。

       おん祭で行われる芸能のうちで最も興福寺と深い関係をもってきた芸能集団。

            竹囲いがされている一段高い桟敷席が設けられています。



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          この特別桟敷席 空席が多く目立ちますが、席料は3,100円也。

         他に本日の12:00~22:30 の全席座席指定で5,000円也

         時間内の入退場は自由にできるそうです。

                       1度フルコースを観覧させていただかないと…


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     5.5メートルほどもある見事な大型の野太刀を先頭に中太刀・小太刀・薙刀・数槍と続きます。

     この野太刀何と数えていいのでしょう … 1口3人の男性が担いでいます … 重そうです。



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         大名行列が続きましすが、ボチボチ帰宅のため三条通りを下り始めました。

                菊水楼の前から一の鳥居辺りの様子。


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               子ども大名行列  … 疲れ切った様子が伝わってきます。

               そりゃ 行列だけで2時間を経過しています … 集合準備を考えるとね。


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                     ぐったり … もう少し がんばれ!



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              大名行列 … 大名行列保存会が結成されて復活。

              「子供大名行列」「郡山藩列」「南都奉行列」と続きます。


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             「郡山藩列」「南都奉行列  こちらもいささかお疲れの様子です。


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             三条通りを下り始めると柳生新陰流兵法のお方方、

             「影向の松」前にて演武を奉納されるそうです。


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                           お付き合いお疲れさまでした。 



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    三条通りから奈良公園を横切って駅に向かっていると、待ち合わせていてもこんな偶然ないような…

    再建工事中の興福寺中金堂前辺りで、実家の弟夫妻と出会ったのです。

    お互いビックリ! 近くに住まいしながら本当に久しぶりの見物だったようでしたが、最後の大名行列

    だけ見れたそうです。

    これから大阪へ出るとのこと、駅の近くでお茶しながらしばらくおしゃべりして駅で別れました。

    40数年ぶりの春日若宮おん祭 ・ お渡り式 随分内容が濃くなて堪能させていただきました。

    何時もどこででも、これが見納め … いえいえい特別桟敷席でフルコースを観覧しないとね。

  


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