
予報通りの天候、最低気温-2.6℃ 最高気温4.6℃ 雪。
法友たち13名と御正忌報恩講参拝のため8:20発の急行で京都へ。
奈良から京都府に入ると車窓は灰色の雲、横殴りの雪景色に変わりました。
京都駅から本願寺へは積雪で歩行が困難な様子なので、タクシー乗り場へ。
長い行列に驚きました。
「ゆっくり歩こう…」 とタクシーを待つグループと分かれて堀川通の雪道をゆっくり歩きました。
雪の本願寺御影堂 ・ オオイチョウ
御影堂と阿弥陀堂を結ぶ廊下 と阿弥陀堂の雪景色
左 阿弥陀堂 宗務所 右 経堂 後方 安穏殿
雪の阿弥陀堂 (成人式が行われます)
手水舎 後方 御影堂
オオイチョウ と 御影堂
10:00からの日中法要に参拝 正信念佛偈作法
法要が終わって荘厳のお花を拝見 … 職員さんが慌しく作業中。
「御扉を閉めさせていただきます…」
12日逮夜から17日晨朝まで用いられる「梅真」の仏華です。
遠い過去、1月のお花は梅と越前のスイセン、紅い椿しかなかったようです。
御荘厳は昔から伝統的に守られているそうです。
梅(梅真)・ 床まで届く笹 ・ 水仙(2200~2300本) 椿、およそ(400輪)等が使われているそうです。
12日に入れ替わったお供物が渡り廊下に展示されています。
彩色餅 ・ うずたかく盛られた千盛饅頭1m12cm 造花の椿 ・ 銀杏
洲浜 (大豆を煎って挽いた州浜粉に砂糖と水飴を加えたお菓子) ・ 紅梅餅
御影堂廊下から雪の オオイチョウ 幹周/6.5m、樹高/7.0m、樹齢約400年
「水吹き銀杏」、「逆さ銀杏」とも呼ばれています … 京都市天然記念物
雪は降り続いています …御影堂廊下から阿弥陀堂
激しく降る雪 … 前方阿弥陀堂
阿弥陀堂への廊下から 左 阿弥陀堂門 手水舎 後方 お茶所
阿弥陀堂から白砂に下りる頃は雪が小降りになりました。
安穏殿に集合する頃は灰色の空に朧月のような太陽が見えます。
御影堂入堂前、手渡してくださる 御正忌報恩講ご案内 ・ 勤行集。
参拝記念品は お線香。
北境内地休憩施設で、炊き出し「あずき粥」をいただき身体がポカポカ。
御仏飯で炊かれた小豆粥に塩吹き昆布が美味しさを引き立ててくれます。
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12:00 昼食場所 東急ホテル「たん熊」へ移動。
ホテル玄関前で結婚式が済んだ花嫁さん花婿さんの記念撮影、とても可愛い花嫁さんです。
… 多分背景に雪景色が目的かなあ!
法友が聞こえるように?「もう一度その時代に戻りたい!」 新ご夫妻、撮影関係者が爆笑!
ホテルの警備員さん法友に 「これからの行先わかります?」 再度爆笑!
昼食会は県内、十市組の仏婦の親睦会も兼ねて、会食後各自自由解散に。
こんな雪のご縁は滅多にないことなので、京都の雪景色を堪能したいと決めていました。
「金閣寺」「二条城」等など考えたのですが、時間的に一番近い東本願寺 枳殻邸に決めました。
堀川通り … また吹雪いてきました。
堀川通りを東に 本願寺伝道院
明治45年(1912)、近代の日本を代表する建築家,伊東忠太によって設計され、
施工は竹中組(現在の竹中工務店)
吹雪の雪道を東本願寺へ向かっています。
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同じ雪の日、福栄寺住職さまから送付いただいた多武峰談山神社の雪景色。
今朝東の山々が白く化粧していました。
お参りの途中にチャンスを逃してはと思い走りました。
案の定明日香村上(カムラ)標高約350mぐらいから上は化粧!
多武峰談山神社の初雪を楽しませて貰いました。
紅葉も綺麗ですが雪化粧もとても綺麗です。
いつも同じアングルで同じような写真ですがひとときの楽しみをお伝えしたくて送ります。
多武峰談山神社の雪景色 拝殿 本殿
多武峰談山神社の雪景色 十三重塔 室町時代(重要文化財 )
父・藤原鎌足の追福のために、長男・定慧と次男・不比等に よって西暦678年に建立されました。
現存の塔は、享禄5年 (1532)の再建で、木造十三重塔としては、世界唯一のものです。
多武峰談山神社の雪景色
多武峰談山神社の雪景色 手前 神廟拝所
多武峰談山神社の雪景色
多武峰談山神社の雪景色
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奈良での初雪でした … 珍しいので雨と違った感覚で受け止めてしまします。
雪国の方にしかられそうですね … 京都では通路も積雪があり、滑らないように
随分気をつけて歩きました。
滅多に縁のない京都の雪景色を堪能させていただきました。
京都を離れた途端、車窓からの雪景色は全く無く、自宅に戻ると跡形もなくなっていました。