奈良公園円窓亭(丸窓亭)*片岡梅林 * 浮見堂

二月堂参道を大仏殿前の鏡池へ下り、南大門から 左手に春日大社参道へ。

春日参道の南側に広がる広大な芝生のエリア飛火野 … 何時訪れても癒しの空間です。

道路を隔てて、片岡梅林、浅茅ヶ原園地が広がります。


                      写真が下手なので上手く伝わらないのですみません。


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                      片岡梅林に来るたびに感じることがあります。

              250本植えられているという梅の樹が殆んど同じように剪定されています。


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        人の背の高さより上の方で開花するよう剪定がされて、少し貧弱で力強さに欠ける感じです。

        子供たちが遊ぶ公園内なので、枝で怪我をしないように???

        もしかしたら鹿さんたちが梅の花を食べるから???

        分りません???


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               梅林の向こうに円窓亭(丸窓亭)が見えてきます。



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                 丸い形にくり抜かれた窓が四方に八つあることから八窓庵とも呼ばれます。

                 元々は春日大社の経蔵だったことが伝えられています。


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         高床式で、隅棟が中央に集まり、四角錐に反りをもたせたような茅葺屋根。



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         北側の一面だけ四角く出入口が開けられていますが、東西南の3面は、それぞれ

         3つの丸い窓がぽっかりと開い奇妙に見えます。



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         円窓亭(丸窓亭)をぐるっと回るように浮御堂の浮かぶ鷺池に下りてみました。

       

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            鷺池の水が澄んでいたらこの景色随分違ってきたでしょうね。

            若かりし頃とほとんど環境が変わりません。


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                  鷺池の散策道に下りてきました…桜の枝越しの浮御堂。


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            1994年に再建された浮御堂、檜皮葺きの六角堂です。        

            空の色は灰色、池の水はモスグリーンともカーキーとも思える残念な色です。

            池の水が澄んでいたら随分眺めが変わることでしょう。
            


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                 浮御堂の向こうに見える建物は奈良ホテルです。


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                 浮御堂へ下りて来た反対側の散策道を飛火野へ上っていきます。

                 違った方向から眺める円窓亭(丸窓亭)。


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                      散策道を上り終えた円窓亭(丸窓亭)の眺めです。


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             雲が厚くどんより、お天気はいまいちでしたが、写生されている方々。


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            2年前までは、浅茅ヶ原園地を抜けて一の鳥居から興福寺五重の塔を見ながら、

            駅まで歩いたのですが …         


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                   梅林近くのバス停からバスでの移動に変わりました。

                   些細なことから以前との違いが身をもって感じるようになりました。





                  ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………   




3月3日(金) 


                緩和病棟3月のイベントは、「琴の演奏&お抹茶コラボレーション」

                お抹茶のお道具は病棟の看護師さんたちが準備くださいました。

                年に一度の茶筌さばきなので少々緊張 … お服加減が分らない!

                前もって一服いただいた方が好かったのかもしれません。




               このお抹茶茶碗 、お茶を飲み干すと、「おふくさん」が微笑みます。

               こちらもつい、笑顔になりますよ。




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           お琴の演奏、 菊ふじ 明歌 さんとお弟子さん。  

           地歌(地唄)舞の古澤流の師範、古澤侑毘(ゆうひ)さん。



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          古澤侑毘さんは、滋賀県からお越しくださって華を添えてくださいました。



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                      最後は琴と尺八の二重奏 宮城道雄作 「春の海」

    作者がまだ失明前の小さい頃に見た、長閑な春の瀬戸内海の印象を基に作曲したと聞いています。



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         半世紀以上も前、遥か昔お稽古していた頃に一瞬戻ります。
        
         13年前母屋を壊した時に処分したお琴と一緒に、指が覚えた記憶も殆んど無くなりました。  


         「春の海」の音色は、ゆったりとした波や海鳥の声を、のどかで美しい調べになって、

         癒しのひとときをいただきました。

                  



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