少し早いお昼を園内の衆楽茶屋で … メニューは、きつねうどん・いなり寿司・甘酒・お汁粉のみ。
温かいきつねうどん、350円也の質素なランチを美味しくいただきました。
そこへ先ほど乗ったタクシーの運転手さんが、「落とし物と違いますか!」… と、
PiTaPaカードをわざわざ届けに来てくださったのです。
前の座席で支払いの時、落としたのに気づかなかったようです。
「感謝!感謝!」 有り難うございました。


衆楽茶屋の相席のお客さま、「あの運転手さんお隣さんです!」偶然にびっくり!
「宜しくお伝えください!」…と。
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江戸時代初期、津山藩の2代目藩主森長継の頃に作庭された廻遊式大名庭園。
年中無休で無料で拝観できます。

庭園入口を入ると 「津山さくらまつり」の大きな案内板が立て掛けています。
岡山後楽園よりも50年ほど古く、京都から小堀遠州流の技術者を招き、仙洞御所を模して
造られたので、島の配置や植え込みなどにも京風の風雅な趣が漂っています。
当時は約2400坪と、現在の3倍ほどの面積があり、藩主の別邸として、また他藩の使者と
会う「御対面所」としても使用されていた。
池とその周囲を巡る園路には四季に楽しめる何種類もの樹木や花が植わっている庭園です。
古木のソメイヨシノが満開です。
池の向こうに再現された風月軒が望めます。
池を巡る散策路には苔むした趣ある木製の土橋が何本か架かって築島に渡ることができます。
池には一面にスイレンが育っています。
初夏の開花のには見事でしょうね。
風月軒とシダレザクラ
余芳閣と迎賓館前 … この場所で結婚式があったのでしょうか。
新郎新婦の記念撮影が行われていました。
余芳閣と迎賓館 前の池にはキショウブでしょうか? 水面に葉を出しています。
散策路で大きな古木で「イスノキ」と案内されて木札を見つけました。
初めて知った イスノキ マンサク科 イスノキ属
別名ユスノキを「結寿の木」とあてて縁起の良い木だそうです。
画になる松の枝ぶりの向こうに余芳閣
シダレザクラが散って池は花の浮島 … 苔むした地面に花むしろ。
この灯籠もしかして徽軫灯籠かなあ!
兼六園の灯籠の形に似ています … 琴柱に似ているから。
風月軒前庭の ヤブツバキの形と色に4婆歩みを止めてひたすら眺めて褒める。
これだけ褒められえると来年は、より以上に花を付けてくれることでしょう。
風流な佇まいの風月軒内部から池の眺め。
腰かけのできる濡れ縁?周り廊下?にお座布が置かれているのを見て感激です。
庭園の大半を占める池にシダレザクラが垂れて、落ちた花弁は花の浮島に。
夏には睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色を想像しながら拝見。
先ほどの新郎新婦場所を中之島に変えて撮影されています。
池に後姿が映えています。
徒歩で津山城(鶴山公園)へ向かいました。
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14:00 津山城(鶴山公園)の桜を堪能して津山駅に急ぎました。
趣ある津山駅前 … 海鼠壁をイメージしているのでしょうか?
津山14:30 作用 15:28 15:36 上郡 15:55 16:05 相生 16:17
相生16:18 大阪 17:43
作用から上郡 間では第三セクター智頭急行智頭線になります。
上郡駅ホーム続きに改札があり、自販機でその区間480円の乗車券を買います。
大部分方が青春18きっぷの利用者で、少々驚きました。
この線を利用すると所要時間が1時間近く短縮できます … 時刻が合えば…
思い込みは失敗に繋がります … 往路は岡山から津山に入ったので、帰りも自然にそんな想いに
なっていたようです … 4婆とも・・・ 行程表も確認せず!
津山駅ホームには、到着列車 ・ 岡山行、作用行、3列車が停まっていました。
何も考えず岡山行きに乗って座席を確保して、悠々とお茶を飲んでいて…はたと気付いたのです。
乗務員さんに確認 … 間違いに気づき発車まで2分!
慌てて向かい側ホームの作用行の列車に飛び乗り!
1両の作用行きは満員 … 結果、1時間立って揺られての移動になりました。
それでも愚痴無しで素的な津山の桜の余韻を残しながら無事大阪へ。
自宅には19:00過ぎに戻り、照りもせず、降りもせずの長い一日が終わりました。
お付き合い有難うございました。