大安寺 * 若草山の中腹から正倉院眺望

7月16日(日) 


       妹の車に便乗させてもらって、母の一周忌の法事に参列するため奈良の実家へ。

       11:00 法事が終わって、お墓参りへ。
 
       12:00 大安寺駐車場から昼食場所の送迎マクロバスに乗車。


                大安寺まで徒歩で … 少し早めに着いたので境内散策。


                                大安寺南門


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                                南門から眺めた中門跡



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                            大安寺 本堂


         聖徳太子によって平群に建立された熊凝精舎が草創。
         国の安泰と人々の安楽を祈る大寺として、大安寺と号した。
         華麗なる大伽藍には887名もの学侶が住して、さながら仏教大学の観を呈し、
         日本の祇園精舎と讃えられて、我が国仏教の源流をなすといわれた。



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                      ご本尊の重要文化財十一面観音立像がご安置されています。


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           灯篭右側に植えられている  モクゲンジ の果実  ムクロジ科 モクゲンジ属

           別名 センダンバノボダイジュ(栴檀葉の菩提樹) 

 
           果皮は三角状卵形で、先端はとがって、和紙で作った風船のようにふくれています。   


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      硬い種子は念珠に用いられ、寺院に植えられることから、菩提樹の名前がつけられたようです。



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        参列者が揃ったので昼食場所  「奈良 万葉若草の宿 三笠」 へ」送迎バスで移動。

        「奈良 万葉若草の宿 三笠」は、奈良を一望できる若草山の中腹に位置します。

        転害門.手前の道、大仏殿裏側の道から大仏池・正倉院裏側を通過して、

        奈良奥山ドライブウェーに入ります。

        特別天然記念物、世界遺産古都奈良の文化財資産の春日山原始林を、眺めながら

        マイクロバスは上っていきます …  途中下車できないのがとても残念でした。


                     ロビーから眺める霞む生駒山


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                  ロビーからの「眺望」 … 春日原始林


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                  若草山の緑の向こうに広がるパノラマ。

                  中央に見える屋根 … 正倉院正倉 ユネスコの世界遺産。

                  校倉造の大規模な高床式倉庫。

                  聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめとする、

                  天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵していた建物。
        

                     左上の屋根 … 再建中の興福寺中金堂
             


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            普段会うことのない親戚や姪や甥 … 母の思い出も語りながら、近況報告など。

            食事と語らいで2時間以上過ごしました。



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       7月4日、突然日本テレビの関係者から、連絡をいただきました。

       3年前に掲載した福栄寺住職さまから送付くださった蛍の写真で、ホタルブクロに蛍を

       入れて撮ってくださった写真を借りたいという連絡でした。

       福栄寺住職さまが提供してくださることになり、その映像が放映されたそうです。



                               





       新宿DASH  … 大都会に人と生き物たちが一緒に暮らせる未来の街。

       2017年7月9日 - 「新宿区新宿御苑 付近」「新宿図鑑」

       ホタルブクロの花の場面で「蛍を花の中にいれた…」の映像に」使われました。



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                      ホタルブクロの日録   2014年7月4日


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                          歳月の経過の早いこと … 



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        日野原先生の訃報をニュースで知りました。

        1970年3月赤軍派にハイジャックされた日航機 「よど号」に乗りあわせ、犯人が用意した
  
        本の一節「一粒の麦もし地に落ちて死なずば唯一つにてあらん。もし死なば多くの実を

        結ぶべし」その一節を印象深く読まれたという。

        「業績をあげて有名な医師になる。そういう生き方は、もうやめた。生かされてある身は

        自分以外のことにささげよう」 当時58歳の日野原さんは心に誓われたという。

        誓いどおり ”生涯現役” どれほど多くの方が励まされたことでしょう。

        
        ボランティアひまわりの会員だったHさん、東大を卒業して日野原先生の本の言葉に出あって

        医師になる決心をした…と聞いています。

        受験勉強1年、医学生6年間、計7年間、私たちの仲間として活動してくださいました。

       今春、医師となられて、愛知県の病院勤務されています。

       訃報を聞いて直ぐにHさんのことが思い出されてしまいました … 白衣が似合ってるかなあ!


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