エノコログサを何倍も大きくしたような感じで、穂は20cmぐらい大きいのもあります。
別名 ギンギツネ(銀狐)は、狐の尻尾に似ているからのようです。
ふんわりとドーム状の草姿になり、この場を通る時に、何時も気になっていた植物です。
銀キツネのしっぽに似ているのも納得 …美しい穂です。
大株に育って無数の穂がキラキラ輝いています。
比較的扱い易い花だと記しています … 緩和病棟ガーデンテラスに来季に植えましょう…
花期には、切花がたくさん望めます。
常に苗があるか心がけていましょう。
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満開の イソギク(磯菊) キク科 キク属
葉は、楕円形または倒楕円形で丸い鋸歯を持っています。
葉の縁の白い筋は、葉裏に密生している白い短毛がわずかに見えているから。
独特の葉と花弁の無い小さな花は、菊人形にもよく利用されます。
何だか記憶にあります。
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前回の10月末から3週間余り、公園の季節は随分早足に進んでいるように感じます。
ススキの白い穂波がそれを感じさせてくれます。
花畑では、秋の花を取り除いて冬春用の花の準備に、土が準備されています。
二上山雄岳がくっきり … 遠く金剛山に初冠雪が見えました。
お気に入りの眺めでちょっと休憩。
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ダリア園の近く、人目の付きにくい場所に… マユミ(檀、真弓、檀弓)の樹が4本。
マユミ 別名ヤマニシキギ(山錦木) ニシキギ科 ニシキギ属
少し最盛期を過ぎた果実と仮種皮に覆われたタネ。
果実は淡紅色に熟すと4つに裂け、仮種皮に覆われた赤いタネ。
たわわについた果実 … 細い枝はたわんでいます。
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一見しても普段見かけるマユミと違っています … 特に果実の色の濃さです。
ヒダマ(緋玉)マユミ と呼ばれるそうです。
普通のマユミよりも果実の色が赤く、遠くからでも目立って違いがわかります。
ヒダマ(緋玉)マユミ 今回初めて知りました。
1時間足らずの散策、でも十分ストレスの解消、そして初冬の季節感を肌で感じました。
一昨日までの冷たい木枯らしから、ひと時解放された散策でした。
木枯らし … 「凩」 とも書くのですね。
伝来した漢字にはなく、日本生まれの国字だそうです。
辞書によると、「風の略形と木」を合わせたものと記されています。
木に北風が通り過ぎる感じなのでしょうか…
もう直ぐ木枯らしが続くと、公園の散策道は風の散らす落ち葉や樹の実で、
木の葉の絨毯を歩くことになるのですね。
テレビの報道で、滋賀県 鶏足寺のくすんだ赤い落ち葉の絨毯参道が目に染みています。