明日香路の紅葉(中尾山古墳) ・ 鬼の雪隠 ・ 鬼の俎板 ・ 猿石

11月25日(土) 


             病院ボランティア(ひまわり)メンバーのウォーキング。

             今回は明日香路の紅葉の散策と決まりました。

             近鉄飛鳥駅下車 … 国営飛鳥歴史公園館へのコナラ落ち葉の道。


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                    国営飛鳥歴史公園館前の紅葉とサザンカの大木。


  こちらに国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設があり、何度か修復作業現場を見学させていただきました。


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       国営飛鳥歴史公園館の道を挟んで、紅葉の隠れスポットと呼ばれる中尾山古墳への階段。



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            飛鳥駅から近いにもかかわらず、知られていない静かな隠れ紅葉の名所。


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                     この静けさ … 勿体ないです!


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                           中尾山古墳の紅葉


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                           中尾山古墳

               高松塚古墳の直ぐ北にある三段構造の8角形墳。

              火葬骨を埋葬した精巧な古墳として知られています。



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                    かっては「石墓」と呼ばれ墳丘を石が覆っていました。



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                         横口式石槨の内面には朱彩施されㇾています。

                         被葬者は文武天皇の可能性が高いとのことです。


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               1300年以上もの時を超えた、場所で眺める紅葉はまた格別です。


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           中尾山古墳から椚林の向こうは国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区芝生広場。


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                    紅葉の向こうに、高松塚周辺地区芝生広場。


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                    陽当たりによって生まれる紅葉のグラデーション。


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          この素晴らしい紅葉をひとり占めできる場所に … 

          樹と樹に渡したハンモックでお昼ね??の男性…何と贅沢なことでしょう。



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  通路を避けたハンモックの位置からの眺め … 上部は中尾山古墳の紅葉、下部は歴史公園広場。




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             中尾山古墳から徒歩5~6分 高松塚古墳に隣接される高松塚壁画館


        館内には、壁画の検出当時の現状模写、一部復元模写、再現模造模写、墳丘の築造状態、

        棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬されていた太刀飾金具、木棺金具、海獣葡萄鏡などの

        レプリカを展示し、高松塚古墳の全貌をわかりやすく再現されています。



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                               高松塚古墳


                        直径18m、高さ5mの小さな円墳。

 

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           石槨内部東壁には青龍と日像、西壁には白虎と月像、北壁には玄武、

           東西の両脇には人物像、天井には星宿図が描かれていました。



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                 古墳周辺の南に面した広場で、お弁当をいただいて休憩。

                 眺めは明日香村の長閑な風景 … 畑にたわわに実った蜜柑が見えます。



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                          文武天皇陵(檜隈安古岡上陵) 
 
                高松塚から南東200m位徒歩3~4分、文武天皇陵。

      天武天皇と持統天皇の孫、藤原京で即位し、大宝律令を制定した文武天皇の御陵です。


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             中尾山古墳と公園を挟んだ展望台 … 陽当たりの都合で黄葉のモミジ。



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                      散策道は落ち葉が敷き詰められた絨毯道です。




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                                 鬼の雪隠


         飛鳥公園館から畑の中を通る遊歩道を15分足らずの高台に鬼の雪隠。

         雪隠とは(トイレ)のことです。



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     この周辺は霧ヶ峰と呼ばれ、鬼が住み、通行人に霧を降らせ迷ったところをとらえて、

     爼の上で料理し、雪隠で用を足したという伝説。 


                長閑な明日香村の白菜畑やほうれん草畑が続きます。

                                         稲刈り後の藁が干しています。


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         鬼の雪隠は墳丘土を失った終末期古墳(7世紀後半・飛鳥時代)の石室の一部。

         花崗岩の巨石を精巧に加工した底石・蓋石・扉石の3個の石を組み合わせたもので、

         鬼の雪隠はその蓋石にあたり、鬼の爼(底石)から横転してきた状態。(案内板よ)



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                           鬼の俎板

           鬼の雪隠と散策道を挟んだ竹藪のなかに鬼の俎板と呼ばれる大石があります。


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          鬼の雪隠と鬼の爼と併せて石槨の一部(蓋石)であると考えられているそうです。

          大きさは、長さ4.5m×幅2.7m×厚さ1m。

          646年(大化の改新の翌年)に作られた、持統天皇の実弟が葬られた古墳ではないか?

          埋葬者は不明です。




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                           天武・持統陵((檜隅大内陵)

         壬申の乱(672年)で大友皇子を倒した大海人皇子(即位後に天武天皇)と

         その皇后である持統天皇の合葬墓です。

         持統天皇は後に女帝として皇位を継承し、藤原京を造営しました。



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               吉備姫王(きびひめのおおきみ)の檜隅墓の棚内にあります。

      年代や制作理由も不明の、猿を思わせる顔の石造物。

      元々は欽明天皇陵南の田から掘り出されたものが、その後吉備姫王墓前に移されました。

      特徴から僧、男性、女性、山王権現の名前がついていますが、さてどの石像が…



                      左 「女」     右  「山王権現」


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                       左  が 「 僧」         右 が 「男」



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                     山王権現像の背面にも顔が彫られている二面石


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            高さ1mほどの4体の石造で猿の顔に似ていることから猿石と呼ばれています。



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     晴天に恵まれたウォーキング日和は、程よい疲れを連れて、橿原神宮駅で解散。

     持参したカモフラージュ(ボランティア名目)のゴミ袋は折りたたんだまんま!空っぽで帰りました。

     明日香の落ち葉をゴミと考えると気が遠くなりますから…



          今年もとうとう、残すところカレンダーは最後の1枚になってしまいました。

          十分余裕を残しながら予定を立てて、カレンダーの空白を埋めましょう … と。
           


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