
2月のひまわり定例会に参加、終了後緩和病棟リビングルームに、メンバーで雛飾り。
「もう1年!先日飾ったような錯覚!」 異口同音と溜息。
早く終わったので、メンバーが「ロウバイを見に行こう!」 …
車に便乗させていただいて丘陵公園へ。
ススキの丘から眺めた枯葉色とセピア色の冬景色。
散策道で無数のモミジバフーの果実
地面一面にモミジバフーの果実
落葉して果実のみがユラユラ モミジバフー〈アメリカフー) フウ科 フウ属
葉や樹脂の臭気を嫌って、動物が葉を食べないため、動物園の景観樹として使われるそうです。
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フェンスに絡まって冬咲きクレマチスが小さな白い花を咲かせています。
クレマチス・アンスンエンシス(原種・カンパネラ系) キンポウゲ科 センニンソウ属(クレマチス属)
中国原産の原種、ベル形の白花が、つるの節々に多数咲く。
12月から2月中旬ごろに開花。
3~4cmほどの大きさのベルのような花がぶら下がって数輪まとまって咲いています。
花弁は4枚で肉厚、色は緑色がかった白色で、沢山の蕾を蓄えています。
よく見ると少し違った形の葉っぱ、色の違った花が交じっています。
クレマチス・ウロヒラ ウインターベル キンポウゲ科 センニンソウ属(クレマチス属)
葉は少し細めで花は、ほんの少し大きく肩の部分が薄紅色に変色しています。
このフェンスには2種類が絡まっているようです。
花の少ない時期貴重な癒しのお花です。
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メンバーがお望みのロウバイゾーン、いにしえの丘まで散策 … 歩数は5,000歩近くなりました。
こちらには4種類のロウバイを見ることができます。
ソシンロウバイ ロウバイ科 ロウバイ属
風向きが変わったようです … 香りがそこかしこから。
フクジュロウバイ(福寿) ロウバイ科 ロウバイ属
花弁の色が濃い黄色。
マンゲツロウバイ ロウバイ科 ロウバイ属
花の中心に赤褐色の丸い輪が満月のよう。
ワロウバイ ロウバイ科 ロウバイ属
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クチナシの実 アカネ科 クチナシ属
「クチナシの実」は東アジアを原産地としていて、日本でも古くから用いられています。
料理の色づけ、生薬としては精神安定剤や胃腸炎の薬として処方されるそうです。
手近な料理として目にするクチナシの実は、黄色に着色されたものです。
お正月におせち料理として食べる栗きんとんの黄色がクチナシの実です。
子どもの頃父が漬ける沢庵にもクチナシの実が使われました。
あああ!小学校の夏休みの宿題、ハンカチを染めたこともありました …遠い遠い昔々。
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駐車場近くに戻って来ました … 約7,000歩
サンシュユミズキ科 ミズキ属
蕾が膨らんで、ほんのり黄色の花弁の色が見えました。
春が近くなりました。
風は冷たかったのですが晩冬、立春の風と思うと春遠からじ…
苦手な季節がもうすぐ通り抜けます。
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緩和病棟リビングを訪問してくださった邦楽のメンバーさん。
月1回訪問してくださる筝曲演奏家の菊藤 明歌さん。
邦楽演奏家のお仲間もご一緒くださいました。
三味線演奏家 アメリカ人でオーストラリア在住 現在 京都に滞在。
尺八演奏家 ・ 地歌(地唄)舞の古澤流の師範、古澤侑毘(ゆうひ)さん。
懐かしい歌を邦楽器に合わせて患者さん、ご家族と共に歌って、
温かコーヒー ・ 紅茶でひと時を過ごしていただけました。