ハクモクレン(白木蓮 )*モクレン * サンシュユ * 土筆の玉子とじ

3月15日(木) 


   最高気温22.5℃ 初夏並みの気温、買い物帰りに汗が滲む。

   先日まで硬かったハクモクレンの蕾がいつの間にか白く輝いて開花しています。




                   ハクモクレン(白木蓮 ) モクレン科 モクレン属
               
          銀色の毛に包まれていた蕾がここ2・3日の陽気で一気に開花し始めたようです。



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                このハクモクレン、1億年以上も前から変わっていないそうです。

                最古の花木といわれて、驚いています。




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      花には芳香があり、花の咲く向きは上向きで、全開せずに半開状で咲きせます。



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         ハクモクレンの真横に 薄紫色のシデコブシ が植えられています。

         ハクモクレンの樹に1・2輪入り混じっています。
 

         毎年優しい花を見せてくれるのですが、今年は蕾が少ないようです。



         シデコブシ (幣辛夷) 別名 ヒメコブシ(姫辛夷) モクレン科  モクレン属



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         花びらが注連縄などに使われるシデ(四手 紙垂)に似ることからシデコブシと。

         コブシよりも花びらが細長くて数が多いのが特徴。


                  2・3輪のシテコブシがハクモクレンの枝に割って入っています。



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     ハクモクレンの花先が必ず「北」を向いて咲くので、方向を指示する植物「コンパス・フラワー」

     とも呼ばれていると知りました。


     そういえば全ての花の向きが北を向いているのです。

     蕾の時に、日当たりの良い南側がより成長し膨れ、先端がみな北方向を指しているように見えます




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         もう一度見上げてよく見ると、やはり全ての花が、北の方角を向いて咲いています。




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        野山を歩く登山家には、方向を把握する目印として利用されているそうです。

        自然から教わるすごいことに改めて感動です。





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            同じ敷地に  モクレン(木蓮)  モクレン科モクレン属

                別名 シモクレン(紫木蓮)モクレンゲ(木蓮華)

        
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                花弁が6枚、開花中に葉が出て花が終わるころには葉に隠れてしまいます。


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         このシモクレンもハクモクレンと同じように全ての花が、北の方角を向いて咲いています。




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                          サンシュユの花が 満開でした。


                  バックの紅梅がサンシュユの黄色を一引き立ててくれます。



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                     自転車を下りて写させていただきました。



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                         サンシュユ(山茱萸)  ミズキ科 ミズキ属


                         別名  ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ


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       友の庭に大きなサンシュユの樹が有ります。

       秋に訪ねると、グミのような実が沢山付けていたので、「食べれるの!」と聞いたことがあります。

       「食べようと思えば食べられないことはない!」  … そんな返事でした。
   
       多分美味しくはないのでしょう。



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                  サンシュユは 中国名「山茱萸」の音読みだそうです。
 
                  「茱萸」はグミのことで、山グミのこと??

                  秋にはグミのような 小さな赤い実がなります。
 

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      眩いばかりの黄色の花は、別名 ハルコガネバナ(春黄金花) にぴったりのお花のようです。



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3月14日(水) 


           春真っ盛りの陽気が続きます … 伴ってスギ、ヒノキ科花粉もたっぷり運んで来てくれます。

           花粉症の薬が無くては過ごされない日々が続いています。


           月1回のがんサロンのスタッフとして緩和病棟ホールへ。

           帰宅の道すがら、土筆摘みの道草。

           小さなレジ袋にほぼ満杯を短時間で詰めました。



           土筆が刈れるように沢山固まっていたのです。




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           袴を取り、茹でこぼしてお出汁、味醂、砂糖、醤油で味付け。

           土筆の卵とじの一品になって夕食の食卓に並びました。


                  季節の摘み草はまた格別な美味しさが味わえます。



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