
目まぐるしい気温の変化に戸惑う日々です。
昨日より一気に10℃を下回る気温に冷たい雨 ・ 風。
緩和病棟入口に遅咲きのタカクワホシザクラ(高桑星桜)が雨風にゆさゆさ揺れています。
タカクワホシザクラ(高桑星桜) オオシマザクラ ・ ヤマザクラ系
星桜は桜の仲間でも遅咲きの桜で、オオシマザクラ系ホシザクラに属するそうです。
花は、4月上旬から下旬まで桜としては珍しく長期間咲いています。
花弁は白く星型をしており、先端部に小さな切れ込みがあるのが特徴。
雨風が止みそうにありません。
花の寿命が他の桜より長いように感じます … 若葉が芽吹いています。
山桜と同じように葉も同時に見ることができます。
先の尖った星の形をした白い可愛い桜です。
帰宅する頃、ほんの少し青空が桜を引き立ててくれました。
病棟入口とテラスガーデンに2本寄贈してくださったのです。
一昨年から花が咲くようになり、昨年から多くの花を付けてくれています。
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10:00 ひまわりの総会 年に一度病院長 ・事務長 ・ 看護師長等
主な病院関係者が参加。
今年は私と仲間と2人 15年の感謝状とギフトカードをいただきました。
今回が初めてのことで少々驚いていますが・・・
15年前と気持ちは変わっていないと思っていたのですが、
ユニホームに付けている15年前の写真を見て … やはり随分変りました。
総会終了後、メンバーが用意してくださったおにぎりで昼食、午後から緩和病棟ロビーに
五月人形の飾り付けを終えました。
片付けたのがつい2・3か月の前のような錯覚に時の経過の早さに驚いています。
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4月8日(日)

7:00 花御堂飾りつけ用の椿 ミリンダの花を摘みました。
8:00 浄照寺 灌仏会 花まつりの花御堂の荘厳に集合。
お天気は回復したのですが、気温が随分低く肌寒い朝です。
荘厳用に庭の椿ミリンダ 50輪(枝)を摘みました。
セイヨウツバキ ミリンダ
毎年同じように花御堂の飾り付けをします。
その他のお花は、お花屋さんにお願して準備していただきます。
組上がった花御堂にお花で荘厳します。
ああでもないこうでもない … 後に下がって眺めては飾り直してくださっています。
御荘厳が出来上がりました。
今年も昨年と同じように記念撮影 … 「来年はわからないからね」!と
花御堂の真ん中に誕生佛をご安置し、灌仏会用に甘茶を準備くださいました。
オモトの葉っぱに椿ミリンダを荘厳しました … 法友の育てられたミリンダも雑じっているのです
このご縁でミリンダの挿し木が広がり、多くの法友が育ててくださっています。
9:00 子ども会はなまつり
14:00 前々坊守祥月法要
音楽法要
14:40 法話 龍谷大学准教授 福岡 正恩寺
井上 見淳 師
御讃題 歎異抄 第9条 より
名残惜しく思えども、娑婆の縁つきて力なくして終わるときに、かの土へは参るべきなり。
急ぎ参りたき心なき者を、ことに憐れみたまうなり。
これにつけてこそ、いよいよ大悲大願は頼もしく、往生は決定と存じ候え。
踊躍歓喜の心もあり、急ぎ浄土へも参りたく候わんには、煩悩のなきやらんと、
あやしく候いなまし」と云々。
16:20 法要終了後、参拝者各々花御堂の誕生佛に甘茶を注いで灌仏会をお祝い。
釈迦の誕生時に九頭の龍が天から清浄の水を注いで産湯を使わせたという故事や、
同様に甘露の雨を降り注いだという故事から、柄杓で甘茶をすくい、誕生仏の頭上から
注いでお参りします。
灌仏会が終わって、花御堂の跡片付け。
お花は要る方全員に少しづつお持ち帰りしていただきました。