9:00 竹のはめ込み式の柵が外され案内に従って供華園内へ。
供華園入口この期間のみ門戸が開いています … 初めて入園させていただきます。
供華園正面
案内板に沿って … 満開です … 一瞬紫陽花???
「瓊花」は奈良時代に唐招提寺を開いた鑑真の故郷、中国・揚州市の花で、
50年ほど前に中国から寺に贈られました。
供華園は御影堂宸殿へと続いているようです。
ケイカ (瓊花) スイカズラ科 ガマズミ属
「瓊花」は直径1センチほどの白い花の周りに8つのがくをつけることから、
「八仙花」とも呼ばれているそうです。
甘い香り・・・と聞いていたのですが・・・・・・・・・
残念です!ただ今花粉症の後遺症による味覚障害のため耳鼻科で治療中。
香りが感じられず、とても残念で心残りです。
ことしは気温の高い日が続き、例年より1週間ほど早く咲き始めたということで、
ただいま満開となって参拝者に公開してくださっています。
例年だと連休あたりが見ごろだそうですが、今年は4月中だとか。
ケイカ(瓊花)は揚州(現在の江蘇省揚州市)花だそうです。
日本では(唐招提寺、皇居、東大寺、飛鳥寺、岐阜県関市の薬草園「神薬才花苑」)のみ。
隋の煬帝がこの花をいたく気に入って門外不出にしたためだといいます。
門外不出ということもありなのか?? 法務員さんでしょうか・・・・
ケイカ(瓊花)の見学の方から目を離さずに見守っておられます。
鑑真和上の故郷 中国揚州の名花
瓊花(琼花とも書く)は鑑真和上の故郷である中国・揚州の花であり、かつて隋の皇帝・煬帝が
大変お気に召されたため、それ以来門外不出となった名花。
境内の瓊花は特別にいただいた国内でも貴重な株となります。
花粉性が恨めしい!!香りを感じられないのが、とても残念です。
ガクアジサイ、ヤマアジサイと本当によく似ていますが、
真ん中に小さな花が密集し、その周りに装飾花が付く」という点では似ていますが、
瓊花は・スイカズラ科の半常緑低木(4mほど)
装飾花の数は必ず8つ、花びらは必ず5枚、たおやかな良い香り
ガクアジサイは、・ユキノシタ科の落葉低木(1mほど)
装飾花の数は決まっておらず、花びらは3~5枚、ほぼ香りはしない
高さは4mを越すかなあ・・・ 青空に映えています。
時間の経過とともに鑑賞に来られるお方が次々に。
供華園には10本のケイカ(瓊花)をそだてておられるそうです。
先に参拝した御廟前に1本植わっているのですが、陽が当たらないからか??
全く花芽はありませんでした。
重文御影堂 1昨年から約5年間、平成大修理事業に着手。
20mは後方に移動した感じです。
1昨年9月に観月讃仏会のお茶席のご招待を受けた場所です。
隣接する藤棚の藤の花は大方散ってしまっています。
真ん中に小さな花が密集し、その周りに装飾花が8つついている特徴。
遠く離れた高い位置にアオスジアゲハが飛び交っていたのですが、
近くにとまってくれました。
満開のケイカ(瓊花)に アオスジアゲハ
手入れがゆきとどいているのでしょうね。
地面スレスレまで、花を付けて垂れています。
堪能させていただいて、出口から眺めた工事中の御影堂とケイカ(瓊花)
法務員さんにお礼を述べて離れました。
開山堂横の散策道から、講堂、金堂を礼拝して、南門へ。
箒目が美しくたて整えられてた境内。
南門から金堂を振り返ります。
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唐招提寺から西の京駅まで徒歩で15分駅の途中、薬師寺玄奘三蔵院伽藍。
一瞬違和感を覚えました !!
どうしたのだろう!! 大好きだ見事な薄墨桜が無くなっています。
あの根尾の薄墨桜の郷から贈られた樹だったから。
とても寂しく感じたので、尋ねてみました …
老木になり弱っていたので、花が咲き終わった4月の始め、大木を伐採されたとのこと。
とても残念でした … 生命には無情にも限りがありますものね。
今春まで大木の薄墨桜が咲いていた写経道場前。
薬師寺玄奘三蔵院伽藍 参道の牡丹の花も終わりに近づいています。
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3日、4日に浄照寺で報恩講法要が、お勤まりになります。
午後から、法友と4日にお出しするお齋用食材の調達に出かけました。
今年も参拝くださるお方に、120食のお精進弁当を準備いたします。