
7:40 浄照寺報恩講法要明日のお齋準備に、庫裏の厨房に集合。
12:00 下準備を調え、午後の法要までの間に、緩和病棟のお花の活け替えに。
急いで帰宅後、報恩講法要の参拝に。
13:00 御伝鈔拝読
14:00 法要 勤行 念仏正信偈
法話 龍谷大学教授 葛野 洋明 師
御讃題 生死輪転の家に還来ることは、決するに疑情をもって所止とす
速やかに寂静無為の楽に入ることは、必ず信心をもって能入とす、
といえり
19:00 夜座 勤行 初夜礼讃偈
法話 龍谷大学教授 葛野 洋明 師
御讃題 大願清浄の報土には、品位階次を云わず、一念須臾の傾に
速やかに疾く無上正真道を超証す、かるがゆえに「横超」と曰うなり
21:20 法要終了 称名 合掌
21:30 明日のお齋準備のため、厨房は大忙し。
22:30 煮物の終え、明日の準備確認をして解散。
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5月4日(金)

6:30 お齋準備のため浄照寺へ。
伏見城の城門を領主が拝領して、これを下付された … 山門、本瓦葺き、高麗門。
太鼓楼(了賢会館)、本瓦葺二層。
元来、長屋門と太鼓楼(番屋)は別棟であったが、明治頃に長屋門に移築。
浄照寺本堂 慶安四年(1651年)第二代目領主平野長勝により創建。
350有余年の間、淨照寺の歴史を静かに見守ってきた「銀杏の木」
雌花が昨夜風で随分多く落花しています。
9:00 お齋準備も最終段階 … お楽しみの試食も準備が調えられました。
おこげの部分のご飯にはお齋に使った梅干しの種を混ぜ、取り除いておにぎりに。
余った煮物、天ぷらは小さく切り、皆さんに行き渡るように準備しました。
お味 … プロのちょっと手前まで、何しろベテラン主婦が勢ぞろいですもの。
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11:00 おてライブ 1 報恩講雅楽公演
舞楽 雅楽公演 胡飲酒 ・ 蘭陵王 他
葛城楽所 雅遊会の皆様方
雅楽の楽器の音や説明を分りやすく、ユーモアにお話しくださっています。
雅楽 笙 龍笛 篳篥(ひちりき)
今回は舞楽欄陵王の装束が準備されています もしや???
もしやがもしやでした …
蘭陵王の装束の着付けを見せていただける、貴重な学びです。
指貫(さしぬき) 奴袴(ぬばかま) 、唐織のように模様糸が盛り上がった重厚な総刺繍。
履物は、白い絲鞋(しかい)と呼ばれる。

紋紗 袍(ほう) 長い裾
袍のかりあげ 総刺繍の 裲襠(りょうとう) 装着 … 重そうです。
金当帯 桴(バチ) の装着
霧箱におさめられた金箔押し動眼木彫り蘭陵王面。
面の説明の後、装着してみたい方を・・・・と。
若い男性が面を着ける体験。
若い女性2人も面の装着体験。
衣装着付けには1時間はかかるとのことでした。
知りたかったことや、不思議に思っていたことが、少し、あなるほど!!
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いよいよ舞楽欄陵王公演が始まります。
蘭陵王は顔かたちが美しかったので、戦場での味方の志気が上がらなかった。
そこで戦場に向かう時はいつも勇猛な面をつけて兵を指揮し、勝利を収めた。
周の大軍が攻め入る金庸城に深く入ってこれを破った。
これを讃えた将兵達が蘭陵王入陣曲を作って歌い、敵をうち破るさまを舞としたもの。
北斉の蘭陵武王・高長恭の逸話にちなんだ曲目で、眉目秀麗な名将であった蘭陵王が
優しげな美貌を獰猛な仮面に隠して戦に挑み見事大勝したため、兵たちが喜んでその
勇士を歌に歌ったのが曲の由来とされている。
武人の舞らしい勇壮さの中に、絶世の美貌で知られた蘭陵王を偲ばせる優雅さを併せ持つ。
この舞はおめでたい席で披露されるものとなりました。
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12:00 おてランチ(お斎) 少し気温が低かったので急遽、温かいお吸い物を準備しました。
120食は余らず午後から参拝のお方には、いきわたりませんでした。
献立 ご飯 、会員が漬けてくささった種取り梅干。
煮物 高野豆腐 ・椎茸 ・花人参 ・ 蕗 ・ キヌサヤ ・椎茸 ・子芋
天ぷら シシトウ ・ 南瓜 ・ 会員手作り紅生姜 ・ 蓮根 ・ 薩摩芋
煮豆 白花豆 ・ お多福豆
酢の物 人参 ・大根 ・ 胡瓜
デザート 缶詰め 蜜柑 パイナップル ・ チェリー
12:45 おてライブ 2
榊原 明子さん ピアノ演奏
御伝鈔 拝読
14:00 御満座法要
勤行 正信偈
法話 龍谷大学 教授 葛野 洋明 師
16:30 法要終了 称名 合掌
お下がりの金平糖
春の法要が終わったと思っているうちに報恩講法要。
今年も無事終わりました。
後片付けを終えて 17:00過ぎ帰宅、少々疲れて夕食は手抜きになりました。
お齋の記録帳に覚え書きして長い一日を終えました。