古美術からみる 東大寺の美 ~二月堂焼経と日の丸盆を中心に~ 東大寺本坊

     古美術からみる 東大寺の美 ~二月堂焼経と日の丸盆を中心に~ 東大寺本坊 

     開催期間が残り2日になり、少しの時間を作って出かけました。


               木立の向こうに奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~ 春日山


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                        緑が眩しい奈良公園


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            この時期、東大寺大仏殿への散策道  … 90%??が海外からの観光客。


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                     国宝南大門付近は、人人人 ・・・(外国からの観光客)



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                 鎌倉時代、東大寺を復興した重源上人が再建したもの。



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                          国宝 南大門

             金剛力士像 阿形像、吽形像が向かい合う形で安置されている。


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                      南大門を過ぎると直ぐ右手が東大寺本坊への通路。



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                     通路に案内されているポスター。


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                          通路から東大寺本坊 会場入り口

              本坊は以前は大仏殿の東南に位置するので東南院と称せられていました。

              普段は公開されていません。



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                             庫裏と玄関


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                    煙抜きの屋根があるので庫裏だったのでしょうか。


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                会場玄関  … 拝観料 1,000円を支払って会場へ


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          今回拝見する 特別陳列 小泉淳作画伯 東大寺本坊 「蓮池」 の襖画
             
        東大寺二月堂で厳修される修二会(お水取)の行法の際、練行衆(篭りの僧侶)が

        食堂で飯椀・汁椀・菜椀・木皿などの食器類をのせるために使用する盆。

                                               案内板のポスターより(写真)
             

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     丸盆(重文)は、鎌倉時代の1298年に作られたとの銘があり、幕末まで使われたとされる。

     直径40センチほどのケヤキの盆に漆が塗られており、長年の使用で上層の朱漆がはげて

     下層の黒漆が抽象画のような模様になっている。二十数枚しかなく、

     寺に残る10枚のうち9枚を展示している。




                 会場内は撮影禁止 … お庭などは自由に撮影くださいとのこと。


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                    正面借景が若草山です …  何と贅沢な眺めなんでしょう。



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                            長く続く濡れ縁  


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                          南側にも濡れ縁が続いています。



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                    国宝  「東大寺本坊経庫」


    奈良時代の校倉倉庫 桁行三間、梁間二間、校倉、寄棟造、本瓦葺。

    食堂跡の北方、上司と呼ばれる場所にあった油倉を正徳4年(1714年)、東南院に移築したもの。

    東大寺の校倉は三棟現存しているがその中で規模が大きく且つ古い材料もよく保存されている。

    丸垂木である点など古式で奈良時代東大寺の校倉建築を代表するに足る遺構である。




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             本坊経庫への通路に組まれている竹 …  奉納と記されています。

             多分お水取りの松明につかわれていた竹を使われているようです。



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                              本坊経庫の通路から蓮池                  


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                       歳月を感じる濡れ縁にとまる シオカラトンボ。


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                          濡れ縁から蓮池



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                          蓮池には温帯スイレンが。


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                          お庭の向こうに持仏堂


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                   お庭から眺める 聖武天皇を祭祀している天皇殿。

       遥か昔、大和未生流の花のお稽古をしていた頃、、家元さんのお伴でこの場所で行われる

       献花式に何度か、和服で参列させていただいたことを懐かしく思い出させてくれました。




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                            濡れ縁 … 蔀戸



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                     杉板に施された装飾 … 優雅な蔀戸の美



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                        第2会場 襖絵は桜 と  「二月堂焼経」
 

   東大寺二月堂が修二会(お水取り)の期間中に焼失した折りに、焼け跡の灰の中から発見された

   『華厳経』(六十巻本)。

   紺紙に銀泥で界線を施し、銀泥で経文を書写している。

   料紙に焼損があることから「二月堂焼経」と呼ばれて世に名高い。

   「二月堂焼経」は、修二会の内の実忠忌(旧暦2月5日)に用いられたものと考えられており、

   現存する奈良時代唯一の紺紙銀字経である。 




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     桜・蓮の襖絵の余韻を残しながら拝観時間1時間足らず、本坊を後に土塀の続く戒壇堂への道から

     奈良県庁への道を下って駅に向かいました。

     どの通路をもすれ違う方々 … 外国からのお客さまのようでした。



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