

お煤払い行事参加で3回目、浄照寺からの行事は今回が初めてになります。
10時過ぎの急行で参加者16名が京都へ 12:00前本願寺へ。
本願寺重文御影堂門から正面 重文目隠塀(めかくしべい)
切妻造、本瓦葺、真壁造の塀です。
国宝 御影堂前の 天然記念物 大銀杏
根っこを天に広げたような形から「逆さ銀杏」とも呼ばれる樹齢約400年の大銀杏。
葉を落して樹姿を見ることができます。
本願寺に火災があった時、この銀杏から水が噴き出して消し止めたという伝説から、
「水吹き銀杏」とも呼ばれています。
国宝 阿弥陀堂 修復工事のため、立ち入り禁止。
右下 重文 手水舎
重文 経蔵
経蔵に「大蔵経(一切経)」が納められています。
経蔵の北側に位置する集合場所 安穏殿へ
安穏殿で昼食の後、13:00 オリエンテーション 開会式。
今回の参加者全国から338名。
14:00 国宝 鸛の間でお抹茶接待を受けるため移動。
渡り廊下には明日の御煤払いの準備が行われています。
大団扇 ・ 座敷箒 ・ はたき等々
御影堂参拝
阿弥陀堂修復工事のため、御本尊は御影堂内陣中央にご移動(御遷仏)され、
親鸞聖人の御真影は御影堂内陣北脇壇へご移動(御動座)されました。
龍虎殿から国宝書院へ移動 … 一般には入れない場所なので、奉仕団のたすきが
自由に出入り出来るしるしです。
国宝 鸛の間でお抹茶接待を受けます。
お菓子は「松風」
お茶椀は天目茶碗 銘 「飛雲」
お接待の後、書院を拝観。
書院廊下から重文南の能舞台、現存する日本最大の能舞台。
正面 (浪の間玄関)玄関・浪之間・虎之間・太鼓之間
お接待の後、人のいなくなった鸛の間を、お掃除くださっています。
国宝 対面所(鸛の間) 203畳敷きの大広間。
上下段の境の欄間に雲中飛鴻の彫刻があるので鴻の間と呼ばれています。
障壁画は狩野派の渡辺了慶筆。
国宝 雁の間、菊の間、雀の間、白書院 を拝観して
国宝 北の能舞台 日本最古の能舞台とされています。

書院の東狭屋の間(ひがしさやのま)天井には、様々な形の書物が散らされています。
ねずみが散らかしたそうです。
真ん中辺りに、1匹の猫が描かれた巻物があります。
大事な書物をねずみにかじられないように睨みをきかせるこの猫は、
どこから見ても目が合うことから、「八方睨みの猫」と呼ばれているそうです。
離れても目が合いましたよ。

書院の東狭屋の間(ひがしさやのま) ・特別名勝 虎渓の庭
中国廬山のふもと虎渓を模して造られた江戸初期の枯山水庭園。
御影堂の屋根を廬山に見せた借景の技法を取り入れています。
左ソテツ部分 亀嶋 右 ソテツ部分 鶴島と呼ばれています。
15:25 ご面接
御門主と御影堂向拝で記念撮影
蔀度(しとみど) 御影堂再建当初の寛永13年(1636)年頃に製作され、檜材で作られています。
全体を黒漆塗仕上げとし、内部の組子間より見える羽目板部分のみ胡粉塗りを施しています。
両面蔀戸羽目板部分は黒漆塗仕上げ。
16:00 控室安穏殿へ戻って ご法話 聴聞。
16:40 明日の日程説明の後、宿舎聞法会館へ移動。
17:40 ロビー集合
タクシーにて夕食場所 東山下馬町
(ル・ピックアシエット) にてフレンチのディナー
シャンパンで乾杯
ゆっくり美味しいディナーご馳走さまでした。
4:00の目覚ましをセットして明日の本番にそなえました。
特別に何もしていないですが、疲れました… 何もしないから余計疲れてたのかも。
22:00過ぎ 朝が早いのでおやすみなさい。