
道すがらの シデコブシ(幣辛夷・四手拳) が満開になりました。
ハクモクレンの花弁が茶色くなり、散り始めています。
ハクモクレン、シモクレンより本の少し遅れて咲き始めました。
花びらが注連縄などに使われるシデ(四手 ・ 紙垂)に似ることから
シデコブシと名付けられ、コブシよりも花びらが細長くて数が多いのが特徴。
通常は花びらが12~18枚ほど。
英名「スターマグノリア」 星形の花が咲くモクレンの仲間という意味合い。
昨年は数輪の花を付けただけだったのですが、今年は多くの花を付けています。
「生きている化石」とも言われる貴重な植物である … 記されています。

自生個体群は環境省のレッドリスト(2007)では、準絶滅危惧(NT)に登録されているとのこと。
このシデコブシ(幣辛夷・四手拳) … 園芸品種でしょうね。
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3月の古文書講座。
読める文字はほんのわずか … 昔の人は偉かった!!
どうしてこの字がこう読めるのか不思議???
「候」なんて、傍線の記号のよう … 書く人によって違うんだの!!
ことばのつながりから多分このように読むのだろう …
2時間かけて大きな文字の1pを教わるのに四苦八苦しています。
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3月22日 (金)

午後から緩和病棟お花の生け替え、リビングでのティーサービスへ。
メンバーのHさん、庭のお花と、畑で収穫した八朔、金柑を持参くださった。
先ず、そのまま皮をいただきました … とても甘みの強い金柑です。
いただいた金柑をマーマーレードジャムに仕上げてみました。
金柑を水洗いして、蔕を取り除きます。
ひたひたの水で茹でこぼします。
水にさらした後、種を取り出しました。
随分立派な種でしたよ … このまま植えても芽が出そうな種です。
10%のお砂糖を入れて煮ます。
水分を残してレモン汁を加えて火を止めました。
とてもさっぱりした金柑マーマレードジャムに仕上がりました。
美味しいと思いました。
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庭の片隅に小さな春の花が咲き始めました。
花より大きな葉は、蕗に似たハート形をしており、葉縁は緩やかに波打っています。
シラユキゲシ(白雪芥子) ケシ科 エオメコン属
別名 スノーポピー
お花は、夏椿に似た感じの花です。
耐寒性多年草で、山地の湿ったところに自生しています。
法友が数年前に株分けしてくださったのです。
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タンチョウソウ(丹頂草)イワヤツデ(岩八手) ユキノシタ科 タンチョウソウ属
日陰の岩盤や岩だななどに自生する多年草。
ヤツデに似た掌状の葉の山草で、根茎から葉と花茎を出します。
花茎の先端には白い花が集散状に咲きます。
今年のタンチョウソウ 随分花付が悪いです … 何がいけなかったのでしょう。
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いつの間にかこんな丈が伸びてしまいました。
左 ハボタン(葉牡丹) 右 ファルダノエル( ふりふり葉牡丹) アブラナ科 アブラナ属
花が咲き終わった時点で、下の方で切り取って初夏には、
切り口から沢山の芽が出てオドリハボタンに育ててみましょう。