自然界はお盆もお彼岸も関係ないですね …
お盆の精進の考え方も私の子どものころから考えると随分変化しています。
せめてお盆の期間だけでも無益な殺生をしなく済むようにと…
こどもの頃祖母や母から教わったお盆の精進料理。
宗派によって随分違っていますが。
今想うととてもお盆3ヶ日の献立が懐かしく感じます。
15日の夕食は毎年精進上げと称して、滅多にいただけないすき焼きがいただけました。
裏庭の広場に筵を広げて、すき焼きの準備が始まり、
辺りが暗くなるまでその場所で過ごすことが例年の決まりでした。
近頃当時のことをとても懐かしく思い出してしまいます … 老いた証拠ですね。
自然界は、お盆もお彼岸全く関係なく、殺生は生きるためのいとなみです。

玄関を出てユラユラと飛ぶトンボに見えたのですが、大きな蜂を銜えています。
調べてみると シオヤアブ というアブの仲間だそうです。
シオヤアブ(塩谷虻)名前の由来は、オスの腹端部の白っぽい箇所が、
塩のように見えるかららしい・・・

シオヤアブは、体長2~3cmの大型のアブです。
獰猛で、スズメバチなど自分と同じぐらいか、それより大きなものを襲うこともあるそうです。
幼虫は朽ち木や土の中で暮らしているといわれています。
人間を刺す可能性は低いそうです。

こんな感じで、シオヤアブにはスズメバチにも襲うことがあるなど、驚きました。
シオヤアブは昆虫界きっての優秀なハンターとして知られるそうです。
様々な昆虫を捕まえては、体液を吸う事で生活しています。

獲物を銜えてスイスイ移動する姿にまた驚きました。

昆虫の中でもシオヤアブは、最強の部類のアブとか。
アブは、花の蜜などを吸っているイメージがあったのですが、
シオヤアブは肉食で、主に昆虫などを食べて暮らしているそうです。
知って驚きました。
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お盆の時期に重宝する ダンゴギク2種類が咲き始めました。
ダンゴギク キク科 ヘレニウム属

花弁が黄色で、花芯がダンゴギクの別名のとおり盛り上がります。
花期が長く花つきもよいので夏の仏花に最適です。

花芯の色の違いと、盛り上がり方の違う2種類です。

庭の隅、刈り取って刈り取っても繁殖するハツユキカズラ、ピンクの茎先がとても可愛いです。
ハツユキカヅラ(初雪葛) キョウチクトウ科 テイカカズラ属

テイカカズラの園芸品種で、葉は小さく、新葉にピンク色と白の不定形の斑が入ります。

新葉に入る白とピンクの鮮やかな斑 … 斑は色が変化していきます。
新芽の淡いピンク色から徐々に白が強くなり、緑の斑が入っていき、
最終的には緑一色になります。
葉色は鮮やかで、遠くからは花が咲いているように見えます。
ハツユキカズラの名前は、斑が初雪が積もったように見えることに由来するそうです。
秋から冬には葉は赤く色付き紅葉し、再度楽しめます。
高砂の扇綴化(タカサゴノオキナセッカ)の花 ベンケイソウ科 エケベリア属
この庭に来て10年以上 … あちらこちらにもらわれて行き
… その子供が毎年花を咲かせてくれます。
… その子供が毎年花を咲かせてくれます。

長く伸びたルリヤナギ、台風で倒れたら困ると支柱で補ったのですが、
殆んど風の影響を受けることなく終わりました。

もう少しの期間、紫の花が揺れてくれることでしょう。

ルリヤナギ(瑠璃柳) 別名 リュウキュウヤナギ(琉球柳) ナス科 ソラナム属
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8月16日(金) 

台風10号今現在、大きな被害報告映像を見ることもなくほっとしています。
大雨警報が出ていたわりには、私の住む地域のみ、降るのを避けてくれたようですね。
メダカの火鉢、睡蓮鉢の水もまだまだ余裕です。
庭の水やり1日しなくていい程度です。
でもお湿りは有り難いことです。
朝から雨上りの風は普段より爽やかでした。
金曜日です・・・午後から緩和病棟へ ティーサービスもあります。