近くの用水路の径沿い、初夏の川面に揺れて咲いていた
ケハギ(毛萩)が再度、花を咲かせてくれました。
ケハギ(毛萩) マメ科 ハギ属
別名、サミダレハギ(五月雨萩)とも呼ばれ、梅雨入り頃から咲き始まます。
今年の初夏は天候が不順で、花は色艶が無く水に揺られることはありませんでした。
人通りの少ないこの径は、萩とススキの見頃には癒しの場所になります。
近秋の用水路は豊かな流れで、萩やススキが川面の流れに揺れています。
ミヤギノハギ の変種で、茎や花序に細かい毛が生えています。
もしかしてケハギの名前の由来かも?
花は、枝先の葉腋から長い柄の総状花序を出し、紅紫色の蝶形となります。
野生のハギの中で最も花が大きいといわれ、葉はマルバハギ のように丸い形をしています。
樹勢が強く適応力もあり、やせた乾燥地でも耐え育ちます。
緩和病棟のテラスガーデンにも移植、花の少ない時期に癒しを添えてくれます。
別名 ダルマハギ(達磨萩)とも呼ばれ、葉が丸いのも特徴です。
秋の七草の筆頭にあげられ、万葉の花としても古くから親しまれているハギ(萩)。

シロハギ(白萩)は、白の清楚な花をたくさん咲かせます。
しなやかに枝垂れる樹形はしばらく楽しめます。
シロハギ マメ科 ハギ属 別名、シロバナハギ(白花萩) ミヤギノハギ(宮城野萩)
ニシキハギ(錦萩)の白花の栽培品種ともいわれています。
水辺で繁殖の勢いが強いので、年々径を狭く感じるようになりました。
水の流れに揺れる萩は何故だか見厭きない風情です。
径がますます細くなりました。
萩の開花が終わり初冬には根元から刈り取られると、元の径になります。
用水路の水に枝を垂らして浸かりながら揺れているシロハギ
萩は「生(は)え芽(き)」だとする説があるそうです。
毎年、春に必ず芽が生えてくることからきているとのことです。
かつては春に萩野原を焼き払うならわしがあり「萩の焼け原」を詠んだ和歌も。
春焼きし其日いつとも知らねども嵯峨野の小萩花さきにけり 宗尊 親王