ヒメボタル(姫蛍)* ルリヤナギ(瑠璃柳)


6月1日(月)


新型コロナウイルス感染症のことばを耳にするようになって4ヶ月。

あなたと、あなたの大切な家族・友人、そして社会を守るため、家ですごそう。

ステイホーム。

3密を避けよう。

そんな思いでひたすら息を潜めるように ・・・ いつの間にか季節は初夏に。





福栄寺住職さまより有縁の皆さまにヒメボタル(姫蛍)の写真を送付くださいました。



今年初めての蛍、奈良県五條市内で珍しいヒメ蛍にお目に掛かりました。
金色の光がチカチカチカと耀いて生まれて初めてヒメ蛍にお目に掛かりました。
噂通りの光りかたで1秒間に2回ぐらい点滅をしてくれ
地上の低いところをゆっくり飛んでくれました。
結構の数がいました。
1匹の光は余り強くなくゲンジボタルに比べると格段の光量少なしでした。
それでもこれだけ写ってくれました。 
一度必見の価値有ります。
撮影データは感度ISO400 F1.2 シャッター開放10秒~15秒ぐらいです。
何度も挑戦してもっとらしいのを撮りたいです。




_ND67297 1000ヒメ蛍-4.jpg



_ND67302 1200ヒメ蛍-3.jpg


ゲンジボタルやヘイケボタルの幼虫は、水の中にすんでいて、

人の目に触れることはほとんどありません。

都市河川では 水質汚濁が進み、餌となるカワニナなどの巻き貝の仲 間は

すめなくなってしまいました。



_ND67311 1200ヒメ蛍-2.jpg



ヒメボタルは、陸上で一生を送るため に水質汚濁の影響を受けずにすみます。

雑草のはえた河川敷や竹やぶなどの意外に身近なところに、ヒメホタル は生息するのだそうです。



_ND67322 1000ヒメ蛍-1.jpg


雑草の生えた河川敷や竹藪、家の近くのあちらこちらで・・・

叶うのであれば、ヒメボタルに出遇ってみたいです・・・



■□━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………  



ルリヤナギ(瑠璃柳)が咲きはじめました。


2020_06016月1日10048.JPG

昨秋切り戻しても、花丈2mを超えています。

枝先には多くの瑠璃玉のような蕾を蓄えて、下向きに揺れています。


6月1日 2020-06-01 003.JPG


ルリヤナギ(瑠璃柳)


2020_06016月1日10002.JPG

ナス科 ・・・ 茄子の花にとても良く似ています。 


2020_06016月1日10010.JPG

別名:リュウキュウヤナギ(琉球柳)、スズカケヤナギ(鈴懸け柳)、ハナヤナギ(花柳)

2020_06016月1日10015.JPG

法友から株分けのいただきものです。


2020_06016月1日10006.JPG

瑠璃色の花と細長い葉がヤナギ(柳)の似ていることから名づけられました。


2020_06016月1日10045.JPG

ブルーグレイの葉っぱは、パウダーに覆われたように粉化粧をしています。



オモト(万年青) ユリ科 オモト属の花が咲き始めました。

今年は特に酷い花姿に。

「縁起草」「辛抱草」の別名。

2020_06016月1日10023.JPG

紅い実が付くのですが、1本の花に実は3~4個付けば上々。


2020_06016月1日10030.JPG


紅い実になるまで虫さんが先に食べてしまいます。

お正月の活け花に毎年期待のみです。





庭の片隅、グリーンの蕾だったアナベルが白く色付き始めました。


2020_06016月1日10036.JPG
もう少しで真っ白に咲き誇ります。

2020_06016月1日10037.JPG


紫陽花アナベルは、庭に咲くどんな紫陽花の種類よりも長く長く咲いてくれます。




ヒメボタルの映像は、カサカサと湿りのない日常に朝露を湿らせていただいた気分です。

本物のヒメボタルに出遇えることを想像しながら・・・

新型コロナウイルス感染症緊急事態解除された今、

一度はヒメボタルの見られそうな夜の河川敷を、歩いて見たくなりました。



この記事へのトラックバック