西大寺の蓮の花 * 菩提樹の果実



蓮の花が咲き誇る時期に、西大寺・喜光寺・唐招提寺・薬師寺の四ヶ寺で開催されている、

「奈良・西ノ京ロータスロード〜蓮と歴史を楽しむ旅〜」は、

新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を踏まえ、今年の開催は中止されました。



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西大寺  真言律宗総本山

蓮の花の開花状況にを知って、束の間の雨上がりに拝観。


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100鉢の蓮が本堂前の東塔跡の周囲に荘厳し、感慨一入。


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東塔跡

発掘調査で塔跡周辺に八角に掘込地業が施されていることが判明し、

八角塔の伝承が現在、周囲に八角の葺石で囲っている。

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愛染堂前の興正菩薩お手植えと伝える菩提樹。


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菩提樹の果実

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ボダイジュ(菩提樹) アオイ科(シナノキ科) シナノキ属

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以前、法友がインドの仏跡を訪ねる旅のお土産にいただいた

インドボダイジュ(印度菩提樹)の木の葉 ・・・葉先が長いですね。


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葉から脈 だけを取り出し脈がきれいに浮き上がっています。

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西大寺鐘楼 摂津の多田院から移建されたもの


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東塔跡の周りを囲むように置かれた蓮鉢


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本堂と蓮鉢

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西大寺は、真言律宗総本山の寺院。
奈良時代に孝謙上皇の発願により、僧・常騰を開山(初代住職)として建立された。
南都七大寺の1つとして奈良時代には壮大な伽藍を誇ったが、平安時代に一時衰退し、
鎌倉時代に叡尊によって復興された。


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東塔跡反対側から本堂正面


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多くの種類の蓮鉢が置かれています。


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多分、昨日が満開だったのかも!


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明日満開を迎えそうな白連華


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蓮の実 雨粒が光っています。


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蓮は1日目でやっと蕾がちょっと開く程度、

2日目から少しずつ開いて3日目で満開、4日目で散り始めるそうです。


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蕾の花姿お気に入りです。


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東塔跡側面の蓮鉢


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明日満開になりそうな蕾の膨らみ

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3日目の満開の蓮かなあ・・・


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満開を過ぎた蓮花

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蓮の実

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美しい花姿

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白蓮華の花数も多く育てられています。


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鐘楼が側から東塔跡


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満開と明日満開の蓮華


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もう一度東塔跡を一周り。

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ほっこりした余韻を残しながら・・・

8月上旬まで見頃だそうです。

小雨の中お会いする方は少なく、蓮を愛でるには風情があります。

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