梅雨最中、束の間の朝の止み間に、藤原宮跡の蓮華を見に。
コミュニティバスで、橿原市藤原京資料室前で下車したのは2組3人。
特別史跡 藤原宮跡 案内版
藤原京は、今から約1300年前に中国の都城を参考して造営された
日本で初めての本格的な都です。藤原京の大きさは、南北約4.8km、東西約5.2kmと非常に広く、京域のほぼ中央には、政治の中枢機関であり、天皇が住んでいた藤原宮がおかれました。宮殿が京の中心に在るのは他の都城と異なる藤原京の特徴です。
砂利道は本のわずかの宮跡は芝生?でもない草原になっています。
降り続いている長雨の影響で草原はじゅぶじゅぶ・・・・・
降り続いている長雨の影響で草原はじゅぶじゅぶ・・・・・
藤原宮跡 文化庁
空は今にも雨が落ちてきそうな雰囲気。
手前に香久山がはっきり見えます。
藤原宮跡大極殿院閤門跡
大極殿院と朝堂院を区切る門。
正面約30m側面やく25m有ったと推定されている巨大な建物。
赤い列柱はこの大極殿院閤門跡を視覚的に示すため設置されている。
大極殿院と朝堂院を区切る門。
正面約30m側面やく25m有ったと推定されている巨大な建物。
赤い列柱はこの大極殿院閤門跡を視覚的に示すため設置されている。
藤原宮跡蓮華池へ。
藤原旧跡の蓮池は、3,000平方メートル。
この蓮池に唐招提寺蓮・大賀蓮など、11種類を植栽しているそうです。
早朝に開花し、昼頃には花は閉じます。
蓮華の種類11種は
唐招提寺蓮 * 法華寺蓮 * 中国古代蓮 * 碧台蓮 * 大賀蓮
皇居和蓮 * 小舞妃蓮 * 即非蓮 *中型蓮 * 粉松球蓮
随分前に訪れた時は、各々11種類の花の名札がつけてあったのですが、
今は探したのですが、残っている様子は無かったです。
白蓮華に目がとまります。
南西に畝傍山をはっきりと望むことができます。
阿闍梨さまが頭にいただいたおおられるかぶり物。
蓮華笠と呼ばれる開く前の蓮の葉をかたどった桧笠・・・
一人前ではないという事で蓮華笠と呼ばれる開く前の蓮の葉をかたどった桧笠・・・
修行の身に重ねてこの形を模したものを身に着けておられるそうです。
朝の蓮畑は清々しい花姿と葉の鮮やかな色。
遠くに二上山
藤原宮跡大極殿院閤門跡の赤い柱
美しい花姿を堪能
蓮の開花小さな虫さん
開花す寸前の蓮華 ・・・美しい花姿
満開が過ぎ、花弁が落下、花托が大きくなり、その中に実をつけます。
蓮の葉に残り雨粒
帰りのバスの時刻を気にかかりながら・・・美しいです。
蓮の花を見るのはやはり朝が好いですね。