ウインターベル * トウカエデ(唐楓) * モミジバフー(紅葉葉風)


大寒の最中、公園通りから外れた外壁にひっそり咲く

クレマチス・アンスンエンシス 別名「ウィンターベル」 

キンポウゲ科 クレマチス属


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中国南西部標高2000mほどの場所を故郷とする

常緑性の冬咲きクレマチスだそうです。


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蔓を2~3m伸ばし、2~3cmほどの花をベルのようにぶら下がって数輪咲かせています。


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花びらは4枚で肉厚、花色は白、もしくは緑色がかった白色で。

一度にたくさんのつぼみを付けています。


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下向きに咲く花姿、蕾も実のようで可愛いです。


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釣鐘状の形をしているところから、”ウィンターベル” とも呼ばれています。

花の少ないこの時期、貴重な存在です。



      


上池付近の葉を落としたラクヨウショウ(落羽松)・ ヌマスギ(沼杉)


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落葉したクヌギ(椚)林


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見過ごしてしまいそうに、そっと咲く冬咲きの残り桜もまた桜。


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コブクザクラ(子福桜)の 咲き終わり。


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 寒さで散ることなく花弁は寒さで散ることもなく枯れます。 

春咲きの開花そなえて蕾も蓄えてましたよ。


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花見茶屋付近 八重咲ギョリュウバイ (魚柳梅、御柳梅)  

フトモモ科 レプトスペルマム(ネズモドキ)属


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葉が針葉樹のようで樹木の(御柳)、花が梅に似ているから。


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マホニアコンフーサ メギ科 ヒイラギナンテンの一種。



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ナンテン(南天)同様、縁起木として用いられる。


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侘助の八重咲一種


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一瞬枯れ木に花が???と思って近づいて立ち止まると・・・


トウカエデ(唐楓) ムクロジ科の落葉高木です。


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枯れ木に花???と思ったのは、翼果

カエデ科特有のプロペラ型の実を驚くほどたくさん房状につける。


一つ一つは、八の字状に開いた2枚の翼果。

今の時期、銀白色に結実した翼が風に乗り、くるくる回りながら落下しています。

地面は一面霜が降りたよう。



トウカエデと並んで  モミジバフウ(紅葉葉楓) 別名 アメリカフウ  マンサク科

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ウニのようにトゲトゲした球形の果実をたくさん垂れ下げている。

葉はモミジの葉に似て、美しく紅葉する。

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地面一面に落下した果実を拾ってみました。

リースやクラフトの材料に利用されます。


    


春を待つ芽吹き ・・・ベニバナトチノキ


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自然の樹木や花から癒しをいただいた大寒の公園セラピー。
  

いただいた癒しは「五感」を働かせるといいます。

樹々の息吹や風の香りなどで、季節の経過と到来を感じることができます。

まもなく立春です。

待ち遠しい季節の到来です。


       



コロナ禍での月1回のお寺のサロン

今年も画家の寺田知世さんから手作りケーキが差し入れられました。


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流石、画家・・・入れ物やケーキの種類にまで素敵な挿絵。


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参加者全員で温かいコーヒーと美味しくいただきました。

ご馳走様です。



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