城南宮 平安の庭 * 室町の庭 * 桃山の庭 * 城南離宮の庭


神苑源氏物語 花の庭 「春の山」拝観後、本殿脇の散策道を平安の庭へ。


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   杉の古木が祀られています。

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神楽殿


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神楽殿のガラスに写る平安の庭 入口。


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神楽殿 紅梅


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平安の庭


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平安時代の貴族の邸宅、寝殿造りの庭をモデルにした「平安の庭」。

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平安の庭から神楽殿


寝殿造りを模した神楽殿から木々の影を写す池に続きます。


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池には中ノ島があり、段落ちの滝から清流が注ぎ、2筋の遣水が流れています。

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日陰は苔むした庭と踏み石


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王朝の雅を偲ばせる「曲水の宴」が催される庭。

「曲水の宴」は毎年4月29日と11月3日の14:00から。

当日は9:00から16:00まで神苑が無料開放されるそうです。

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曲水庭園での「曲水の宴」は、平安時代の貴族が

杯が自分の目の前までに流れてくるまでに詩歌を作って詠み、

盃の酒を飲んで次へ流すという遊びを楽しむ庭。

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冬場の杉苔は寒風によって杉苔は赤っぽく変色してしまいます。

「苔の紅葉」とでも言いましょうか・・・

初夏になればまた鮮やかな緑が戻ってくるでしょう。

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通路を挟んで室町の庭の散策


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「室町の庭」室町時代の様式池泉回遊式庭園。

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池の中央には不老長寿を象徴する松が生える蓬莱島があり、

その対岸の3っの石(三尊石)は三体の仏を表し理想の世界を象徴しています。

池には錦鯉が泳ぎ、4月末の藤、5月のつつじ、秋の紅葉が美しい。 案内より

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「室町の庭」にある楽水軒

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楽水軒(お茶室)では巫女さんのお手前でお抹茶をいただくことができます。

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手水鉢と利休灯篭


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室町の庭から本殿

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室町の庭から桃山の庭へ


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室町の庭の南側に桃山の庭が築かれています。

「桃山の庭」は、広々とした芝生を海に見立て、

そこに一群のソテツの「島」を配し、前面に点在する岩島、

背後には波濤を表す大刈込みを添えた、モダンで豪快な意匠です。


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冬越しの菰で覆われた蘇鉄

初夏には鮮やかな緑、また違った姿を見ることができることでしょう。


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桃山の庭から眺めた室町の庭


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楽水軒と紅梅


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赤松の大木

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見事な枝ぶりちょっと立ち止まり。


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水石亭前から眺めた室町の庭

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桃山の庭に続く城南離宮の庭


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枯山水の庭園。

平らな石を敷いた苑路が鴨川を、敷き詰められた白い石が離宮の池を、

緑の草が陸地を、岩組みが殿舎を表しているそうです。


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この城南離宮で、上皇のもと貴族が花見の宴や和歌の会を催し、

また武士が流鏑馬で弓馬の技を競った時代が150年余り続いたそうです。

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最初に訪れてから半世紀の経過は今回が最初のような感覚。

コロナ禍2時間足らずの拝観は、貴い癒しの時間をいただきました。

しだれ梅に落ち椿・・・目を閉じても浮かんできます。

もし来年、再度訪れることができるなら・・・

そんなことを願いながら・・・細やかな遅いランチの場所へ。




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