奈良三名椿の一つ「糊こぼしの椿」 西洋椿ミリンダ *ニワウメ(庭梅)

3月21日(日)

東大寺二月堂修二会(お水取り)の堂内に、練行衆が作った「椿」の造花が飾られます。

原木椿は、東大寺・開山堂の庭に咲く、赤い花に白い斑点が入る

「糊こぼし」と呼ばれるものを模しています。

開山の良弁僧正を祀るため、別名「良弁椿」とも呼ばれ、

白亳寺の「五色椿」、伝香寺の「散り椿」とともに「奈良三銘椿」の一つに数えられています。



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そのノリコボシ(糊こぼし)の椿の挿し木を実家からいただいて1年。


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鉢植えの樹に12個の蕾を蓄えて開花しました。


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花は大輪の椿のようです。


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今年のノリコボシは白色が勝った花姿になりました。


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何だろう・・・・ よく見ると風散布型の種子 ・・・名前はわからないのですが、

綿毛の長いフウセントウワタの綿毛の種子に似ています。


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こちらの蕾にも沢山引っかかっています。


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今朝からしとしと雨が庭木を潤してくれました。


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雨に濡れてひかる葉っぱ


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恵の雨

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同じ庭の隅に地植えの 西洋椿ミリンダ も開花


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今年は特に開花が早いようです。

毎年お寺の「花まつり」の花御堂を飾るお花です。


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今年の「花まつり」「灌仏会」には咲き終わっているかもしれません。


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庭のあちらこちらに蔓延った小さな可愛いシラユキゲシ(白雪芥子)


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あちらこちらで沢山の蕾を蓄えています。


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シラユキゲシ(白雪芥子) 別名スノーポピー ケシ科 エオメコン属

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自然に生えたように、湿った庭の隅に小さく群生している。

 中国名で血水草

茎や花柄などを切ると紅黄色の汁が出る。

根茎が横に広がり繁殖力あります。

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裏の公園へ移植したニワウメ(庭梅)が一気に満開になりました。


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花を散らす恵みの雨になりました。

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満開のニワウメ(庭梅)

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恵みの雨と温かさで一気にヤツデに似た掌状の葉がニョキニョキ。

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一気に春の深まりを感じます。

春本番の暖かさで続々と桜の開花情報が届きます。

 こちらでは4月並みの暖かさになっています。

 京都や大阪は最も早い開花のようです。

 今年は全国的に桜シーズンの訪れが早く、


気象庁がソメイヨシノを観測している48地点のうちすでに23地点が開花。

 13地点は観測史上一番早い開花だそうです。

裏の児童公園の桜 ・・・3部咲になりました。


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