9月10日(金)

朝、連れ合いを見送った後、奈良国立博物館へ。
昼食を奈良県庁で済ませて、「特別展 奈良博三昧」
至高の仏教美術コレクション会場へ。
奈良国立博物館前、当別展「奈良博三昧」
特別展「奈良博三昧―至高の仏教美術コレクション」会期中いつでも、
展示しているすべての作品や解説パネル、展示室内の風景などを撮影することができます。
ご観覧の思い出としてお楽しみください。 ・・・そんな案内がされています。
2階から玄関前
館内撮影が自由なので皆さん、それぞれに・・・・
ブッタの造形
菩薩立像 石造 クシャーン朝
十一面観音立像 中国 唐
菩薩の微笑み ・・・ 美しい
出山釈迦如来立像 山を降りられる釈迦のお像、非常に珍しい。
重文 力士立像<
乾漆造(脱活) 彩色 截金 立像 像高59.0 彫刻
奈良または中国・唐時代 8世紀 /span>
乾漆造(脱活) 彩色 截金 立像 像高59.0 彫刻
奈良または中国・唐時代 8世紀 /span>
十一面観音菩薩立像
第一会場館内の様子
如来立像
館内の様子様子 飛鳥 白鳳天平の古代寺院
重要文化財 弥勒如来坐像(長崎県鉢形嶺経塚出土)
平安時代 延久3年(1071)
石の塊から彫り出した如来像。
内部に経巻を納めるため、像底に大きな孔が開く。
胸や背面に願主や仏師の名前を刻む。
蓮台には九品九生(極楽往生の九段階)を意味する円輪を刻む。
国宝 金光明最勝王経 巻第一(国分寺経) 奈良時代(8世紀)
この経を敬えば国が護られると説く経典。
天平13年(741)、聖武天皇は全国に国分寺を建立し、塔に金字最勝王経を安置するよう命じた。
本品は備後国分寺のものとされる。奈良時代写経を代表する名品。
密教の聖教とみほとけ
重要文化財 如意輪観音菩薩坐像 平安時代(9~10世紀)
如意宝珠や輪宝などを持つ、六臂の如意輪観音。
カヤ材の一木造で、重量感のある体つきをしている。
連なった眉に切れ長の目をしたエキゾチックな顔立ちで、外来の仏像の影響が感じられる。
密教の5つの智慧が明王の姿に変身した存在が「五大明王」。
獅子
水牛にまたがる大威徳明王
大般若経逗子
国宝 牛皮華鬘[ごひけまん] 平安時代(11世紀)
華鬘は堂内を飾る荘厳具で、柱や長押などに懸けられる。
これは牛皮製の華鬘で、極楽浄土に住む人面の鳥・迦陵頻伽や
空想上の花・宝相華の文様を透彫と彩色で表した華麗な品。東寺(京都)の伝来。
重要文化財 大般若経厨子 平安時代 12世紀
木製 黒漆塗 彩色 彩絵 金泥 截金 金銅金具
高165.0 径62.5 漆工
地獄極楽と浄土教の美術
阿弥陀如来坐像
地蔵菩薩坐像
龍樹菩薩坐像
国宝 薬師如来坐像 平安時代(9世紀)
明治時代初頭まで京都東山の若王子社に伝わった。
彫の深い顔立ちや、衣のひだの鋭い彫りに檀像の特色が顕著である。
膝が台座からはみ出す表現や、衣文の彫り方は京都・東寺講堂諸像とよく似ている。
春日神鹿舎利厨子(部分)鎌倉~南北朝時代(14世紀)
春日信仰と釈迦信仰が結びついた作品。
春日社の武甕槌命の本地(本当の姿) は釈迦如来とされる。
この作品では、武甕槌命は釈迦の遺骨である舎利で表され、神の乗り物である鹿の背にのっている。
重要文化財 春日鹿曼荼羅図
金銀泥で彩られた飛雲に 明るい体色の鹿が、多彩な障泥や胸懸・尻懸などと共に鞍を着け、
その上に立てた榊の枝には藤の蔓が絡まって花房を垂らす。
枝先の五箇所に垂を結え付けた上に、それぞれ仏菩薩の立像が浮かび上がる。
向かって右から、文殊、釈迦、薬師、地蔵、十一面観音とみられ、
順に春日社の若宮および本社第一殿から第四殿までの祭神の本地仏。
伽藍神立像
以前は「走り大黒」とも呼ばれていたようですが、
現在は「伽藍神」という、寺院を守る神様だということが判明しています。
南無佛太子立像 幼い時に東の方を向いて「南無佛」ととなえた。
多聞天 立像 重要文化財 増長天立像 重文
兜跋毘沙門天立像 平安時代 11世紀
木造 寄木造 白土地 彩色 彫眼 立像
重要文化財 愛染明王坐像
東大寺大仏殿正面の取替柱を用いて造られたと記されます。
それほど大きさのない像ですが、彫りも意匠もこまやか。
武蔵野 横山大観筆 [むさしの よこやまたいかんひつ]
秋草の花が咲き乱れる武蔵野の景観を描く。
横山大観の初期の代表作。
遠景の富士山は大観が描いた現存最古のもの。
奈良県吉野町金峯山寺の重要文化財 木造金剛力士立像2軀
この金剛力士像は、金峯山寺仁王門(国宝)に安置される像高5メートルに達する巨像で、
彫刻部門の指定品の中では東大寺南大門像に次いで2番目に大きい像です。
金剛力士像 阿像
金剛力士像 吽像
像内の銘文から南北朝時代の延元3年から南都大仏師康成によって造られたことがわかっています。同像は令和元年(2019)の夏に仁王門の修理のために搬出され、当館の文化財保存修理所へと移動し、現在保存修理が進められています。保存修理は年内に完了いたしますので、下記の通り、なら仏像館にて展示公開することとなりました。
ただただ大きさに圧倒されて・・・・
ジ^^^ッと眺め(勿体ないですが)ながら後ろから…横から
拝顔していると…不思議ですね…口を閉じたり開いたり
自然に阿吽像の形に・・・・
二時間足らずできたが、久々至福の時を過ごさせていただきました。
博物館を後にして、かき氷のぼり旗についつい ・・・
宇治金時ミルク 。。。フワフワのかき氷
ごちそうさまでした。